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まあの日記

興味のあることをつれづれなるままに・・・・。

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これは時間がなくて、適当に借りちゃった本です。
帯を一読して借りたつもりなんだけど、
帰ってからもう一度読むと
「戦慄の!」とか書いてあって、どうやら怖い本らしい!


『こどもの一生』中島らも

どうしよ~~~。
ホラーはさけてきたのに・・・
めちゃめちゃ怖がりです。
昔は貴志裕介さんとか、山田悠介さんとか読んでいましたが
夜、寝る前に読むので怖い夢をみるんです。
旦那がいない夜が多いので、怖い本だとどうしてもだめ・・・・。

この本、読み始めて「ど、どうしよう・・・」と思っていたので
なかなか読み進められなかったけど
読んでいるうちに「怖い本」だってことを忘れてしまいました
面白いんです。

お話は、とある島の話。
そこには精神障害者の施設と、国防省の灯台しかありません。
住んでいるのは施設の医者と看護婦と、患者と、灯台守だけ。

患者の中にはこの島をリゾートアイランドに開発しようとたくらんでいる
三井という社長と、その秘書柿沼が含まれていた。
彼らは患者のふりをしてもぐりこんでいたのだ。
彼らを含めても患者は5人だった。

彼らは医者によって、それぞれのトラウマをもっていない年齢に退行催眠をかけられる。
みんな10歳の子どもになり、医者と看護婦が保護者のような形で生活が始まる。

子どもも5人集まると、「社会」が生まれ、団結と、除外が生まれる。
そして、それが恐怖のシーンをうんでいく・・・・・。



こういうホラーちっく・・・っていうと、
せいぜい話しの半ばぐらいからは怖いシーンがくるだろうとおもいきや、
意外と最後のほうだけでした。
それも、おもうほどではなかったので、よかったです。
(映像的には気持ち悪いけど、文章で読むとそうでもなかったかな)


、「中島らも」さんってよくは知らず、名前だけ知っている程度の知識だったんですが、
舞台の脚本を書くとなんですね~。
このお話ももともと舞台の脚本で、それをノベライズ(?)化したもののようです。
でもって、その間に、精神安定剤の過剰摂取で一時的に目が見えなくなったり、
大麻所持で逮捕され、釈放され、精神病院に入所して・・・などという、
ドエライ事件があったそうです。
そんな頃にこんなお話がかけるんだ・・・・。

ある意味、ちょびっと、感心です・・・。

でね、中島らもさんの劇団はみなさん「笑おう」って体勢でやってくるので、
意外性をもって、最後を怖くしたそうです。
なるほど!
だから、最後のちょこっとだけ怖くなってるんですね~。

このお話の舞台もみたくなりました。



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らもさん

中島らもさん天才ですよね
亡くなっちゃったのが惜しまれます

らもさんのエッセイとか悩み相談
私好きで、昔読んでましたよ~
くすりと笑えるとこが好きです

ちょい怖な話しと言えば「人体模型の夜」もおすすめです~

by かうみん 2009/03/16(Mon)11:46:26 編集
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まあ
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女性
自己紹介:
平成10年9月と平成15年8月生まれの姉妹をもつ母です。
手芸とパソコンとこの頃はゲームもハマってます。
山崎まさよしさんが大好き
大道芸人のぞみクンも大好き

mixiやってます。
アメブロもこっそりやってます・・・。

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