忍者ブログ

まあの日記

興味のあることをつれづれなるままに・・・・。

2024/03    02« 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31  »04
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

この頃、ぼちぼち読んでいた本を
イッキに書いてしまいます。


ここに書いておかないと「あれ?これ、読んだっけ??」ってことがしばしばなのです(笑)
とはいえ、
http://booklog.jp/users/maamio
emojiここにはちょくちょく、記録しているのですが・・。

まずは。


「思い出のとき修理します」谷瑞恵

シリーズ。


「ビブリア古書堂の事件手帳」シリーズを読んで
あぁ、この手のも面白い・・と思ったから読み始めんだけど、
なんとなく・・・・
う~~~~んな感じでしたemoji

仁科明里が都会から、とあるさびれた商店街のつぶれた「ヘアーサロン由井」に引っ越してくる。
ヘアーサロン由井の店主はもう亡くなっているが、明里は幼いころ手違いで、1か月ほど住んでいた思い出の場所。
その店の斜めに、飯田時計店があり、その看板には「おもいでの時 修理します」と書かれていた。
飯田時計店には飯田秀司という男性が祖父の跡をついで経営していた。
経営と言っても、販売でなく、修理が主だった。

実は「おもいでの時 修理します」という看板は、もともと「おもいでの時計修理します」と書かれていたのだが、
「計」の文字がとれていただけだった。
だが、この看板に引き寄せられて、時計にまつわるいろんな事件、依頼がやってくる・・・

というお話しです。

まだシリーズは続いていて、
おそらく○○○なんだろうな~って思う太一という男の子のことも、解決していないし、
明里と、秀司の恋愛もどうなるのかなぁ~ってとこもあるんだけど。
ってか、明里と秀司はくっつくんだろうなぁ・・と思いながら1冊目を読んだんだけど
すぐにくっついて、ちょっとつまんなかったわ。
シリーズ最後のほうまで引っ張ってほしかった・・・emoji




「ホテルカクタス」江国香織

絵の多い文庫本。
大人の絵本といった感じでしょうか?

主人公は、きゅうりと、ぼうしと、2。

そう呼ばれている人間なのかと思ったらそうでもなく、
本当に
きゅうり

帽子
と、

なのです。

きゅうりと帽子はわかるけど・・・って・・・emoji

こういう概念的なとこ、好きだわ~emoji


彼らはこの「ホテルカクタス」というアパートに住んでいて
(ホテルという名前ですが、アパートです)
それぞれ、性格がまったく違って、
でも、一つの部屋に集まって酒を酌み交わすようになります。
だんだん仲良くなり、
一緒に出掛けたり、
きゅうりの帰省についていったり・・・。

ま~~ったりした日常みたいなものが続きます。

その、
ま~~~ったりさが、・・・いい~emojiemoji


ドキドキもきゅんきゅんもな~~んにもなくて、
時々はいる挿絵と、
絵本のような江国さんの文章に癒されました。



魔法使いのハーブティ 有間カオル

シングルマザーだった母を7歳で亡くしてから8年間、
藤原勇希は親戚の家を転々としていた。
今世話になっている伯父宅は、この夏休みに伯父は出張、母子は旅行のため、
勇希一人をおいておくわけにいかない!と、
伯父の一番上の兄宅で夏休み中世話になることになった。

しかし、どうやら相手方は納得していないようだ。

みんな勇希をうとましく考えていて、
誰かのところにやりたい、自分のところにきてほしくないと考えている。
そんな家々に8年も転々としていたのだ。

そんな中、山口県から一人で横浜夏休み中世話になるはずの伯父宅を訪ねると
そこは山の中、ハーブが植わっている、お客さんのいないカフェだった。
急に訪ねてきた勇希にとまどう伯父らしき人は
彼女を受け入れることにしたが、条件として

「魔女の後継者として、真摯に魔法の修行に励むこと」

だった。



まぁ、要は、
ハーブのお店の、ハーブの効能を使っていろんな問題を解いていく・・
といったお話しですね。
あと、勇希の心との対面とか。
ハーブ好きにはなかなかよいお話し。
想像するだけで、なんだかそれらの香りにつつまれているような気もちになって、
つい、ハーブティ入れてしまう~~。

レモングラスと、ジャーマンカモミールと、ローズヒップを混ぜたハーブティが好きですemojiemoji


「奥の奥の森の奥に、いる。」山田悠介

悪魔の血を持つ人々は日本のある場所で、隔離されて生きている。
ほとんど幼い間に死んでしまうが
まれに10歳まで生きた男子は15歳すぎると悪魔を発症してしまう。
日本政府は彼らを強制的に繁殖させ、
その中の「希少種」のみを狙っていた。
ほかのただ、人の魂を食らうだけの悪魔になれば即座に殺される。

メロを含め数人の少年たちはいつ悪魔を発症するかわからないので、
村の中でも隔離されある施設に入れられた。
そこで母のある気転から、脱出することに成功する。

希望した数人で森をどんどん進んでいくが、
少年たちはどんどん悪魔化してしまう。
このまま町にでたら、人の魂を食べてしまう。
でも、いまここを離れたら、
一緒に逃げている幼い子や好きな女の子が敵につかまってしまう。

