まあの日記
興味のあることをつれづれなるままに・・・・。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
結構時間かかった本です。
今朝、ようやく読み終わりました
『黒と茶の幻想』恩田陸
すごく面白いですが、結構な厚みがあります。
計ってみたら、表紙をいれずに3.5cm。
今日もう1冊読み終わったので、あとでUPする本は、1.2cmで、
結構標準的だと思うので、2~3倍近くあるってことですね。
でも、さっきもかいたけど、面白かった~
これは先日読んだ
『三月は深き紅の淵を』にもでてくる小説です。
この『三月深き紅の淵を』という本(劇中小説です)の1章が『黒と茶の幻想』なのです。
・・・う~ん・・・ややこしいなぁ。
『黒と茶の幻想』のあらすじは・・・
大学時代の友人たち、利枝子・彰彦・蒔生・節子の4人は40歳を目前として、Y島へ旅をすることになる。
彼らの目的は、J杉や三顧の桜を見ること。
旅の間、ミステリー好きな彰彦はそれぞれ「美しい謎」を提供し、それらをみんなの話し合いによって説いていこう・・という。
原生の森や、苦しい山道を登りながら、安楽椅子探偵もどきをするというのだ。
しかし、彼らの頭にはそれぞれが提供する「美しい謎」よりも、
それぞれの過去の真相に思いが傾く。
この小説は4章からなり、それぞれ、主人公がかわります。
最初は利枝子の章。
昔、利枝子と蒔生は恋人同士だった。
利枝子はおそらくこのまま一生添い遂げるだろうと思っていた。
しかし、蒔生はある時、利枝子に別れを告げた
利枝子の親友で、小さい頃から舞台役者をしていた、憂理が好きになったからだという。
しかし、憂理と蒔生が付き合った形跡はなく、
憂理は大学卒業記念の一人芝居のあと、姿を消した。憂理はどこで、何をしているんだろう・・・。
次の彰彦の章。
容姿がすごく綺麗な彰彦には、これまた美しい姉がいた。
しかし、姉は彰彦の友人を片っ端からちょっかいをかけ、とことん隷属させる。
なので、友人を姉に合わせたくなかった。
そんなある日、初めて心からの親友、友紀が殺された。
その犯人は今でも分らない。
友紀はどうして死んだのか。
トラウマになっている、雨の中アジサイの向こうにたつ友紀の姿の幻影はなんなのか・・・・。
さらに、蒔生の章では、利枝子の章での答えも出てきます。
利枝子はまだ蒔生を愛しているので(利枝子には夫も子もいます)、蒔生の事を美化している風がありますが、
実際結構、嫌なやつだってことが分ります。
ここまででなんとなく、利枝子と蒔生のハナシもおさまったし、彰彦のトラウマの正体も明らかになりましたが、
最後に節子の章があります。
こちらは旅のクライマックス、J杉や三顧の桜を目指す旅です。
節子はしっかりしていて、友人関係もうまくやれ、仕事もキャリアがあり、
周囲から何の問題もなさげに見えますが・・・。
やっぱり、この最後に節子を入れたのがよかったです。
まとまるし、今後の展開に期待を寄せられました。
冷静な節子の目からだから、こうやってまとまったんだろうなぁ。
そうそう、蒔生が「好きになった」と利枝子に言った、憂理は
『麦の海に沈む果実』にもでてきます。
こちらでも、芝居をする女の子です。
つながっているとしたら、『麦の海に~』の学園を卒業(脱出?)して、入学した大学で、利枝子とであった・・ってことでしょうね。
『黒と茶の~』では憂理の壮絶な最期の話も出てくるので、なんとなくせつないです
あと、このあたりのシリーズ(?)としては
『黄昏の百合の骨』
を読んでないので、こちらも近々借りてこようと思います
今朝、ようやく読み終わりました
『黒と茶の幻想』恩田陸
すごく面白いですが、結構な厚みがあります。
計ってみたら、表紙をいれずに3.5cm。
今日もう1冊読み終わったので、あとでUPする本は、1.2cmで、
結構標準的だと思うので、2~3倍近くあるってことですね。
でも、さっきもかいたけど、面白かった~
これは先日読んだ
