2008/01/21 (Mon) 『さくらん』をみた

子供達が学校や幼稚園に出かけてから、
レンタル中だったDVDの最後の１枚、

『さくらん』を見ました。

昨日も書いたけど、mixiの邦画コミュでこの作品も
「がっかりした作品」に何度か名前がでてくるんです
それに、この映画の監督である蜷川実花は、蜷川幸雄の娘で、
蜷川幸雄が監督した映画、『青の炎』がかなり・・・・もうひとつ・・・って感じだったんだよね
その娘だからなぁ・・・・って。


が、
こちらも期待していなかったからかも知れませんが、
面白かったですよぉ～～～～

まず、やっぱり映像が綺麗～
赤色ってこんな綺麗な色だったんだぁ～～って思いましたよ。

それからお話も面白い。吉原の話なんて、そう詳しくは知らなかったけど、
その内情とかがよく分ったし、
その中で生きる女たちの、浮き涼み・・っていうか、心情っていうか
そういうのがすごく分りました。

きよ葉（土屋アンナ）は幼い頃から、吉原の遊郭で育つが、将来遊女になるのが嫌で、時々脱走しては、つかまってしまう。
しかし、器量のいいことと天性の才能もあってか、きよ葉は大人気の遊女となり、
そして、とうとう、花魁になっていき・・・・


と、いうお話です。
どこまで書いていいやら・・・。
でも、恋愛話もしっかりあるんですよ。
花魁になる前に、初恋らしきものがあって、
でもこちらは遊女・・・それもすでに大人気に遊女です。
誰かを本気で好きになっちゃうと、
この仕事はしんどいでしょうね～


吉原の遊女の話なので、Ｈなシーンもいっぱいありましたが、
たぶん、男の人がみても面白くない映画だろうなぁ・・とは思いましたね。
女同士のいがみ合い・・っていうか、足の引っ張り合い・・的なシーンも多く、
迫力もあって、またそれをきよ葉（花魁になってからは、日暮）が、啖呵をきって大喧嘩したり、凹んだり・・・・。
なんとなくそれがスッキリしました。

女性にオススメの映画です～