2008/07/08 (Tue) 『カツラ美容室別室』を読んだ

ここんとこ、読書よりも

まさやんの会報（過去のやつ）を読んでいることがおおいので
なかなか本が進みません

77号から88号を読み終わりました。
だいたい２００３年。
先日落札した

「O.K.S.T.　03」と同じ頃で、たまたま車に入っているCDが

『アトリエ』だったのもあって、
ここんとこ、ずっと２００３年のまさやんにハマっていました。

まさやん話は、またの機会にしておいて、
そんな中、ようやく読み終わったのが

『カツラ美容室別室』山崎ナオコーラ
です。
偶然か、山崎つながりですね

山崎ナオコーラさんの本は、「人のセックスを笑うな」と「浮世でランチ」の２作はすでに読了。
今回の「カツラ美容室別室」も同じく、
なんとな～く、淡々として、そう大きな感情の変化もおこらないんだけど、
でも、元と終わりでは全然、状態が変わっている・・・ってるんです。
実際の生活もそうだよね。
あとで「あそこは自分の分岐点だったのかも？」って思うことがあるけど、
その時は、そう感情が揺れず、淡々としている自分がいたりする。

お話は
淳之助くんが、梅田さんに誘われていった「カツラ美容室別室」
そこには、明らかにカツラをかぶっている桂孝蔵が店長で、エリと桃井さんが働いていた。
なぜ、｢別室」なのかというと、九州にカツラさんの母親が切り盛りする
「カツラ美容室本店」があるからだ。

淳之助はこのカツラ美容室別室に出入りするようになり、エリと仲良くなっていく。
そでは恋のはじまりなのか？
それともどこまでも、友情なのか？

エリっていう女の子は、ちょっと不思議系のほわっとした子なのかとおもいきや、
気が強くて、言葉が荒かったりもする。
そんなエリにちょっと戸惑ったり、
でも、ケンカしながらも、つながっていたり・・・・。

多分、このハナシが終わってからもずっと、
この二人は、ケンカしたり、なんとなく仲直りしたり・・・って続くんだろうなぁ～。