2008/11/05 (Wed) 『鱗姫』を読んだ

ようやく、山崎まさよしファンクラブの会報がとどいたぁ！

よかった～。

でも、公式ＨＰから、ファンクラブイベントの詳細やら
今日からの申し込み方法をチェックしていたので、間に合わなくても大丈夫だったんですが、
何かの手違いで、ファンクラブを解約されていたり・・とか、
会報が風にとんでいっちゃってたり・・とか、
いろいろ不安に思っていました。

しこちゅーライブのレポと、いつもの「ドクダニズム宣言」、「名曲のカゲにスネ毛あり」（穂苅プロデューサー著）。
ドクダニズム宣言（まさやんが書いてます）のなかに、
この頃奥田英朗さんの小説を読んでいると書いてありました。
多分私も「イン・ザ・プール」を読んだ記憶が・・・・。
（旦那にあらすじおしえてもらっただけかなぁ？）
で、彼の作品のなかに、まさやんが出ている！！って書いてありました。

本人も知らなくて、読んでいたら自分がでてきて、びっくりしたらしい。
さらに、彼（山崎まさよしという役柄）は、マダムキラーらしい・・・

そ、それは読んでみたいっ

ってことで、
週末に図書館で借りたばかりなので、何か読みきらないと返却できず、
返却できないと、借りれないので（ちゃんと図書館に蔵書があることは確認済み）
読みかけていたこの本、必死で読みました！


『鱗姫』嶽本野ばら

まずは、
ファンの方・・・ごめんなさい

どうしても好きになれなかった・・・・・。
なんか、キモチワルイ。

桜子（たかこ）という女子高生が主人公なんですが、
とにかく、美に執着しています。
自分でもかなり自分が美しいと自負しているし、
美しくないものは、正しいことでも、許せないし、
ともすれば、存在価値など認めないかのよう・・・。

そんな桜子がなぜそうなったかというと、
黎子という叔母がおり、その叔母と過ごした1週間の間に
叔母に叩き込まれたいろいろな考え方によるものでした。

そんな桜子はこの頃ストーカーらしき男に狙われはじめました。
時々いるタイプでなく、ちょっと狂気っぽい。
好意というより、憎悪を感じます。

桜子の性格で、友人はおらず頼れるのは兄だけ。
その兄に助けてもらい、日々を生活しているのですが、
さすがにストレスがたまり、生理がとまらなくなりました。
生理がとまらなくなったことで、桜子のある体の秘密がどんどん酷くなってきて・・・。


・・・・ってお話です。

すごく残酷なお話が出てきたり、
結果もちょっと気持ち悪いところもあるんですが、
なによりも、「美に執着」ってのが、病的で怖い。
最後、否定されるのかと思いきや、
否定なしで終わるので・・・・えぇ～～～って感じ。

まぁ、それもこの小説の伏線（？）なのでしょうけど。


嶽本野ばら さんの作品のなかでは、一番しんどかったな。
読み終わったのはすぐだったけど・・・。


さて、1冊読み終わったから例の本、借りにいこうかな～。



そうそう、
ファンクラブイベント、申し込みました。
大阪1公演のみ。
だって、名古屋も福岡も渋谷も絶対に無理。
大阪だって、また親と喧嘩して行かなくちゃいけないかも。


でも、当たったら絶対に行く！
だから、あたってぇ～～～～