まあの日記
興味のあることをつれづれなるままに・・・・。
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これ、昨日の予防接種待っている間に読み始めて、
すごく面白くて、
続きが読みたくて、読みたくて・・・・
気がついたら終わってた。
『ガール』奥田英朗
言わずとも、奥田英朗さんは前回読んだ、
まさやんがでてくる
『マドンナ』を書いた作家さんです。
『マドンナ』が面白かったので、次もよんでみよう~って。
でね、
『マドンナ』はだいたい40歳代の中堅サラリーマンが主人公の短編集。
この『ガール』は
30歳代前半のキャリアウーマンが主人公の短編集です。
最初の「ヒロくん」にどっぷりハマってしまったんですが、
これは35~6歳で突然課長に昇進してしまったキャリアウーマンが、
四苦八苦しながら自分の部下たちと仕事をしていく話。
年上の男性の部下はとにかく、扱いにくい。
どうやら派閥もちがうらしい。
・・・っていうか、なんで男は派閥にこだわるの?!・・・・・って話ですね。
『マンション』も同じく35歳前後のキャリアウーマンが
マンションを買うか、否か・・・・って悩みつつ、
当然お仕事も悩む・・・え?もしかして、転勤ってことになったら
マンション購入計画はどうなるのぉ~~~。
・・・・なんて話。
海外旅行を年に1~2回。
お洋服はブランド
外食も食べたいものを即座にチェック~!
・・・・なんて、一流企業のキャリアOLはうらやましいなぁ~って思いました。
さらに自分だけのマンション・・かぁ・・・
すごいねぇ。
『ガール』も同じく、30才代前半の独身OLが
そろそろもう自分は「ガール」・・つまり、「女の子」ではなく
オバチャンの種類に属しているのか・・・どうなのか・・・って
悩むお話。
20才代の人と同じ社外サークルにはいって、
20才代の人と同じブランドのお洋服を着て、
ディスコで踊って、
ナンパされちゃうかなぁ~・・・なんてドキドキしたりして・・・。
でも、ナンパされるのは自分たちの横にいる若い後輩たち。
その現実に、そろそろそういうの、卒業???って思うのは
やっぱり少し、ショックな感じです。
『ワーキングマザー』は離婚して一人で子どもをそだてている女性が
子どもが小学校に入学したのをキッカケに、総合職の役職に復帰して、
「育児を言い訳にしない」って決めて奮闘するのですが、
やっぱり周囲は「彼女は育児があるから」という目で見られて
ちょっと自分の周りに壁がある??・・・なんて話。
その壁は嫌なものでなく、心遣いなのですが、
よけいにそれがつらいなぁ・・・。
『ひと回り』は、上記にも書いた
「マドンナ」の女版・・みたいなもの。
新入社員の指導員を引き受けたら、その新入社員はさわやかな好青年で
一回りも違うその男の子に、恋心みたいなものを持ってしまった。
でも、年齢が違いすぎる。
さらに、社内・社外には恋敵の若い女の子がいっぱいいすぎて、
全然太刀打ちできない~~~。
・・・・って話です。
そうかぁ・・・・
今、大学卒業した新入社員って、ひとまわりちがうんだなぁ・・・。
今の職場は奇跡的に(?)私が一番若いので、
あまり年齢を気にしなかったけど・・・・そうかぁ・・・。
ちょっとショックかも。
この本の中で一番心を引いたのは
「女は生きにくいと思った。どんな道を選んでも、ちがう道があったのではと思えてくる。」
って文です。
これは「ガール」のなかで、主人公が高校の同窓会に出かけて最後に思う言葉。
自分は結婚もせず、仕事と遊びと自分磨きで充実している毎日をすごしてきたけど、
そろそろちやほやもされないし、確かなものがない・・・って不安。
一方、専業主婦で子どもがいて、旦那がいる同級生をみて、
少し羨ましく思う。
でも、その同級生は、仕事して自分の事にお金や時間をかけられる主人公たちの生き方に羨ましさを感じる。
でも、多分二人が入れ替わったとしても、
お互いを羨ましいと感じることは確か。
女性の生き方って多様化しているから、
強い意志のある人意外は、迷いながら、これでいいのか・・・って考えながら生きているんだなぁ・・・って思いました。
・・って、私もこの頃
「結婚なんて考えずに、大学卒業したときに、バリバリのキャリアウーマンになる道を選べばよかった」とたまに思うことがありました。
まぁ就職氷河期だったので、あの道しかなかったとは思うんですが・・・
すごく面白くて、
続きが読みたくて、読みたくて・・・・
気がついたら終わってた。
『ガール』奥田英朗
言わずとも、奥田英朗さんは前回読んだ、
まさやんがでてくる
『マドンナ』を書いた作家さんです。
『マドンナ』が面白かったので、次もよんでみよう~って。
でね、
『マドンナ』はだいたい40歳代の中堅サラリーマンが主人公の短編集。
この『ガール』は
30歳代前半のキャリアウーマンが主人公の短編集です。
最初の「ヒロくん」にどっぷりハマってしまったんですが、
これは35~6歳で突然課長に昇進してしまったキャリアウーマンが、
四苦八苦しながら自分の部下たちと仕事をしていく話。
年上の男性の部下はとにかく、扱いにくい。
どうやら派閥もちがうらしい。
・・・っていうか、なんで男は派閥にこだわるの?!・・・・・って話ですね。
『マンション』も同じく35歳前後のキャリアウーマンが
マンションを買うか、否か・・・・って悩みつつ、
当然お仕事も悩む・・・え?もしかして、転勤ってことになったら
マンション購入計画はどうなるのぉ~~~。
・・・・なんて話。
海外旅行を年に1~2回。
お洋服はブランド
外食も食べたいものを即座にチェック~!
