2008/08/15 (Fri) 『娼年』を読んだ

題名の漢字をかんがえても、
かなりクセモノ？って小説です。


『娼年』石田衣良

でも、おもったよりもエッチばかりでなく、
綺麗な感じの小説でした。

なんとなく

を思い出すようなお話だな。
・・っていっても、わたし、これ、原作よんでないんですけど・・・

こっちのドラマのほうで知ってます。
原作もよんでみたいかも・・・

・・・ってことで、話は「娼年」に戻ります。


大学生でバーテンのアルバイトをしながら生活している、リョウは
ある日、御堂静香の経営する、会員制クラブではたらくことになりました。
そこは、女性から最低1時間1万円をもらって、
ありとあらゆる女性のお願いを聞き入れる仕事です。
もちろん、Hも。Hなしのただのデートも、なんでもあり。
そこでであった女性や御堂静香たちから、退屈でない人生の生き方や恋愛について教わっていく。

ひと夏の暑さと、冷房の中の涼しさ・・みたいな
なんともいえない両極端が見えるような小説でした。