2008/03/25 (Tue) 『天国からマグノリアの花を』を読んだ

久しぶりに一冊読み終わりました。


『天国からマグノリアの花を』松野大介

買い物依存症のため、借金でどうしようもなくなった直子に、
ミュージシャンだった元彼の孝一から
「借金を返してあげるから、4ヶ月だけ結婚してくれ」とたのまれる。
彼は余命4ヶ月だというのだ。
直子は考えた末、承諾し、借金を返済することができた。
もう退院はできない彼のもとに毎日お見舞いに行くことが彼女にかせられた条件だった。
その頃、あるサラ金業者で強盗事件が起こり、
直子に思いを寄せていた雑誌記者の坂本がその担当となった。
坂本は事件と直子の旦那が関わっているのでは・・と疑問に思う。
はたして、4ヶ月の結婚の意味は？強盗事件の犯人は・・・？？

このあらすじをみると面白そうなのですが、
内容は結構雑然としている・・っていうか、登場する人間が多くて、なんだかよく分らない・・っていうか
坂本目線で強盗事件を追うと、どうしても重要でない人間ぽい人とか名前とかがでてくるから
なんだか訳分らない～～～
でも、孝一目線になると、やっぱり切ないの
どうして4ヶ月の契約結婚をしたのか・・とかは後半で分ってくるんですが、
そこからはいいけど、前半はかなり進まなくてきつかった。
もう読むのやめようかと・・・・。

たぶん、映像化されたらもっと分りやすくていいのかもね～。