まあの日記
興味のあることをつれづれなるままに・・・・。
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ここんとこ、ずっと忙しくて本を読む暇がありません。
すごく悲しい・・・
面白い本をよんでいるときほど、読めない時間というのは悲しいものです。
今日からまおが冬休みなので、衣装作りで幼稚園に行かなくていいため、
がんばって最後まで読んでしまうことにしました。
『青い鳥』重松清
大好きな重松清さんの新しい本で、本屋で見つけたけど、
なかなか図書館には入らず、入ったときにはすでに貸し出し中。
予約して待って、ようやく読むことができました
この小説は短編の形態ですが、一貫したお話です。
ドラマでいう、一話完結・・・みたいな。
いつかどこかのTV局がドラマ化しないかなぁ??
ぜひとも、民営TV局がいいな。
題材はNHKっぽいけど、NHKじゃあんまり視聴率とれないもんね。
っていうのは、
ぜひとも中高生に読んで欲しい本だな・・・って思ったんです。
重松清さん本人が、吃音の人なので、よく吃音の登場人物がでてきます。
この本の中心人物がまさしく、酷い吃音の村内先生。
中心人物・・・って書いたのは、決して主人公ではないからです。
お話はいろんな中学が舞台。そこに通う生徒の一人ひとりが主人公。
一人は、ある事件から、学校では一言もしゃべられなくなった女の子。
一人は、自分でもなぜか分らないけど、担任をカッターで刺してしまった男の子。
一人は、お父さんが交通事故で人を殺してしまった・・ということで苦悩する女の子。
一人は、ある少年をいじめた、同級生達のなかの一人。
一人は、女の子のリーダー的友人と一緒に居るのが辛い、女の子。
一人は、父の自殺により、私立中学から公立に転校し、なじめない男の子。
一人は、小中高大一貫の学校に通うが、そこから飛び出そうとする女の子。
そして、最後は、両親に捨てられ、施設に入ったあと、父親に引き取られたものの、暴力をうけ、自らも警察につかまるような青年に成長し、
でもそのあと、守りたい愛する人をみつけたという、
村内先生のかつての教え子。
村内先生はどこ学校でも非常勤教師として赴任してきます。
なのでその学校には数ヶ月しかいません。
ひどい吃音で、カ行・タ行・濁音で始まる単語の前は「かかかっかかか・・」とどもります。
授業もききとりにくく、普段もあまりしゃべりません。
しかし、先生はいつも「大事なこと」しかしゃべりません。
そして、先生の伝えたい言葉ただ一つ、
「ひとりじゃないんだよ」
という事です。
教師はそっと子供の傍にいるもので、子供は誰も一人ではないんだ・・・ってことを
実は孤独で寂しい子供に伝えにやってくるのです。
上記の子供達は、普段明るくて寂しそうではない子もいます。
自ら孤独の中にはいっていく子もいます。
でも、みんな本当は寂しくて孤独が怖くて、震えているんです。
先生は何も言わずそっと傍にいてくれます。
そうるすと子供達はそれぞれのスピードと方法で、孤独ではない方向に向きをかえて進んでいきます。
これはほんとうに、中高生に読んで欲しいなぁ・・・・って思いました。
もちろん、中高生だった私にも読ませたいと思いました。
感想文を書かせるような、陳腐なことはせずに、
ただ、じんわりと「もしかしたら自分も一人じゃないのかも」と感じて欲しい本でした。
すごく悲しい・・・
面白い本をよんでいるときほど、読めない時間というのは悲しいものです。
今日からまおが冬休みなので、衣装作りで幼稚園に行かなくていいため、
がんばって最後まで読んでしまうことにしました。
『青い鳥』重松清
大好きな重松清さんの新しい本で、本屋で見つけたけど、
なかなか図書館には入らず、入ったときにはすでに貸し出し中。
予約して待って、ようやく読むことができました
この小説は短編の形態ですが、一貫したお話です。
ドラマでいう、一話完結・・・みたいな。
いつかどこかのTV局がドラマ化しないかなぁ??
ぜひとも、民営TV局がいいな。
題材はNHKっぽいけど、NHKじゃあんまり視聴率とれないもんね。
っていうのは、
ぜひとも中高生に読んで欲しい本だな・・・って思ったんです。
重松清さん本人が、吃音の人なので、よく吃音の登場人物がでてきます。
この本の中心人物がまさしく、酷い吃音の村内先生。
中心人物・・・って書いたのは、決して主人公ではないからです。
お話はいろんな中学が舞台。そこに通う生徒の一人ひとりが主人公。
一人は、ある事件から、学校では一言もしゃべられなくなった女の子。
一人は、自分でもなぜか分らないけど、担任をカッターで刺してしまった男の子。
一人は、お父さんが交通事故で人を殺してしまった・・ということで苦悩する女の子。
一人は、ある少年をいじめた、同級生達のなかの一人。
一人は、女の子のリーダー的友人と一緒に居るのが辛い、女の子。
一人は、父の自殺により、私立中学から公立に転校し、なじめない男の子。
一人は、小中高大一貫の学校に通うが、そこから飛び出そうとする女の子。
そして、最後は、両親に捨てられ、施設に入ったあと、父親に引き取られたものの、暴力をうけ、自らも警察につかまるような青年に成長し、
でもそのあと、守りたい愛する人をみつけたという、
村内先生のかつての教え子。
村内先生はどこ学校でも非常勤教師として赴任してきます。
なのでその学校には数ヶ月しかいません。
ひどい吃音で、カ行・タ行・濁音で始まる単語の前は「かかかっかかか・・」とどもります。
授業もききとりにくく、普段もあまりしゃべりません。
しかし、先生はいつも「大事なこと」しかしゃべりません。
そして、先生の伝えたい言葉ただ一つ、
「ひとりじゃないんだよ」
という事です。
教師はそっと子供の傍にいるもので、子供は誰も一人ではないんだ・・・ってことを
実は孤独で寂しい子供に伝えにやってくるのです。
上記の子供達は、普段明るくて寂しそうではない子もいます。
自ら孤独の中にはいっていく子もいます。
でも、みんな本当は寂しくて孤独が怖くて、震えているんです。
先生は何も言わずそっと傍にいてくれます。
そうるすと子供達はそれぞれのスピードと方法で、孤独ではない方向に向きをかえて進んでいきます。
これはほんとうに、中高生に読んで欲しいなぁ・・・・って思いました。
もちろん、中高生だった私にも読ませたいと思いました。
感想文を書かせるような、陳腐なことはせずに、
ただ、じんわりと「もしかしたら自分も一人じゃないのかも」と感じて欲しい本でした。
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プロフィール
HN:
まあ
性別:
女性
自己紹介:
平成10年9月と平成15年8月生まれの姉妹をもつ母です。
手芸とパソコンとこの頃はゲームもハマってます。
山崎まさよしさんが大好き
大道芸人のぞみクンも大好き
mixiやってます。
アメブロもこっそりやってます・・・。
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