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まあの日記

興味のあることをつれづれなるままに・・・・。

2024/04    03« 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  »05
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雨・・・雨・・・・emoji


台風が迫っているからしょうがない。
今(PM3時過ぎ)はそうでもないけど、
さっきまではものすっごい雨の音がしてた。



まだ雨が降ってなかった朝に買い物もすませて、
ふっと
「ま☆が帰ってくるまでに映画一本みよう」と思い立った。

うちのデッキには録画した映画がたんまりあって、
そのうち旦那に「見ないなら消せ!」と
否応なしに消されてしまうぅぅemoji



前の前の前のお仕事の仲間の一人に
「この映画は、子どもがいない時に見ないとダメ」emoji
と言われていた


「さよなら渓谷」
を見ることにした。

他にも「子供がいない時に見ないとダメ」と言われている映画があるので
それもそのうち消化していこう。


ミシンをちょこっとかけたいので、
見ながらできるだろうと思ったけど、無理だった・・
結局2時間弱、ただただテレビと向き合うなんて、何か月ぶりだろ~emoji


で、感想は・・・

面白かった。emoji
でも、
おすすめはしないemoji


いや、面白いと思ったんだよ。
でもなんとなく、好き嫌いがは~~っきりしそうな映画だと思う。

例えば、前に見た
「渇き。」なんてのも好きな人は好きだけど、嫌いな人は嫌いな映画。
バイオレンスシーンとかぐちゃぐちゃに慣れている人には・・・っていうのが
「好きな人」の条件だと思うの。
とにかく、はちゃめちゃだからさ。

でも、この
「さよなら渓谷」が好きな人の『条件』が何か分からないemoji
「面白かった」と思えたのに、分からない。
だから、どんな人におすすめしていいか分からない。




まず、ストーリーは

ある田舎の町で、小さい子が遺体で見つかり、その母親が捕まった。
記者たちは逮捕されるまでその家の前で張り込みしていた中に、渡辺(大森南朋)がいた。
逮捕されてからはそこは静かになった。

やがて黙秘していた母親は、隣の尾崎家の旦那(大西信満)と不倫関係にあって、
彼も殺害の共犯者であると供述する。

渡辺は、警察に連れて行かれた尾崎俊介を調べ始める。
彼は大学時代、野球部の優秀なピッチャーであったにも関わらず退学していることが分かる。
自らもラグビーの日本代表(の補欠)を足のけがで辞めて、記者になったという経緯から
彼について調べ始める。

彼は過去に重大な犯罪をおかしていた。

さらにその被害者を調べると、被害者の女性は自傷行為を繰り返したうえ行方不明になっていることが分かり・・・・・



なんていうお話です。

こんな風に書くと、大森南朋主人公の、事件もの?!って思うけど、
全然そうではなく、
主人公はむしろ、尾崎俊介の妻、かなこ(真木ようこ)なのです。

そして、最初に出てきた「子どもが遺体となって見つかった事件」は
このストーリーの中の大きな要素ではあるけど、全然軸ではありません。


雑誌記者からみた、事件のお隣に住んでる夫婦の過去の話をほじくりだす話

ってのが1行で書くと的確なストーリーかもしれません(笑


ストーリーはショッキングな内容ではあるけど、
静かに淡々と進む映画なので、うとうと・・emojiってしてしまうこともあり。

ラストは・・・寝てたので、巻き戻しました(笑
  (いまどき、『巻き戻し』って言わないかww)


尾崎夫婦の間にあったものが・・・愛なのか何なのか・・・

それが最後に残された疑問。
でもやっぱ、かなり歪んだ「愛」だと思うわ。

かなこが途中で、俊介を〇〇〇したことも。
「仕打ち」であり「それでも愛して」っていう願いでもあり。


最後に〇〇〇したことも
「さぁ、あなたの人生をかけて私を愛して」
って言っているようでもあり・・・。




あ、やっぱり
「子どもと一緒に見ちゃだめ」な映画でした(笑
15Rだしね。

大人が見たら、そこまでエロくはないけど・・



ってことで、


あといくつかあるデッキの映画を今月中に消費しなくちゃ!




その前に、
ミシンかけしよ~。





















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朝一に友だちからLINEがきて、いろいろおしゃべり。

つか、
今日、ヒマだしあわない?
なんてことになり、

じゃ、映画の日だから映画見に行こう~

ってことで


『シンデレラ』
見てきました~emoji

この映画も



このアニメとおなじく、ウォルトディズニー製作の実写版です。



大まかなストーリーは皆さんご存知の通り、あのまま。

でもでも、
やっぱ、いい~emoji
子どもがみるより、大人女子が見るための映画に仕上がっています

アナ雪の続編が同時上映だったので子どもっぽいのかなぁ?って思ったけど
全然そんなことはなく、
むしろ、アナ雪と同時上映にしなくてもいいのに・・って思ったぐらい。


すぐにあの世界観に引き込まれました。
中世ヨーロッパの片田舎にある、古い御屋敷とそのお庭。
アヒルやネズミやそのほかいろんな動物が自由に住んでいる。
そこにいる、1人の少女と、優しいお母様。
なんて・・・
素敵な世界~emoji

どのシーンを切り取っても絵になるわぁ~emojiemoji


ご存じのとおり、その世界は一変し、
エラ(シンデレラの本名)の人生と世界はがらっと変わり崩れていくのですけどね。



おとぎ話のシンデレラは
舞踏会に行けず泣いて、魔法使いに魔法をかけてもらって、
初めで出会った王子と恋をして・・・
ですが、
この映画のシンデレラはそうではありません。
そこもなかなかいいわ~。


私、まぁまぁ読書をする方だと思うのですがemoji
でも私の一番好きな話は、小さいころから「シンデレラ」に変わりはありません
それは幼いころの憧れがずっとしみついているからでしょうね。
ただ、幼いころから

会ってすぐにちょっと踊ったぐらいで恋に落ちるのはま、あり得るとしても
そのまま2回目に会って結婚とか、無理すぎ~emoji
男前の王子が実は、ひどい性格やったらどうするん?emoji
王子も、シンデレラがべっぴんさんやったからって、すぐに結婚して
ひどい浪費癖があるかもしれんし、性格最悪女やったら、国が亡びるで~emoji

と思っておりました
ひねくれた子どもですね、はい(笑


この映画はその疑問もちゃんと払拭してくれました。
うん、これならいい!emoji


あと、小さいころから思っていた事。

一番悪いのは、お父さん!!