『三月は深き紅の淵を』にもでてくる小説です。
この『三月深き紅の淵を』という本(劇中小説です)の1章が『黒と茶の幻想』なのです。
・・・う~ん・・・ややこしいなぁ。
『黒と茶の幻想』のあらすじは・・・
大学時代の友人たち、利枝子・彰彦・蒔生・節子の4人は40歳を目前として、Y島へ旅をすることになる。
彼らの目的は、J杉や三顧の桜を見ること。
旅の間、ミステリー好きな彰彦はそれぞれ「美しい謎」を提供し、それらをみんなの話し合いによって説いていこう・・という。
原生の森や、苦しい山道を登りながら、安楽椅子探偵もどきをするというのだ。
しかし、彼らの頭にはそれぞれが提供する「美しい謎」よりも、
それぞれの過去の真相に思いが傾く。
この小説は4章からなり、それぞれ、主人公がかわります。
最初は利枝子の章。
昔、利枝子と蒔生は恋人同士だった。
利枝子はおそらくこのまま一生添い遂げるだろうと思っていた。
しかし、蒔生はある時、利枝子に別れを告げた
利枝子の親友で、小さい頃から舞台役者をしていた、憂理が好きになったからだという。
しかし、憂理と蒔生が付き合った形跡はなく、
憂理は大学卒業記念の一人芝居のあと、姿を消した。憂理はどこで、何をしているんだろう・・・。
次の彰彦の章。
容姿がすごく綺麗な彰彦には、これまた美しい姉がいた。
しかし、姉は彰彦の友人を片っ端からちょっかいをかけ、とことん隷属させる。
なので、友人を姉に合わせたくなかった。
そんなある日、初めて心からの親友、友紀が殺された。
その犯人は今でも分らない。
友紀はどうして死んだのか。
トラウマになっている、雨の中アジサイの向こうにたつ友紀の姿の幻影はなんなのか・・・・。
さらに、蒔生の章では、利枝子の章での答えも出てきます。
利枝子はまだ蒔生を愛しているので(利枝子には夫も子もいます)、蒔生の事を美化している風がありますが、
実際結構、嫌なやつだってことが分ります。
ここまででなんとなく、利枝子と蒔生のハナシもおさまったし、彰彦のトラウマの正体も明らかになりましたが、
最後に節子の章があります。
こちらは旅のクライマックス、J杉や三顧の桜を目指す旅です。
節子はしっかりしていて、友人関係もうまくやれ、仕事もキャリアがあり、
周囲から何の問題もなさげに見えますが・・・。
やっぱり、この最後に節子を入れたのがよかったです。
まとまるし、今後の展開に期待を寄せられました。
冷静な節子の目からだから、こうやってまとまったんだろうなぁ。
そうそう、蒔生が「好きになった」と利枝子に言った、憂理は
『麦の海に沈む果実』にもでてきます。
こちらでも、芝居をする女の子です。
つながっているとしたら、『麦の海に~』の学園を卒業(脱出?)して、入学した大学で、利枝子とであった・・ってことでしょうね。
『黒と茶の~』では憂理の壮絶な最期の話も出てくるので、なんとなくせつないです
あと、このあたりのシリーズ(?)としては
『黄昏の百合の骨』
を読んでないので、こちらも近々借りてこようと思います
PR
カレンダー
01 | 2025/02 | 03 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
プロフィール
HN:
まあ
性別:
女性
自己紹介:
平成10年9月と平成15年8月生まれの姉妹をもつ母です。
手芸とパソコンとこの頃はゲームもハマってます。
山崎まさよしさんが大好き
大道芸人のぞみクンも大好き
mixiやってます。
アメブロもこっそりやってます・・・。
手芸とパソコンとこの頃はゲームもハマってます。
山崎まさよしさんが大好き
大道芸人のぞみクンも大好き
mixiやってます。
アメブロもこっそりやってます・・・。
最新記事
(12/31)
(12/28)
(12/27)
(12/27)
(12/26)
カテゴリー
最新コメント
(06/29)
(06/27)
(06/26)
(06/25)
(06/25)
(06/25)
(06/25)
(06/25)
(06/24)
(06/24)