2008/02/10 (Sun) DVD『好きだ、』を観ました。

昨日みた、


夜のピクニックと一緒に借りてきた、


『好きだ、』をみました。

これはmixiの邦画好きコミュですごく好評だし、ネットでもかなり好評でした。
で、いつも借りるかどうか悩んでいたんですよね。
思い切って借りたんですが・・・・



ごめんなさい、私はパス・・・でした

「よかった～」って言う人の気持ちもよく分る。
確かに、一風変わった・・・っていうか、挑戦したっていうか、本当のリアリズムっていうか・・・。
本当の１７歳はこんな風に、しどろもどろで、
じっと顔を見て、目をそらして、またじっと顔を見て、また目をそらして・・・をくりかえしたり、
意味もなく「これ、やってみて」なんて言ったり・・・・
その中には「好きだ」って言葉を言うタイミングを計っているんだけど、
大抵言えずに帰っちゃう。
で、激しく後悔したり、言わなくてよかったって思ったりするんだけど、
これを映画で２時間見せられたら、かなりキツイ

雰囲気はいいんです。
誰もが（？）経験したであろう、気まずい沈黙なんて「ううう～苦しい」って思うしね。
でもでも、眠くなります。
全体的にず～～～っと静かだし。


で、１７年後の３４歳で二人は再会するんですが、
ここも静かな雰囲気。
でも１７歳の頃よりは眠くない（笑
でも、静かで、どうでもいい場面（失礼雰囲気の場面ね）が多くて、
ここのシーンはもう少し短めでいいんじゃないの？？って思うこともしばしば。
長回しがやたら多いのが特徴なのかなぁ？


いろいろ見てみたら、
この映画は台本ってちゃんとなくて（あってもあまり重視しない？）
キーワードを監督から与えられて、自由演技みたいな感じだったらしい。
特に、ユウ（宮崎あおい）とヨースケ（瑛太）のキスシーンは、
監督に瑛太君だけ「あおいちゃんからキスするように仕向けて」と言われて２時間ず～っと川原で撮っていたらしい。
それは、疲れるわ
宮崎あおいちゃんもよくそこでキスできたなぁ・・・って感心しました。
勇気いるよねぇ。


で、私としては１７年後の西島秀俊さんと、永作博美さんが好きだなぁ～。
こちらもキスシーンがあるのですが、
こっちのほうがいいな。
大人だもん

2005年ニュー・モントリオール国際映画祭で最優秀監督賞を受賞しているらしいです。
確かに、娯楽映画というよりも芸術映画って感じだなぁ～。