2009/03/14 (Sat) 『ア・リ・ガ・ト』を聞きました

今日は山崎まさよしさんのラジオ、「音届」で
「花も嵐も」のカップリング曲、
「ア・リ・ガ・ト」がかかりました～


やっぱ、あのファンクラブイベントの時の歌でしたね

今回も「おもちゃ目線の曲」って紹介されていました。
そう思って聞くと、余計にせつない曲です。

歌詞をなんとか書き起こしたので
UPしますが、前回にひきつづき間違いがあるかと思います。
（前回の「春も嵐も」はめちゃめちゃ間違っててごめんなさい）
参考程度にお願いします。

『ア・リ・ガ・ト』

もう僕は何もすることがなくなってしまったよ
もう君は他の助けもなく生きてけるんだよ

南風窓を叩きはじめて　なんとなく予感がしていたんだ

重ねがさね　本当にアリガト
最後までとはいかなかったけど
いつか君が僕を忘れてしまっても
どうってことないさ　
たいしたことじゃない　やいやいや・・・

もう春は実はすぐそこまできてるんだよ


もう誰も　いやな思いをすることはないんだよ
片付いてく部屋の片隅で
こんな日が来ること、知っていた

重ね重ねほんとにアリガト
今までこんなに大事にしてくれて
いつかどこかで　思い出してくれたなら
それはそれで　嬉しいかもしれない

いつかまたね　ほんとうにアリガト
朝も昼も夜も　夢中になってくれて
あの時の心で　誰かを愛せるなら
大人になるのもきっと悪いことじゃない・・・



すみません・・・
今、歌詞を確認するのにもう一回聞いたら・・・涙出てしまった
実は私にはずっとずっと
ひっかかっているおもちゃの思い出があったりするのです

それは物心ついたときには持っていた、赤ちゃんのお人形（実物大）です。
多分「抱き人形」といわれるものです。
赤ちゃんが欲しい人が、おまじないとして
『お人形を赤ちゃんのように大事にする』・・・ってことが昔あったらしく、
そのためのお人形だったので、かなりリアルです。
（そのお人形は私の誕生祝に誰かがプレゼントしてくれたものらしいですが）
さらに、私につける名前の第二候補「ミキちゃん」って名前でした。

このお人形、すごく大好きで、
もの心ついたときは、どろどろで、髪の毛もぐちゃぐちゃ。
来ていた服は弟のお下がりを小学生なりにアレンジしたものでした。

で、母もさすがに何度も捨てようと押入れに隠すのですが
そのたびに私がみつけて引っ張り出して、救出（？）してました。

いつしか一緒に寝るようになり、母も手を出さなくなり、
大学ぐらいまでは一緒に寝ていたような・・・・
（他にもやたらぬいぐるみいっぱいと寝てましたが）

「いつか私の子供もミキちゃんと遊ぶといいな」
なんて漠然と考えていました。

時は過ぎて、その想い通り、長女も次女もミキちゃんと目一杯遊び、
そろそろ引退させたほうがいい・・・ってところまできて
（すでにあちこち修理してましたが）
手放すことにしました。
ちゃんと、加太の淡島神社へ持っていって、供養をしてもらいました。

が・・・・
時々、ミキちゃんを神社に持っていった時のことを思い出すと涙が出てしまいます（今もボロボロないてます）
なんでかなぁ・・・。
ミキちゃん、ちゃんと供養されてないのかなぁ・・・・。
もう一回、神社におまいりしたほうがいいのかなぁ？

話がめっちゃ戻るけど、
ファンクラブイベントの時に始めて聞いたときも、ミキちゃんを思い出して泣きそうになってしまった（人前だから我慢した）
この歌はどうしてもそれを思い出してしまう

「ア・リ・ガ・ト」のおもちゃは、大人になって自分から旅立つ持ち主を
あったかい目線（諦め？）で見ているけど、
ミキちゃんはどうだったのかなぁ？