女を見る目ないわ~。あの後妻、あれをわざわざ選ぶ?
騙されたとしても、男としてどうなん??

今回もそれは変わらず。
おとうさ~ん、あれはないわ~~~。
あの女と、あの娘2人を家にひきいれて、愛娘をそこに放置はアカンやろ~~



でも、まぁ、
それらが最後のHAPPY ENDにつながるのだとしたら・・・
それもよきことなのかもしれませんね。

しっかし・・
虐げられているときはかわいそうだったよ~。
「ただ働くために生きている」なんて、心に刺さったよ。



あとは。。。
あ、ウエディングドレスめっちゃかわいい!!
あれは流行るんじゃない?emojiemoji




一緒にみた友だちは隣で号泣してました。
私は・・・

えっと・・・うんと・・・・。


シンデレラの声が、高畑充希ちゃんって人なんだけど
私にとって、彼女は
「ウレロ未解決少女」のADみつきちゃん役・・・なのねemoji
あれが強烈すぎて・・・

城田優さんの王子は、まさしく「王子さま~」でした。






映画見終わったあと、友だちとごはんたべて、
おしゃべりもいっぱいして、
帰りにはペットショップで癒されて・・・


たのしかった~~~emojiemoji

心のお洗濯~ってこんな感じ?




明日から憂鬱なGWだけど・・
なんとかポジティブにすごすぞぉ!!









やっとこさ読了しました!


『紙の月』角田光代


映画化された


これの原作です。


めっちゃ簡単に言うと、
普通の主婦が、銀行にパートに勤めて、
なんやかんやでであった大学生に入れ込んで
銀行のお金、億単位で横領してしまう話。

でもね、角田さんのお話だからそれで説明できない。
心の中が、ものすっごいどろっとしてうねっとしてでも
全部「わかる~」って思ってしまうemoji

『横領事件の話』でもないし、
『年の差カップルの恋愛話』でもない。

そんな簡単なもんじゃない。



どこの時点で間違いがなかったら、こんな事件が起こらなかっただろう?
って考えたら
やっぱりここも(?)ダンナなのね。

「自分がエライ。嫁?そんなん、オレが食わしてやってるだけの存在。ちっぽけ、ちっぽけ」
な旦那さんの心が少し見えて、
奥さん(梨花さん)はそれに気が付かないように生きてきたからこそ、
大学生との出会いで、泥沼におちいっていく。

それは、「恋愛」じゃなくて、
「プライド」だったんじゃないかな?
自分は養われているだけの存在じゃない・・っていう。
愛されることもあるんだ・・・っていう。

本当に大学生のことが好きだったとはなんか思えないんだよねemoji


「私をここから連れ出してください」


このセリフは印象的な部分で使われるのですが
大学生と出会う前も
パートを始めてからも
大学生と恋におちてからも
それからもずっと・・ずっと・・・

全編において、梨花はそう叫んでいたように思える。


だから、このお話は、横領事件の話でも、不倫の話でもなく、
1人の女性がずっと「ここから連れ出して」って叫んでいるお話なのかもしれない。



そして、
その思い切ったことをしてしまった知人女性を
「アホな事したな~」と思いつつ、
羨望の気持ちを隠せない女たちの物語でもあったりする。


きっと、どの女性も梨花になりえる。



映画を見ていないのですが、めっちゃ見たいと思った。
宮沢りえちゃんは、梨花にすごく似合うと思う~emoji
旦那様が田辺誠一さんってのは、優しいお顔すぎてう~ん・・って思うけど、
でも演技力でそこは、優しい言葉をいうけどトゲのある旦那様になるのかな?

CS放送・・・心待ちにしていよう~
 ずっと前から見たかった映画なのですが、
近所の映画館ではやってなくて、
行くのを諦めていました。
1人で難波まででてみるのもなぁ・・・emoji


しかし、
先日ほかの事(確かお孫さんが高校合格した報告でした!emoji)で連絡をとった方に
思い切ってお誘いして、快諾してくださったので
ご一緒してきちゃいました


『繕い裁つ人』


気になっていたんだけど、マイミクさんが見に行かれて
その感想でますます見たかったんですemoji

これは漫画が原作らしい。


本屋さんで立ち読み用の部分だけ見ましたが、
中谷美紀さん、ぴったり~emoji


正直、
そんなに大きな起伏のある映画ではありません。
間違っても、ドンパチなんてありません。
静かな静かな映画です。

ただ、その静かな中の、心の芯、みたいなものが描かれています。



神戸の坂の上に建つ、一件の仕立て屋さんには、
祖母から継いだ一人の仕立て職人、南市江のところには
祖母が作った洋服のお直しなどの依頼で、街の人たちがやってくる。
彼女は、祖母のデザインを元に、お直しをしてあげたり、リフォームしてあげたり。
着る人の顔を見て、その人のためだけの服を仕立てる。