せめて、この森を抜けるまでは正気を保ったまま・・・・。

というお話です。

いつも思う。
山田悠介さんのお話は、設定がめっちゃ面白い。
思わず読んでみたくなるemoji
どうなるんだろう?どうなるんだろう??
って興味津々でどんどん読み進められる。
しかも、
読書好きな小学生なら読める、中学生なら大丈夫!な、文章で読みやすい。

が。。。

いつも思う。
オチが途中でよめてしまう・・・・emoji

おぉ!そうきたか!emojiemoji
ってのがないんだよな~。

アニメ化、映画化しそうなお話しでした。


四十九日のレシピ 伊吹有喜

友達に「めっちゃお勧め!」と以前に言われていたので
ずっと気になっていた一冊です。

「レシピ」というから、お料理にまつわるお話かとおもいきや
全然そうではありませんでした。


熱田の後妻、乙美が71歳で亡くなってから、
熱田は生きる気力を失っていた。
いっそ、乙美と一緒に・・と考えていた。

そんなとき、乙美の教え子だという、金髪ガングロの井本という少女が

「49日までの間、熱田さんの面倒を見て
49日は法要でなく、宴会をしてほしいといわれた。
もう、49日までのお給料はもらっている」

と尋ねてきた。
乙美がボランティアで様々な依存症に苦しむ少女たちに絵手紙を教えていたのだが、
教えていたのは絵手紙だけでなく、
料理や掃除、生きるすべにわたっていたらしい。

姿に似ず、井本のやるそれらは、なるほど乙美に教わっていたように、
料理でさえ味が似ている。

井本によって、乙美が残していた「暮らしのレシピ」を見つける。
それはカード式になっていて、料理、掃除、美容法、そのほかのことが、
わかりやすく熱田や娘の百合子の似たイラストがちりばめられて書かれていた。

井本がやってきた日、東京に嫁いだ百合子も帰ってきた。
旦那の浩之が浮気の末、相手が妊娠。
旦那は「どちらとも別れられない」という。
百合子には子供がいなかったので、離婚届をおいて家を出てきたのだった。
ただ百合子は体調を崩しておりそのまま寝込む。
その間、力仕事ができるという理由で井本は、
外国人で言葉もつたない男性を連れてきた。
「本当の名前は長いので、呼び名をつけてほしい」という彼を
「ハルミ」と呼ぶことにした。

かくして、乙美の49日の大宴会を行うまで、
熱田と井本とハルミと百合子の不思議な取り合わせの毎日が始まる。

というお話。

井本やハルミによって、
熱田のさみしさや、
百合子のかなしさだけのしんみりしたお話しというより、
ドタバタコメディックな感じでした。

でもコメディだけで終わらない。
っていうか、
ほとんどが楽しい明るい・・・・で進むため、なおさら・・・・

最後は涙腺大崩壊でしたemoji


最後は


「白いしるし」西加奈子


32歳、バイトしながら絵を描いている夏目は、
友人で写真家の瀬田に連れられて行った個展で、
間島昭史の真っ白い富士山の絵と、間島昭史本人に出会う。

すぐに恋愛に落ちるだろうと予感するが、瀬田いわく、彼には恋人がいた。

パートナーのいる人への恋愛が苦しいものになると分かっている。
でも、会いたくて、会ってしまって、
そして、やっぱり恋に落ちてしまった。

恋に落ちる前から失恋することはわかっているのに・・・。

出会った時から切なくて、
恋に落ちる予感がした瞬間から、切なくて。
かなわないからこそ、気持ちが募って・・・。

そんなお話でした。




だめだ、だめだ、だめだ・・・・・
この人に恋をしてはだめだ・・・・
って思えば思うほど、
その人を想ってしまう。
自分が傷つくのがわかってるのに、そのときにこてんぱんにやられちゃうのに。
でも、
理屈じゃなくて、自然と恋は落ちてしまうもので。
切なくてせつなくて・・・・emoji


その人がいた、場所から離れられない、
その人がいた場所がいとおしい。

なんか。。。
わかる。。。。。。emoji


きゅんきゅんではまったくなく、
ただ最初から胸をぎゅ~っとつかまれる切なすぎるお話しでした。





あとまだ、図書館で借りてる本があるので
とっとと読まねば!!


PR
お名前
タイトル
メール(非公開)
URL
文字色
絵文字 Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメント
パスワード   コメント編集に必要です
管理人のみ閲覧

カレンダー

02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

プロフィール

HN:
まあ
性別:
女性
自己紹介:
平成10年9月と平成15年8月生まれの姉妹をもつ母です。
手芸とパソコンとこの頃はゲームもハマってます。
山崎まさよしさんが大好き
大道芸人のぞみクンも大好き

mixiやってます。
アメブロもこっそりやってます・・・。

お天気情報

アクセス解析

アクセス解析

カウンター

<< Back  | HOME Next >>
Copyright ©  -- まあの日記 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Material by もずねこ / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]