2013/02/21 (Thu) 水曜日、見舞いにいく

えっと、

かなりマイナーな曲ですが

スガシカオの「木曜日、見舞いに行く」をパクってタイトルをつけてみました

数え切れない未来と
　数えたりない思い出と

　何か伝え忘れたことは　ぼくにはもうないけど
　あと少しだけ話ができるなら　何を話すのだろう


もう長くないことがわかっていた、お父さんだか、友人だったかを
お見舞いに行った時に作った曲だった・・・と思う。
（曖昧な記憶です）



いつも火曜日にいく、イオンの得々市に行く目的の一つ、
前にも書いたけど、
母の叔父とお茶するのが毎週のおきまりなんですね。

大抵、田舎の話をしていたりするので、
同じ話を何度も何度も・・・・。
私は半分ぐらいパスしてほかの買い物したり、
お付き合いして、田舎の話を聴いたりしてます。

母の叔父はたしか、母と１０歳ぐらいしか離れていません。
ちなみに、母が大阪に出てきたきっかけを作った人もあります。
（だからこの人がいないと、私もいないってことね）

で、
その奥さん（母にしてみれば叔母さんですね）が、入院したと聞いたので行ってきました。

叔母さんは・・もう１年たつのかな？
ガンを宣告されています。
ご本人も知っています。
もうお年がお年なので、進行はゆっくりなのが幸い。

手術はせず。
抗がん剤でなんとかかんとか・・。

ここ数日、食事が取れなくなってしまったので、緊急入院とのこと。

今日行ったら、「御飯たべれるようになってん！」って思った以上に元気にしていらっしゃいました。
点滴も抜けていたし、
歩いていらしたし、
行ったときも、座っておじさんや娘さんやお孫さんたちとおしゃべりしていました。
無理かも・・って思われていた退院も、
ここ数日中に叶うかもしれません。


元気にしていらしたけど、早々に切り上げて帰ってきました。
田舎の話（叔母さんも同郷です）になると、エンドレスになっちゃう人たちだもんね





帰りに、ミスドでお茶しました。
そこで母と話をした。


なぜ叔母さんはあんなに落ち着いていられるんだろう？？
自分の病気を知って、
余命を聞いてはいないだろうけど、
でも病状は知ってるから、あと何年も生きられるってわかってないだろうに・・・

いつもと同じように、
ほわ～～んとしていて、
病室になんの殺気もなくて、
なんであんな空気にできるんだろう・・・・

母曰く
「あの人は昔から、のほほ～んとした人やからね～」
って。

のほほんとしているにしても、突き抜けていると思う
すごいな～。

私だったらもっと悲壮感だ。
秋に手術した時だって、やっぱり必要以上にナーバスだったと思うもん



医療のチカラもあって、あとどのぐらい残っているのかわからないけど、
あんな風に生きれるって、いいね
私も最後の数ヶ月って分かっても、
あんな風にぎりぎりまで、のほほ～んと過ごしたいと思った。
それには
まだまだ修行が足りないかな


そういや、
先日の婦人科の問診の最後の質問が

病名が癌であった場合、告知してほしいですか？

だった。

迷ったよ～。
告知されて、私、動揺しちゃうんじゃない？大丈夫？

でもやっぱ、残していくものを整理する時間も必要だし、
遺影の写真だってきれいなのを撮っておきたいし、
子供たちに教えてあげないといけないこともいっぱいあるし・・・

って自問自答して、気が付いた。


あ、私、癌の治療に来てるんだった（笑


一番のほほんとしているのは、私、なのかもしれないｗｗｗｗ