彼女のブランドを作ろうと、デパートの営業マン藤井が足しげく通ってくる。
彼の目的はもちろん、自社でカノジョブランドを出すため・・だったが、
だんだん、そうではなく、
出来上がった彼女の作品を見るために通っている自分に気が付く。


大量生産された「カワイイ」短命の服を次から次へと買い替え、手放していく
今の若者に彼女の服も理念も通じない。
なぜなら、彼女の作る服は、着る人と一生よりそう服だから。
そして、
着る人がいなくなっても、そこに存在し続ける服でもあり・・・。


さっきも書いたけど、
最初から最後まで、テンションがあがることも、さがることもなく、
ずっとずっと、穏やか。
そして、舞台は神戸。
あの異国の建物と神戸の景色にこの映画がめちゃめちゃハマって
どのシーンも素敵です。


変な話、BGM代わりに家のテレビに流していたいような映画。
それだけでそこに神戸の香りがする気になります。


彼女の家、南洋裁店もめっちゃ素敵emojiだわ~~~
こんな家すみたいわ~~~
って思ったら、兵庫県川西市にある国登録有形文化財、旧平賀邸がそのロケ地らしい。
ここではマッサンもロケされているとか。

残念ながら・・・マッサン見てないからわかんないけどemoji


入ってすぐ正面には
壁にそってティーセットのあるテーブルと
壁に背中をつけた椅子。
左側すぐに和室があって、
市江のお母さんがそこで、営業の藤井君とお団子を食べながら時間をつぶしている。
和室の横の廊下の向こうは生活ゾーン。

右側が市江の工房。
古い足踏みミシンはおそらく、祖母から引き継いだもの。
歴史を感じさせる渋みのある色の壁、引き出し。
ぶらさがっている布、立ててある布。
アイロン台、アンティークな飾りボタン。
照明!っていうよりも、かすかな電球?
夕焼けだけのかなで、ひたすらミシンを動かす足と手。

そして、
きれいな中谷美紀さんの横顔・・・・

ほんっとに、絵になるし、
ドキドキします。
どのシーンも好きすぎる・・・emoji



そして、もう一つ気になったのは
先代から付き合いがあり、唯一市江の服を卸している雑貨屋ナイーフさん。
片桐はいりさん演じる店主と、彼女の小さなお子さんが店番をしていて、
めちゃめちゃかわいいんです。
店内の小物も雰囲気もめっちゃいい!!
こんなお店があったら入り浸りたい~emoji

こちらは東灘区の実際にあるお店らしい。
    (神戸市東灘区本山北町3-6-2)
タイやベトナムの雑貨屋洋服を置いてある老舗のお店らしいのですが、
古臭い感じではなく、今の女子が好きそうな(私も!)素敵なお店でした。



そしてそしてそして!!!
いっちばん、気になったのは

市江さんが何かあったときに通う、喫茶「サンパウロ」
ここでめっちゃ大きなレアチーズケーキをほおばるんですが
もう、幸せそうな顔すぎて、
それでどれだけおいしいか分かっちゃう。
真っ白でほわほわ~っとしてて・・
ただ、
実際にある、北野の喫茶サンパウロ(http://tabelog.com/hyogo/A2801/A280101/28012307/)には
そのレアチーズケーキはおいてないみたい。
ベイクドチーズケーキの写真はでてくるけど、
あの真っ白くてほわほわしたのはないから、
あれは映画オリジナルだな~。


期間限定でもいいから、あれ、出してほしい・・・emoji
めっちゃ食べたいemojiemoji



最後にスタッフロールが流れたときに
「協力」のところに
『喫茶 サンパウロ』って書いてあるのをちゃんとチェック!
「あ!ほんまにあるお店や!!あとで調べよう!!」って思ったんだけど、
一緒に行った方も全く同じことを言ってた(笑

んで、
そのチーズケーキの印象が強すぎて
ダイエット中なのに・・・

ケーキをおごってもらっちゃった・・・emojiemoji


だ、だ、ダイエットの、息抜きだもんっ!
今、停滞期だしさ、
停滞期はなるべく、体重のことをかんがえずに、
ストレスをためないことが一番だって
どっかに書いてあったしさっ!!
(でも、これで辞めちゃったらダメだから、
明日からまたダイエットもがんばります)

ここ、高島屋の中のおすすめされたケーキ屋さんのよこにある喫茶コーナー。
写真でみるよりも
このミルクレープが大きすぎて、びっくりだったよ!!
上下、半分にしてたべたくらいです(笑

ここ2か月ほどがまんしたご褒美!!

・・・・
・・・・・・だけど、
実は映画を見る前に、
なんばパークスでお昼ごはんも食べちゃってました。


オイスターバーでのランチ、税込1000円。

牡蠣のペスカトーレと、サラダと、牡蠣スープ。
まぁ、お値段が安いからか
ペスカトーレに牡蠣は2つしか入ってなかった・・・。

ご一緒のひとの牡蠣ドリアには4つものっかってたのに~~~。
でも、ダイエット中にドリアは危険すぎる!!(笑

でか~~~~い、お皿に
めっちゃ小っちゃいパスタ・・・。お上品すぎるemoji



昨日も今日も、
子どもたちにお留守番させて、いい思いをさせてもらったので、
帰りは高島屋で

タルトをお土産にしました。

「甘い~!おいしい~」って3人とも(旦那も)喜んでくれましたemoji




楽しかった3連休は終わり。
明日はお仕事がんばります。
たぶん・・・朝一番は受付のお仕事だな~。
書類整理もいいけど、受付もなかなか楽しくて好きですemoji

帰り際に「ありがとうね」って言われると、やっぱ嬉しいですよね。



ってことで
今の部署はあと1か月の雇用契約です。
あともうちょっと。
来年も呼んでもらえるように
がんばろ~~~~emoji









少し前に読んだ本をいっきに2つUPしておきます。

年内の清算をしておかねば(笑


まず 

空中庭園 角田光代

「何事もつつみかくさず」がモットーの京橋家。

って冒頭で読んで
なんか肝っ玉かぁちゃんと、子どもたちの物語??
まぁ最後におとうちゃんが浮気とかしてて
最終的にがはははとおかあちゃんが笑い飛ばして
「今日も京橋家は幸せでした」で終わるのかな?

