2008/06/15 (Sun) 『東京少年』を読んだ

先日読んだ
「Twelve　Y.O」があまりにも難しかったので、
次は、簡単そうなののを選びました。


『東京少年』長野まゆみ

１４歳のロク（常緑　ときわ）は、大学教員の叔父の家に居候している。
母親は生き別れて、顔もしらないし、
父はプラントハンターでほぼ日本におらず、
一緒に住んでいた祖父も数ヶ月前に死んでしまったためだ。

ある日、ロクは母に関する手がかりを教えられた。
父と初めて会った日、母は真っ黒な椿を抱えていたという。
そして祖父の家から叔父の家に移り住むとき、偶然、黒椿の写真を発見した。
写真の後ろには『Tunomegawa』と書かれている。
『Tunomegawa』とはいったい人か？場所か？もしかして、母なのか？

ロクは幻の黒椿をさがしていくうちに、家族やロクの周囲の人たちの関係・秘密に近づいていく・・・・・。

っていうお話です。

著者の長野まゆみさんの特徴らしいけど、
漢字が古い字をあてています。
　　　　部屋　　室
　　　決める　　極める
チキンスープ　　チキンスゥプ
などなど・・・
結構そういうの、キライじゃないです。
雰囲気がよくなるよね。
でも、ちょっとだけ、ウザかったかな（FANの方すみません）

あと、雰囲気としては
線の細い美少年ばっかり出てくる、少女マンガで、BLチックな感じですね。
それもそんなにキライじゃないんだけど、
なんとなく今の私の気分じゃなった。
多分、「Twelve　Y.o」みたいな、ゴリゴリのムキムキマッチョな男の話を読んだ後だったから、
頭のなかの切り替えができなかったのかなぁ？？

さて・・・
次はちゃんと切り替えてよめるかな？