2008/06/01 (Sun) 『放課後保健室』を読んだ

図書館から予約の本が入ったと連絡があったので、
図書館に行ったんですが、ついでに本屋にも寄りました。
その本屋には、一角だけ古本コーナーもあって、そこで見つけて
何気に１冊読んだら面白くて、
思わず買ってしまいました。

『放課後保健室』水城せとな

そこには、１巻から６巻まであったので、とりあえず６巻までGET
　

これがね・・・面白かったの！！！
いっきに６巻まで読んでしまって、
めっちゃ続きが気になった。
明日は仕事とお迎えで１日大忙しなので、本屋にいくヒマなんてないから、
今日のうちに残りを探すことにしました

古本屋さんを２件まわって、見事

　　　
コンプリートしました！！

で、やっぱりいっきに全部読んでしまった。
おもしろかったぁ～～～。
オチも、「なるほど！そうきたか！」って思ったよ。


お話は、
高校一年生の一条真白（ましろ）は、誰にも秘密にしているが
上半身は男性、下半身は女性という体をしている。
しかし、男の子として今まで生きてきた。
ある日、初潮がきてしまった。
それをキッカケに、自分の性がよけいに分らなくなってしまう。

その日、見たことない保健室の先生に呼び止められ、
地下の保健室で「放課後の授業」をうけることになった。
それは、同じ授業を受ける誰かの夢の中で、
自分の本性・本質の姿で戦い、誰かの体の中にある鍵を探し、奪い合うものだった。

真白はこの戦いの中で、より男らしく・・と思っているのに、
なぜか女子生徒の服になってしまう。
この授業で知り合った、藤島紅葉（くれは）と仲良くなる。
彼女は男性恐怖心が強かったが、半分女性の真白となら、一緒にいられたのだ。
二人はいつしかカップルとなる。
が、同じクラスの水橋蒼（そう）が、真白は女だってことに気がつき、
告白をし、キスをする。

真白は果たして、男として生きるのか、女として生きるのか。
夢の授業で、鍵をとり、扉を開けて「卒業」したらどうなるのか・・・・。

っていうお話です。
夢の中は結構悲惨に戦います。
夢の中なので死なないんですけど、その分、エグかったりします。

オチとしても面白かったし、内容も面白かったので、オススメです。