2008/02/19 (Tue) 『ななつのこ』を読んだ

本って、その本自体の相性もあるけど、
自分自身のコンディションの状態も結構関係すると思うんですよね。

で、
どんな状態でも、ずぶずぶずぶ・・・とのめりこめる本もありますが、
最初は水田くらいの固さで、進むと底なし沼・・・って感じの、のめりこみ具合もあります。
この本は後者でした。

『ななつのこ』加納朋子

最初はとっつきにくかったんですが、
だんだんはまっていき、面白い～って思ったのですが、
なかなか時間がとれなくて、読み進められず、
「本がよみたいんだぁ～」と心で叫んでいました。

お話は、
『ななつのこ』という短編集を読んだ主人公（女子短大生）が、感銘をうけて、
著者の佐伯綾乃さんにファンレターを書きます。
そのファンレターはちょっと変わっていて、
自分の身近に起こった「あれ？」って事も書き添えていきます。
すると佐伯綾乃さんからの返事で、なぞが解かれる・・・という感じです。

最後は思いも寄らぬところで、「へ～！」って思うことがあったり、
なかなか面白い作品でしたよ！


次に読んでいる本は、
前者の「ずぶずぶずぶ・・」系です。
が、やっぱり時間が取れません

はぁ～～～