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まあの日記

興味のあることをつれづれなるままに・・・・。

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本が読みたい、

 本が読みたい!
   

   本が読みたい!!!




って思って、
たまたま図書館の下のスーパーに行ったついでに、
さらっと1冊借りてきた本。


面白いものの時間をみつけられずそこそこの時間がかかりましたが読了しました


『少女七竈と七人の可愛そうな大人』桜庭一樹



北国の郊外。せまい世間の町のなかにいる、異形のかんばせ
・・とてつもなく美しい顔の少女、七竈は浮いていた。
それは好意でなく、どちらかといえば、大人たちの嫌な記憶を呼び起こすもの

なぜなら、彼女の母親はある日、急に「いんらん」になって、
町の7人の男と関係をもって、生まれた子だからだ。
したがって、七竈の父親は誰か分からない。

そして七竈の母は、また男に狂ってしまったのかどこかに旅立ってしまった。

七竈は公務員を定年した祖父にそだててもらい、
警察犬を引退した、ビショップと一緒に住んでいた。

そんな七竈が唯一心をゆるすのは、同級生の男の子、雪風。
雪風もまた、美少年だった。

二人は七竈の家でひたすら、鉄道模型をくみたて、走らせて過ごしていた。


が、

恐れていた事がだんだんおこってくる。


雪風とたくさんの弟妹たちは、どんどん七竈に似てくるのだ


と、すると・・・・七竈の父親は?
雪風と、七竈は本当は・・・・・??



お話の流れとしてはこんな感じで進んでいきます。
一人称は、七竈、雪風、ビショップ・・・などと変わっていきますが、
でもなんとなく、
地方都市の狭い狭い、息がつまるような社会のなかで、
静かにもがく二人の姿が描かれています。



七竈の母がなぜ、子どもをほったらかして旅に出ているのか。
どうして帰って来ないのか・・・

その理由も最後に分かりますが、

ある側面からみれば、それは「自分勝手で無責任な親」だけど、
ある側面からみれば、「せつなくて、可愛そうな女」なんです。


親も女で人間だから・・・ね。


でも、そのまえに子どもを育てないといけないけどね



桜庭一樹さんの小説は、直木賞受賞作品の

「私の男」も読みましたが、
こちらも屈折した、湿気の多い、重くるしいお話でした。
でもなんとなく・・・読んでしまうっていう・・・


こちらが面白かたので早速、
桜庭一樹さんの小説で、高評価な

『砂糖菓子の弾丸は打ち抜けない』
図書館で借りてきました~。

さて、のんびり読もう。



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まあ
性別:
女性
自己紹介:
平成10年9月と平成15年8月生まれの姉妹をもつ母です。
手芸とパソコンとこの頃はゲームもハマってます。
山崎まさよしさんが大好き
大道芸人のぞみクンも大好き

mixiやってます。
アメブロもこっそりやってます・・・。

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