と、勝手に想像していたけど
全然違いました。

そもそも
「何事もつつみかくさず」
をモットーにしている・・ってことは、

「包み隠したことがある」ってことなのかもしれない

京橋家にいたっては
まるで、見世物小屋の『生首だけで生きてる人』の
首から下に何もないようにみせかけて、
その実は、鏡で色んなものを隠しているように、
自分を隠し、隠していることを隠して生きてる家族。


6章で成り立っていますが、それぞれ主人公が変わって視点も変わります。

でも、全ての章の軸にあるのが、京橋一家の住むダンチと、
大型ショッピングセンターと、
ラブホテル「野猿」。


みんながその狭い世界の中でなんとかかんとか生きている。
必死でかくしている。
そんな
息が詰まりそうな世界観のお話でした。





そして次が

「おそろし」 宮部みゆき


題名からして、本格的なホラーかとおもいきや、
江戸版世にも奇妙な物語ってとこでしょうか。


袋物屋の三島屋は、ある凄惨な事件現場にいた姪っ子のおちかをひきとることにする。
おちかの両親も、その現場である実家にいるより、
そのほうが幸せだと感じだからだ。

しかし、おちかは忘れることなどできはしない。
そのため、お嬢様としてひきとられたにもかかわらず、
女中と同じ仕事を日々こなすことを選択。

あるひ、三島屋の主人が囲碁をするために作った「白黒の間」で
客人の「変わった話」ばかりを聞く役目をおちかさせることとなった。

それは主人が「そんな悲惨な経験をしたのはおちかだけではないんだよ」
ということをおちかに分からせるためだった。

ということで、おちかは、
客人の一風変わった話を聞くこととなり・・・・


ってお話。

一つ一つがバラバラだとおもいきや、
ちゃんとまとまって最後はおぉ~な展開になっていきます。

ホラーが苦手な私でも全然読めたし、怖くなかったです。
なので「怖さ」を求める人には向きませんが、
指と指の間から怖いものを見ちゃう~
・・って人は、めっちゃ面白いと思う!!
ちなみに私は

めっちゃ面白かったです!!

なのでほかにも、宮部みゆきさんの

「あやし」を読んでみたいのですが
もしかしたらこっちはめっちゃ怖いのかなぁ・・・・??


今年はこの「おそろし」が最後の1冊だろうな。
(読み始めている本はありますが、読了はできないだろう)

今年はお仕事いってた期間がながかったし、
ギターしたり、手芸したり、ツムツムしたり(笑)・・と、
一人遊びには事欠かなかったので
なかなか読書はできなかったです。
来年は4月末までお仕事ありそうだから、そのあと、読めるかなぁ???


誰か、オススメ情報おねがいしま~~すemojiemoji




もういっちょ!!(笑)

ちゃちゃっと書いちゃいます。
明日は明日のネタがあるので(笑

ちょっと飛んで


19日(金曜日)は、職場の女の子と一緒に
『海月姫』の試写会に行ってきました!

あ、お仕事ですが・・
あと1回で一応終わりですemoji
最後は26日。

そしてまた、1月15日から違う部署(今年の1~3月まで働いてた)に3月末まで行きます。
それが終わったら、また違う部署に約1か月。
もしかしたら、
それが終わったらまた今のお仕事の続きができる・・・かも?
それは「私、来たいです!必要とあらば呼んでくださいemoji」と立候補しましたが、
その前の部署が終わってたら呼ぶし、終わる前に必要になったら・・・
その部署と応相談・・
な感じらしい。

働いて、長女の学校のお金と、次女の塾代と、
できれば、義母に借りた車のお金を一日も早く全額返済したい!


話がズレた。

そんなんであと少しだったんですが、
彼女とは休みの関係でもう一緒にお仕事する日がなかったんだよね。
だから、この試写会が最後emoji

とはいえ、
年明けに、ほかの人たちとも一緒に
スイーツバイキングに行く約束もすでにしてあるんだけどさemojiemojiemoji


この日は私がお仕事で、彼女はお休みだったんですが、
お仕事終わってダッシュemojiで電車に乗り、emoji
難波で待ち合わせ。
そこから地下鉄で本町まで行って、御堂会館まで行きました。

結構、試写会行くけど、王道のこの「御堂会館」と
「森ノ宮ピロティホール」は行ったことなかったんですよね。
二人、迷子になりながらたどり着きました(笑
(彼女も九州出身なので大阪あまり詳しくないのです)


そこそこ並んでいたけど、まぁまぁな場所をGET。
最近はシネコンばかりだったのもあって、
座席の傾斜がきついとこが多かったけど、
ここはなだらか過ぎて、ちょっと前の人の頭が気になるぅ~。



映画『海月姫』は27日(土)から全国公開される映画。
能年玲奈ちゃんが主人公のクラゲオタクの月海(ツキミ)を演じます。

月海ちゃんが住む、天水(あまみず)館というアパートには
他にも
おじさまオタクのジジ様(篠原ともえ)
鉄道オタクの、ばんばさん(池脇千鶴)
和ものオタクの千絵子さん(馬場園梓)
三国志オタクのまやや(太田莉菜)
が住んでいます。(敬称略)

そう、みんなヘビ~~~なオタクばかり。
それゆえ、男性やおしゃれな女子とは縁もなく、おしゃべりもきびしい・・・。
この天水館はそれゆえ男子禁制でもあります。
(あともう一人、謎の漫画家も住んでた!)

