2009/06/14 (Sun) DVD『地下鉄に乗って』をみた

今日返却予定だったし、
新しくやってきたDVDデッキをつかいたいのもあって、

『地下鉄（メトロ）に乗って』をみました。

これは、私のド定番
『月とキャベツ』と同じ篠原哲雄監督です。

あと友人からの強いススメもあり、一度みてみたかったんです。

お話は、
小さい衣料品メーカーに勤める小沼真次（堤真一）が、地下鉄で、昔自殺した兄に似た後姿をみつける。
その兄の後ろを追って、地下鉄の駅を上ると、
そこは戦前の町だった・・・

そして、アムール（大沢たかお）と呼ばれているある男と出会う。
彼は闇市でアブナイ仕事をしているが、
仕事のない人の面倒などもみていた。
そのアムールこそ、反発していた父、小沼佐吉（現・大企業の社長。違法取引など強引な商売をしている）だった。

その町で売春婦摘発の騒動の中に知った声を聞く。
なんと、信次の愛人、みち子（岡本綾）が混ざっていたのだ。
アムールに助けを求めたあと、信次はなぜか、現代に戻ってくる。

あわててみち子のマンションに行くと、みち子も現代にもどっていた。
アムールにたすけてもらったらしい。

そして二人は、過去と現代を行ったり来たりし、
それぞれの親の生きてきた道をみつけていき、
衝撃の真実を知ることとなる・・・・。

っていうお話。
ファンタジーっぽいと思いつつ、
すごく、人間味のあるお話です。

若い日の親と・・・友達になれるかな？仕事ができるかな？

そんなことも考えさせられます


戦前戦後の混乱の中を生きてきた人たちって・・・ほんとうにたくましいなぁ・・って思いました。
もう、ほんと、すごいよ。やばいよ！
それに、かっこいいよ～。
必死なんだもん

そりゃ、こんな風に生きてきたら、今の生ぬるい時代上っ面の世界のアングラをうようよ泳ぐことぐらい、平気だろう～なぁ～。

主人公もちょびっとづつそうやって父の生きてきた世界と、
そうやって父が生き延びてきた事を悟っていきます。

で、
兄は高校三年生の時、父とやりあって自殺してしまったんですが、
その背景や、その瞬間もみてしまいます。
そして、そのあとの父の本当の姿も見て、
やっと現在の父とも和解するきもちになります。


まぁまぁ、ほかにもと書きたいこともありますが、
ネタばれになるのでこんなもんかな。

DVDを観終わった後、泣かなかったんですが、じ～ん・・・としてしまいました。
いつもDVDみたら、あとで「劇場予告編」をみるのが楽しみなので見てみたら、
こっちで泣いてしまいました。

いっつもおもうけど、「予告編」ってうまい編集しているよね～っ
いいとこばっかり集めているから、
あとでみると、感動がいっきに戻ってきます。
だから好きなんですよね


今日、返却したときに旦那がまたDVD借りたので、
私もみてみようと思っています。

そうそう、ついでに・・


『ドラゴンクエストIX　星空の守り人 【DS用】』を予約してしまいました

ほんとはね、７月で仕事辞めることになっていたから
買って夏休みやろ～っておもっていたけど、
仕事続けることになって、「時間ないからやめよ」って思っていたんだ。

でもでも、
絶対に発売されたら「予約しておけばよかったぁ～」ってなるから、
もう、予約することにした。
ぼちぼち進めます。（とかいって、やり始めたら止まらなくなるんだけど）

サブカルチャーばっか、充実する日々です。