2009/03/17 (Tue) 『アキオが走る』を読んだ

岡山まで行くとき、新幹線で読もう・・っておもって
急遽図書館で借りてきました。
が、急遽だったので、何を借りるかかんがえてなく、
図書館も閉館15分前だったので、慌てていたところ、
棚に見た名前が・・・・

「内村光良」って。

う、ウッチャン？！
本、書いてたの？！

・・・ってことで、借りました（単純・・）


『アキオが走る』内村光良


このお話はアキオという少年の、中学卒業寸前から、高校卒業までの物語です。
中学卒業寸前に、映画「ロッキー」を観て、影響されて
毎朝、ジョギングを始めます。
そのコースはまた、高校生らしく（今時の子にあてはめると中学生くらいかな）好きな子に影響されて変わっていきます。
不純な動機なところも、普通の高校生らしいです。

もちろん、ジョギングの話ばかりでなく
アキオの高校生活がメイン。
それも、半分ぐらいが文化祭なんじゃないかしら？？？・・・ってくらいです。

どうやら、このお話はウッチャンの高校時代のお話に、かなり脚色をつけたものらしいです。
なので、普通の男の子なんだね～。

でも、普通の男の子なんだけど、文化祭になるとすごい手腕を働かせます。
ここは高校生以上の才能があるんじゃない？！ってほど。
アキオ以外にも、文化祭男が存在し、彼らはよきライバルとして切磋琢磨しています。

ライバルは文化祭だけでなく、恋愛においてもそうなっていきます。

そうやって友情と恋愛（こちらは中学生レベルの）と、文化祭によってアキオの3年間が終わり・・・・。



正直・・・・・文章が・・・う～んって感じだった。
まぁ、小説家ではないんだしね。
やっぱ、これはコントとか舞台の脚本を読んでいるような感じ。
状況説明が細かすぎるし、台詞も「そこまで細かく書かなくても！」ってところがしばしば。

でも、まぁ、
私はウッチャンファンなので、
「あぁ、ウッチャンってこういう青春時代をすごしてきたんだね」って思いつつ読ませてもらいました

頭の中でうごく主人公は、当然ウッチャンなんだけど、高校生時代ぐらいのウッチャン・・・
ってことは・・・・で、思い浮かべるのが
中・高校時代に片想いをしていた人の高校時代の雰囲気です。
顔が似てたの。
・・っていうか、その人に似てたから、ウッチャンが好きになったんです。（これまた単純！）
また、行動も似てるんだよね～～
なので、なんか・・・ノスタルジックに浸ってしまいました。


でも・・・
ウッチャンが書いてなかったら、途中で「やめたっ！」って投げていたかも・・・・