あるとき、いつも行くお店で
タコクラゲとミズクラゲが同じ水槽に飼われていることを抗議しようとして
店から追い出されていると、
お姫様みたいな人に助けられます。

そのお姫様は・・・・実は男の人(菅田将暉)だった・・・。

ってとこから始まるのね。


そして、天水館の取り壊し問題が勃発し、
最初は「見て見ぬふり」でやり過ごそうとする天水館の女子たちに
葉っぱをかけるようにして、
蔵之助(管田くん。女子の時は蔵子)が先導して、戦う。
すると、だんだん、後ろ向きだった天水館の女子たち(あま~ず)が
前を向いて、せいいぱい戦おうと頑張る・・


なお話なのね。
おおもとの筋は、そこでいいんだけど、
それに付随してくる、蔵子問題(男ってばれたら制裁をうける)とか、
蔵之助の兄、修(長谷川博巳)が、月海に。月海が修に・・恋をする話とか
それを横で見ている蔵之助の気持ちとか・・

モロモロいっぱい見どころがあって

まぁ、とにかく、

能年玲奈ちゃんかわいすぎ!
菅田くん、かわいすぎ!!

全体的にも面白い~~~
原作とかアニメをかの知識を一切見ないで行ったからかな?
知っている人はまた違う感想かもしれない。




主題歌はSEKAI NO OWARIの新曲「マーメードラプソディ」なんだけど、
挿入歌に「スターライトファンタジー」が使われていたり
「花鳥風月」が使われていたり。

ちょっとね、「花鳥風月」のところは、じ~ん・・ってきたわ。





映画終わってから、難波まで移動。emoji
途中

御堂筋がめっちゃきれいだった~emoji



そして、女子2人で
 

ナンバパークスのイルミネーション見る~。

もう9時過ぎていたからか、
カップルばっかりよ~~~。

でもでも、
男子はイルミネーション見ても、あまり心が揺れないらしいよ。
そういう風にできているんだって。
女子は脳内のどっかが揺さぶられて、めっちゃ心に響くの。
だからね、

カップルで行くよりも、女子会のほうがいいのさ~。(負け惜しみ)



神戸本町ドリアで、
ムール貝とカニのトマトスープドリアを食べました。
あつあつで、チーズとことろで、
「軽く食べる?」なんて言ってたのに、がっつり食べてしまった。


帰りもあえて、イルミネーションの中を二人で歩く。
いちゃいちゃカップルは何をしゃべってるのかはしらないけど、
私らは・・・
「火の玉ってさ~」
となぜか火の玉談義(笑)

青白い光も、LEDと火の玉の2パターンあるのね~~(笑






帰りは、留守番でまっていた子どもたちに
アイス買ってかえりました・・とさ。











今日は。。。暇すぎたのでemoji


「さようなら、私」小川糸

を読んだ~。


内容は3つの短編。

「恐竜の足跡をおいかけて」は、

中学時代の友達が自殺して、お別れの会に出席するため帰郷した美咲は、
一緒につるんでた初恋のナルヤと再会する。
「俺の育ての親に会ってみない?」と言われて「いいよ」と返事したものの
その親ははるか、モンゴルに住んでいた。

憧れていた編集の仕事も半年前に辞め、
数年前に清算した不倫の恋をひきずっていた美咲は
日本で当たり前の文明、文化とまったく違うモンゴルで
大自然に癒されていく・・・


・・・・って書くとそれっぽいけど(笑)
なんとなくねぇ・・尻切れトンボで終わった感。
美咲はモンゴルについて、あれこれ文句ばっか言ってるし
(まぁ、都会人には厳しい環境すぎる?)
このお話が長編になってきたら、
その環境に徐々に慣れてきて、
ナルヤとの関係ももっとどうにかなって、
大きな問題が勃発して、乗り越えて・・・・なんてパターンもあるかもしれない。

な~~んとなく、長編の上巻だけ読んだような気分。

次のお話が始まった時に
「あれ?これは続きだよね?違うの?あれ?主人公の名前変わってる?」
って思ったぐらいです。


「サークル オブ ライフ」
仕事でカナダに行くことになった楓の話。

楓は実はカナダ出身。ほとんどそのころの記憶はない。
幼かったからではなく、一時的な記憶喪失に近い。
そのぐらい、ひどい生活だったのだ。

ヒッピー生活をしていた母は、集団生活をしていて
その中の誰か分からない人が父親。
幼いころ、その集団の大人に性的虐待を受けていたが
母に認知していたにも関わらず、放置されていた。
自力でその集団から抜け出した楓は
日本に住む春子おばさん(母の妹)に助け出されて、日本の施設で大人になった。

その母がホームレスになり、保護され、1か月足らずで死んだ。
やっと楓と春子おばさんの肩の荷が下りた。

そのカナダに降り立った楓は
記憶にないはずの景色を見て、
自分の中のわだかまりをほどいていく。


うん、これももうちょっと長編で書いてほしかった・・・。
恋人との関係がラストしか具体的になくて、
そうなると共感もしづらいし、
話が今より、過去に比重がありすぎる。




最後は「おっぱいの森」
これは一番分からんかったemoji

突然赤ん坊を亡くした美子(よしこ)はそれが原因で夫との仲が不穏になってきた。
ケンカして飛び出した夜、一晩明かした公園で出会った女性に
「おっぱいの森」というお店に連れて行かれる。

んで・・・

この店がよく分からんemoji

店長がオカマの早苗ちゃんで、
風俗かどうか・・・ギリギリのところ。
お客さんは胸の谷間の写真を見て、女の子を選び(顔は伏せてる)
個室にはるけど目隠しされてて顔も何もみれない。
とりあえず、サービスはおっぱいのみ。

お客さんは、おっぱいで癒されて帰るらしい。

利用者は若い(未成年)の男性から老人、女性までいる・・・というから、
どうも風俗ではないっぽい??


