2008/11/01 (Sat) 映画『容疑者×の献身』をみた！

先日から、喧嘩・・・っていうか、
不仲な感じの旦那と映画に行ってきました。


なんで、また・・・と、思われるかもしれませんが、
実はず～～～～～～っと１ヶ月も前から約束していたことなんです。

ムカつくので、「忘れてたら別にいいや」って感じに思っていたんですが、
どうも覚えていたようで・・・。
もしかしたら、私の機嫌が超悪いのも分ってて、
懐柔策として、「明日の映画さぁ～」なんて昨夜、話しかけてきたのかも。

で、ここで「行かない」というと、
喧嘩が大きく爆発するし、
結構、もう、「いいや。ほっとこ」ってスタンスになってきていたので、
行くことにしました。


『容疑者Xの献身』は、東野圭吾さんの原作で、
確か、直木賞獲ったときに、読みました。
私も旦那も読書が趣味だけど、読む本は全然ちがうんです。
でも、ほんのちょびっとだけ重なるものがあって、それが東野圭吾さんの作品なんですよ。
なので、二人とも読んで、二人とも感動した本だったの。

ＴＶドラマ「ガリレオ」も好きで見ていましたが、
それがなくてもこの原作の映画化なら、絶対にみたい！！って思っていました。



実は随分前に読んだので、
細かい部分はかなり忘れています。（旦那は覚えていました）
なのでか、すんなり映画に入れましたね。

石神という役は、小太りで背が低くてあまり見栄えの良くない男・・・って感じだったので、
堤真一さんが演じるというのは、「えぇ～！」って思っていたけど
すごくよかった！！！
さえない男がめちゃくちゃあってた！！！

多分、湯川先生（福山雅治）がかっこいいからだろうな～。


ほんとうに、湯川先生はかっこよかった

福山雅治は男前なのはわかっているけど、
特に「魅力的な男」とは思ったことがなかったんです
でも、湯川先生はかっこいい～～

映画の中で、湯川先生が石神（数学では天才）に、
帝都大学の人がナントカいう数学の定理の解いたものを持ってきて、
「これが正しいか、証明してくれ」と手渡すんですが、
そのときに、ずっと猫背で、目も半分しか開かない石神が、
嬉々として机に向かって、解いていく・・・っていうシーンがあるんですが、
なんとなくこのシーンの二人が、かっこよかった。

自分の好きなことを、こだわってやっている姿って
やっぱ魅力的なんだなぁ～～～。
たとえそれが役柄であっても・・・。



話は結構哀しい、切ないハナシなので、最後は泣きました。
結末を知っていても、やっぱり泣けました。



ドラマから映画までひっくるめても
やっぱり一番いい話なのはこの『容疑者Ｘの献身』です。
是非、ドラマが好きだったからはみてください。