・・・・なんて、一流企業のキャリアOLはうらやましいなぁ~って思いました。
さらに自分だけのマンション・・かぁ・・・
すごいねぇ。
『ガール』も同じく、30才代前半の独身OLが
そろそろもう自分は「ガール」・・つまり、「女の子」ではなく
オバチャンの種類に属しているのか・・・どうなのか・・・って
悩むお話。
20才代の人と同じ社外サークルにはいって、
20才代の人と同じブランドのお洋服を着て、
ディスコで踊って、
ナンパされちゃうかなぁ~・・・なんてドキドキしたりして・・・。
でも、ナンパされるのは自分たちの横にいる若い後輩たち。
その現実に、そろそろそういうの、卒業???って思うのは
やっぱり少し、ショックな感じです。
『ワーキングマザー』は離婚して一人で子どもをそだてている女性が
子どもが小学校に入学したのをキッカケに、総合職の役職に復帰して、
「育児を言い訳にしない」って決めて奮闘するのですが、
やっぱり周囲は「彼女は育児があるから」という目で見られて
ちょっと自分の周りに壁がある??・・・なんて話。
その壁は嫌なものでなく、心遣いなのですが、
よけいにそれがつらいなぁ・・・。
『ひと回り』は、上記にも書いた
「マドンナ」の女版・・みたいなもの。
新入社員の指導員を引き受けたら、その新入社員はさわやかな好青年で
一回りも違うその男の子に、恋心みたいなものを持ってしまった。
でも、年齢が違いすぎる。
さらに、社内・社外には恋敵の若い女の子がいっぱいいすぎて、
全然太刀打ちできない~~~。
・・・・って話です。
そうかぁ・・・・
今、大学卒業した新入社員って、ひとまわりちがうんだなぁ・・・。
今の職場は奇跡的に(?)私が一番若いので、
あまり年齢を気にしなかったけど・・・・そうかぁ・・・。
ちょっとショックかも。
この本の中で一番心を引いたのは
「女は生きにくいと思った。どんな道を選んでも、ちがう道があったのではと思えてくる。」
って文です。
これは「ガール」のなかで、主人公が高校の同窓会に出かけて最後に思う言葉。
自分は結婚もせず、仕事と遊びと自分磨きで充実している毎日をすごしてきたけど、
そろそろちやほやもされないし、確かなものがない・・・って不安。
一方、専業主婦で子どもがいて、旦那がいる同級生をみて、
少し羨ましく思う。
でも、その同級生は、仕事して自分の事にお金や時間をかけられる主人公たちの生き方に羨ましさを感じる。
でも、多分二人が入れ替わったとしても、
お互いを羨ましいと感じることは確か。
女性の生き方って多様化しているから、
強い意志のある人意外は、迷いながら、これでいいのか・・・って考えながら生きているんだなぁ・・・って思いました。
・・って、私もこの頃
「結婚なんて考えずに、大学卒業したときに、バリバリのキャリアウーマンになる道を選べばよかった」とたまに思うことがありました。
まぁ就職氷河期だったので、あの道しかなかったとは思うんですが・・・
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プロフィール
HN:
まあ
性別:
女性
自己紹介:
平成10年9月と平成15年8月生まれの姉妹をもつ母です。
手芸とパソコンとこの頃はゲームもハマってます。
山崎まさよしさんが大好き
大道芸人のぞみクンも大好き
mixiやってます。
アメブロもこっそりやってます・・・。
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おもしろそう♪
もう読まれたのですね!
さすがです。。。
『ガール』。。まあさんの印象に残った言葉で
とっても 興味湧きました☆
いろんな夢を描いていたけれど
そのどれかに もっと力を注いでいたら
今頃どうしてるかな。。。。
さくさく~と読めますよ
この作家さんの本はさくさく~っと読めます。
キャリアウーマンやエリートサラリーマンとは縁遠い私も、
ちょっとだけそういう世界を覗かせてもらった・・・って感じの読了感でした。
今から学生時代に戻ったら、
もっと一生懸命勉強して・・・って思うけど、
きっと戻っても勉強しないんだろうなぁ・・・。