まぁ、1つめが「モンゴルの大自然」で2つめは「遠い日の記憶」で、
癒されたり心の整理をするんだけど、
3つ目は「おっぱい」であって
最終的にはそれを提供する側になったりっていう。。。。

う~~~ん、

これは短編でおなかいっぱいかもしれないemoji



小川糸さんの本は読んだことないけど、
小川糸さんが書いた「食堂かたつむり」の映画版を見たことある。
だいたい、あんなふうなお話書くんだな~とは思っていました。
長編だと面白いのかもしれないし、
これも1話目、2話目を長編にしたほうがいいと思うようなお話なので
もったいないな~
って思いました。

今の自分からの脱却!
なのに、
読んだ後の爽快感がなくて、もわぁぁ~とした感じでおわってしまいましたemoji





この頃、とるにたりない、しょうもな~~いことで
もやもやすることが多い。
先日のお医者さんに言われた症状も
「あ、ストレスかかってるね」って言われた。
私がかかる病(風邪とかスタンダードなのは覗いて)のほとんどが
「あ、ストレスだね」
と言われる。

でも、ほかの人よりストレス受けてるとは思えないから
きっとそういうのに弱いんだろうなぁ・・・emoji
と反省。
 
その反省がストレスになる・・・(笑


ちょっとしたことで「はぁぁぁぁemoji」ってなるときは
早く寝るのに越したことはない!


よし、寝よう~

・・・・・・あ、でも、長女テスト前だemoji
これはなかなか寝れない日々がつづくぞ・・・・・emoji












まだまだ先週のお話は続きます。



6日と7日は普通にお仕事に行って、

8日(土)は、み☆が学校、ま☆は学校のお祭りに行ってました。
ってことで、
わ~い!一人の時間だ~~~emoji

やりたいことも、やるべきことが山積みですが、
とりあえず、
子どもがいない時にしか見れないR指定の映画を1つ消化しよう~。
ってことで
録画していた


「愛のむきだし」

見た~!

いや~~~。
すごい映画だったよ。面白かった、うん。いろんな意味で。
まず、長い~っ!
3時間ちょっとあるのさ
私はCS放送録画したのをみたんだけど、おそらくカットされる部分もあるっぽい。
だから映画館で見た人はもっと長かったんだろう。
調べてみたらインターミッション・・・つまり、途中で休憩がはいったそう。
そりゃ、トイレもいきたくなるだろうね。

主人公は満島ひかりさんかとおもいきや、
AAAの西島隆弘くん。

ストーリーを描き始めたけど、序盤で長文になってしまったので却下。

短くできない~。

めちゃめちゃ簡単にいうと、

満島ひかりのパンツがおなかいっぱい見れる映画!(笑

あと、西島くんが面白すぎる!おなかかかえて大笑い~~。

カトリックの神父のお父さんに懺悔するために罪を作らなくてはいけないユウ(西島くん)が
なんやなんやで(笑)盗撮のプロになった

女ったらしの父に嫌気がさして、父と別れた女についてきたヨーコ(満島ひかり)が不良に絡まれているのを見たユウは
それがずっと探していた自分の「マリア」だと思って、恋emojiをする。

ヨーコを助けようと加勢したユウだったが(ヨーコは強くて不良をやっつけていた)
ユウは友人との賭けに負けて、女装しているemojiところだったため、
ヨーコは助けたのが「さそり」と名乗る女性だと思って、恋に落ちてしまった。

ヨーコがついてきた女は、ユウの父の元、恋人で
二人がよりを戻すために、ユウとヨーコは兄妹となるが、
ヨーコにしつこくいいよったため、ユウを嫌いになっていた
(ヨーコの父が女ったらしで男嫌いだったのもあって)
しかし、さそり(実はユウ)の助言で、ユウにもやさしくしようと頑張る。


そんな頃、この家族に近寄るもう一人の女子高生がいた。
新興宗教ゼロ教会の、コイケ(安藤さくら)は、この家族ごとゼロ教会に勧誘しようとしていた。
(たぶん、ユウが好きなんだけどそれが「恋」と気が付いてない?)
コイケはヨーコに自分が「さそり」だと嘘をつき、家の中に入り込み、
ユウを陥れて、盗撮のプロであることを学校にバラし、追い出してしまう。
その間に父、女、ヨーコをゼロ教会に入信させてしまった。

それに気が付いたユウは家族を、ヨーコをゼロ教会から救い出そうと決心して・・・


ってお話。
結局あらすじ書いちゃったわ(笑)
でももっと短くすればいいけど、これが私の限界emoji



どたばたもして、適度なエロもあって、不良の殴り合いと、日本刀でばっさばっさもあって、
とにかく、いろんな要素が詰まってて面白かったです。


エロったって、イマドキの映画ってもっとエロエロだけど
これはR15だけあって、高校生ならOKぐらいのエロかな?
とにかく、パンツはいっぱい見れる(笑)

バイオレンスは・・・たまに血が吹きとぶ~~~。
頸動脈切っちゃったりするからね。


盗撮の仕方はもうあり得なくて、おなか抱えて笑うところ。
側転したり、
飛び道具つかったり・・・。

オモロイからエロっぽくも犯罪っぽくも感じないのがいいのか、悪いのか・・・ってとこかな。




とにかく、まぁ・・・面白かった。
でも
めっちゃクセとエグミのある映画だけどね。
あと時間も長いし(笑)


