2008/02/07 (Thu) 『パレード』を読んだ

ずっと前に読んだ



『センセイの鞄』のアナザーストーリーを読みました。



『パレード』川上弘美

この本を読むときには、
絶対に先に『センセイの鞄』を読んでください
でないと、なんのこっちゃ、分りません。

っていうのは、
雰囲気・・・ってだけのお話なのです。
でも、『センセイの鞄』を読んで、その世界に浸った後に読むと
すごく気持ちいい空気を感じることが出来ます。


「ツキコさん昔の話をしてください」とセンセイがいうところから始まります。
センセイとツキコさんはなんだかんだといいながら、そうめんをゆで、たべて、お昼寝して、おきて・・・・
その一番気持ちのいい時間に、
ツキコさんが幼い日の不思議なハナシをするんです。
その話は不思議な話すぎて、本当のことなのか嘘なのかわからないんだけど、
でも、こういうおなかいっぱいで夢からさめて、好きな人が目の前にいる状態でハナシをするなら
こういう話が一番いいかな・・・・って思うようなお話です。

めちゃく短いお話で、
時々挿絵なんかも入っていて（表紙のような挿絵です）
ちょっとした時間に読みきれました。