興味のある方は、ぜひぜひ~~~~emoji






最近読んだ本をイッキにUPします。

といっても、
「イニシエーションラブ」は数時間前。
「キリン」は昨日。

「ふがいない僕は~~」は数週間前・・ってとこかな。


まずは・・やっぱりここは


「イニシエーションラブ乾くるみ

から。

これ、珍しく購入した本です。
私が買ったのは文庫本だけどね。
お出かけの際に読もうと思ったけど、結局読まなかったの。

この夏のお仕事一緒にしていた人たちの何人かが読んでて
「これは読んだ方がいい!!」emoji
とめちゃめちゃおすすめされました。


ココから多少ネタバレします。
なるべくしないように書くけど、ヒントにはなっちゃう。


まずおすすめされたときに
「最後の大どんでん返しがすごいよ」
「絶対にもう一回読みたくなるよ!」
って言われたの。

ってことは、大どんでん返しの伏線がいっぱい貼ってるわけね。
・・・って勝手に解釈。
そして、ついてる帯には「ミステリー」の文字が。

ミステリーなの?恋愛ものじゃないの?
最後に誰か死んで、真相がわかる・・・って感じ?
それが世にも気色悪い真相だったり・・??

いろいろ期待しつつ読みました。



もしも、こんな風にあおられて読んでなかったら、かなりの部分を流し読みしたかもしれません。
分かっていたから、しっかり考えつつ前に進んでいきました。


そしたら
このお話の舞台がなんと、今、静岡大道芸やってる場所!!!
青葉公園とか出てくるし、伊勢丹もでてくるし!!
美味しいお店なんかもでてきます。
おぉこれはやっぱ、今読まねば!!

おかげで
「ん?」な場所にいくつか気が付きました。
しかし、その「ん?」もそう違和感があるわけでもなく、そのままスルー。
読み進めて・・・

あれれ?全然大どんでん返しがある風でもないよ?
普通に普通の、よくあるパターンの恋愛小説。
少女マンガにありがちな感じ?emoji

しか~し・・・。
最後の2行で・・・・え?なに?

普段の私ならもしかしたらその2行にも気が付かないかもしれない。

ってことは・・
え?どういうこと?は?


最初は、○○○が逆ってこと?
って思ったけど、どうも違う。

ってことは、○○○が並行ってこと?

ってことは?ってことは?


そこからネットで『ねたばらし』見てみると、やっぱりそれが正解!
その理由ってのが、どんどんつじつまあっていく。
○○○を表にしてあるサイトが分かりやすかった。

これはね、ほんと・・・読み終わってからの「答え合わせ」が面白かった!!emoji


それから、昨日読んだ


「キリン」山田悠介

お話は
精子バンクのオークションで
IQ180の遺伝子の長男と、ノーベル賞受賞者の遺伝子の二男を授かった。
しかし、
5歳で二男の成長が止まってしまった。

母親は二男をいないものとして扱い、虐待しはじめ、
「バカはきらいだ」という兄にも見放された。

オークションの会社がある日やってきて
『失敗作』を「天才養成学校」にひきとる・・・と申し出してきた。
母親は厄介払いができると、二男をそこにあずけて、面会にもいかなかった。


二男はそこで思わぬ、絵画の才能を見出す。
「絵で天才だと認められたら、ママとお兄ちゃんが迎えにきてくれる」と信じて
彼はその、どこともわからぬ離島の閉鎖された場所で数十人の『失敗作』とともに生活していく。

・・・っていうようなお話。



まぁ、山田悠介さんのお話だからね、
読みやすいしサクサク進む。


二男はこんなひどい状況で、母親と兄に捨てられたのに
いちずに「お兄ちゃんが・・」「ママが・・・」といつまでも純粋な気持ちで待ってるのね。
それは19歳になっても・・なんだけど
それはそれでなんか・・ねぇ・・・
リアリティに欠けるっていうか・・・emoji

あと、ところどころ、「え?それはないや」って思う場所が多々。
なんとなく、
「あ、これ、映画化とかドラマ化とか狙ってる?」
って思った。
話の流れ、登場人物のキャラクター、セリフがね~。

でもでも、
面白かったです。ラストのオオオチは「やっぱりね」だったけど、
もう一つの終わらせ方は「え?!」だったしね~emoji
気軽に読める1冊だと思いました。



それからずいぶん前に読んだのは


「ふがいない僕は空を見た」窪美澄

ずいぶん前に読んだからうろ覚えですemoji


高校生の斉藤卓巳は、
友だちに連れられて行ったコミケで、ある主婦と出会う。
その主婦の家に間男として通うようになった。
ただ、
主婦はあるアニメキャラクターのコスプレをして、
自分も主婦に言われたキャラクター(卓巳はそれが誰かは知らない)にコスプレして
言われたように、言われたセリフで
彼女と体を重ねていく。


そのことが主婦の夫にバレ、ネットに写真をばらまかれてしまう。
卓巳は学校にいかなくなってしまう。


主婦も、その夫のことで悩んで、
卓巳の親友も、家の貧しさに悩み、
卓巳の担任の先生も
卓巳の母(家で助産院している)も・・

それぞれ、悩み考えていることがあり、それぞれ必死で生きている。
やるせなくて、自分ではどうしようもない問題を抱えている。


これはかなり面白かったです!
イッキ読みしてしまった記憶があります。
どの人にも少しづつ共感できて、一緒にせつなく、胸が苦しくなりました。






ってなことで、
当分また読書量が増える予定emojiemoji
図書館に行かねば!!









同じお仕事してるんですが、10月1日でいったん契約が変わっています。
んで、
それまでは9人の女子がいたわけですが(そのうち私を含む2人居残りね)
いなくなってしまった1人から漫画を借りていまして・・・
 
「はちみつとクローバー」


ようやく読了。


今日は大阪、台風で外にでられそうもなく、
テスト前のみ☆すらめずらしく家に缶詰状態。
テスト前だから自室にいればいいのに、リビングで勉強するから
いつもよりも人口密度高く、
ずっと旦那がしてる、3DSのパズドラの音「チャンチャンチャン!」
多少イラッとしつつ・・・emoji


私は私であれこでこまごましたことをやっておりました。
その一つが、これ。
「はちみつとクローバー」

 羽海野 チカさんの作品って文字が多くて、
一生懸命読まないと、「あれ?」って思うこともあったりするので
ぼや~っと眠いときには読めなかったりして
借りたもののなかなか読み進めてなかったです。
家に



「3月のライオン」もあるけど、
あんまり読めてない・・emoji
なんていうか・・・
ちゃんと「向き合う」状態でないと、読んでもダメかなと・・・。


んでもって、話はもどって「はちみつとクローバ」ね。
かなり前に

映画も見ました。
なかなかよかったです。

しか~し。

やっぱ噂通り、原作のせつなさはハンパなかった!!
ヤバイです。もう、
セツナイ海におぼれます。



この先、ネタバレする可能性、なので、これから読む人はご注意です!!

アマゾンの紹介から引用しちゃうと(笑)

『恋をした それだけのことなのに 世界はまぶしい

浜美大に通う、竹本、森田、真山、あゆの4人は、花本研究会で知り合った仲間。
ある日、竹本は花本先生の従兄弟の娘で、天才的な絵を描くはぐみと出会う。ダイナミックに絵を描くはぐみを見て、竹本は一瞬にして恋に落ちてしまう。
竹本と同じ寮に住む真山は、アルバイト先の年上の女性に恋をし、あゆはそんな真山に片想い。
一方、天才肌で自信家の森田が大学に戻ってきて、はぐの才能に興味を持ち始め・・・。』

つまり~

竹本くんがはぐちゃんを好きで

はぐちゃんは森田さんが好きで
森田さんははぐちゃんが好きだけど、

はぐちゃんも森田さんも、芸術的才能がありすぎて恋愛の才能がなく、
それが「恋」だと気が付かなくて、ただただ胸の苦しみに悶える。

陶芸専門の美人の山田さんは、真山君が好き。

真山君は、旦那さんを事故で亡くして気持ちを閉ざしてるりかさん(真山のバイト先の人)がすき。

りかさんは、亡くなった旦那さんを忘れられない。


つまり・・
みんな誰かを好きなのに、誰もHAPPYじゃない。


そして、もちろん恋愛だけじゃなくて
大学のこと、就職を含めた将来のこと
色んなことに悩みまくってます。


途中の印象的なシーン。(ここからネタバレ含む)

山田さんが真山君を想うシーンで・・・

植えていたシソのてっぺんが折れちゃって、お母さんに
「それもうだめだから先をとっておきなさい」って言われるのに
まだ元気だから大丈夫!ってそのままにしておいたら

その折れた部分が重荷になって、シソが傾いて、全部がダメになっちゃうのね。

それを思い出して

自分の恋愛も「まだ大丈夫」と思ってるけど、
ここで見限らないと自分の全部がダメになっちゃう・・って思うのね。

でもでもでもでも・・・

ダメなんだ・・・捨てられない。
自分がダメになると分かってても、この恋を忘れることができないんだ・・・・。

もう、うるうるうるうる・・・・emoji


あとは、

竹本くんが自転車の旅に出てしまうんだけど
もうこのあたりからずっと涙目で読んでましたよ。
せつなすぎて・・・・

竹本くんは周りに「自分探しの旅に出た」と思われてるんだけど
本人は
「振り向かずにどこまで走れるか」って自転車を走らせたら、気が付いたらとおくにいて
仙台で出会いがあり、
稚内まで行って、「よし、帰ろう」って帰ってくるんだけど

帰ってきてからの竹本くんはそれまでの、ちょっとゆるい竹本くんとは違って
なんらかの「意志」みたいなのをしっかり持ってる人になってるな~って思った。

そして、ずっと言わなかったはぐちゃんに
「好きだよ」って伝えるんだけど、それは、返事とか見返りとか、つきあってとかじゃなくて

「ただ あの時 オレは
胸いっぱいに幸せだと思ったんだ。
ありがとうって思った-----------でも。
あげられるものなんて 心くらいしかないから
君ににわたそうと思った」(8巻より)

なんかもう、このシーンが・・・じ~ん・・emoji



あのね、あのね、
ここに出てくる人が自分の恋愛がうまくいくことを願っているけど、
でもやっぱり、相手のことをただ想っているのが強いのね。
そこがまた、せつない・・・・。

みんな、誰かが好きなのに、
その人の横にいることだけが「想い」でも「優しさ」でもない。

そして、
ラストのはぐちゃんの意外な事件が尚更、悲しくて・・・。





いやいや、
読み始めたころの私、完全にナメてましたね。
セツナイのは知ってたけど

読み終わってからすぐに、座ったまま寝てしまって
覚えてないけど、夢を見てました。(たぶん、はちクロの夢)
そして
そのままお風呂入って、また寝てしまって
やっぱり、せつない夢を見てました(これははちクロでなかった)

もう、このせつない気持ちにおぼれそうなぐらいです。
はぅぅぅ・・・



久しぶりにまた「はちクロ」の映画をみて振り返ろうっと。









 



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平成10年9月と平成15年8月生まれの姉妹をもつ母です。
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