まあの日記
興味のあることをつれづれなるままに・・・・。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ついつい、書き忘れていました。
え~っと・・・土曜日だったかな?
スタレビのコンサートの帰りの電車内で読み終わりました
『プラナリア』山本文緒です。
これはmixiのハッピークローバーさんのオススメ本です。
これは5編の短編からなる本で、「プラナリア」は一番最初のお話です。
25歳の女性が乳がんになり、手術して、とりあえず成功。
あとは時々注射などの治療をするのみ・・・なんですが、
それからは何をやってもかったるい日々。
乳がんを理由に仕事も辞めてしまった。
彼氏にも「乳がんって言うな。もう治っただろう!」と言われ、正直ちょっとうとまれているっぽい
でも誰も辛さをわかってくれないじゃん。
治療のあとのだるさなんて、分らないじゃん・・・みたいなお話ですね。
ちなみに「プラナリア」は、生物の名前。切断されるとそのままそれが固体として細胞分裂し、増えていく・・・という生き物。
「生まれ変わるとしたら、プラナリアになりたい。なくなったおっぱいが再生するから」というところから来ています。
が、正直彼女はおっぱいがなくなったことに、そう執着している様子もなく、
ただ、ただ、かったるいだけ・・・・って感じかな。
このお話のほか4編もなんとなく、かったるい女性がでてきます。
「ここではないとこ」は、大学生息子、高校生の娘に口うるさく言うため、二人から疎まれている母親の話。
すごくがんばっているのかもしれないけど、報われないっていう、すごい閉塞感のあるお話でした。
「囚われ人のジレンマ」は、大学院を卒業しても研究室にいる彼氏に求婚されている、キャリアな女性の話。
収入のない彼と結婚したら、いつか彼は自尊心をきづつけられて、去って行くのではないか・・・。
「あいあるあした」は、めずらしく男性主人公。
彼が経営する居酒屋には、ゲイのバイトや、手相をみては飲み代を出してもらう彼女、そして常連さんが毎夜あつまる。
手相見の彼女は、どこでどうして生きてきたのか、いつもは何をしているのか・・・(寝泊りは主人公の家でしています)
なんとなく、飄々としています。
どのお話も自分ではどうにもならない、変な行き止まりにたどりついて、
戻れない、進めない・・・・っていう閉塞感を抱えた人々のお話です
ちょっと息がつまりそう・・・。
でも、山本文緒さんのお話ってこういうのが多いですよね。
それから、これは今日読み終わった本ですが、
『永遠の出口』森絵都
です。
これは主人公、紀子が小学4年生ごろから、高校を卒業するまでのお話。
エピローグはその後が描かれています。
小学年4生頃の紀子は、「永遠に○○出来ない」という言葉に弱かった。
姉が「あ~ぁ、紀ちゃんはもう永遠に○○をみれないんだ」なんて言うと焦ってしまう。
私も今でも「永遠に○○できない」ってことに弱いです。
家を建て替えるときにも、つぶすのが悲しくて「永遠にあの家には入れないんだ」と思うと泣けてきちゃったし、
車を買い替えるときには、いつも家から出て行く元愛車を涙で見送ってしまいます
でも紀子はそんな気持ちからもちゃんと卒業できます。
それから彼女が五年生になったときの話がすごく面白いです。
一言で言うと、ドラマ「女王の教室」のようはお話。
もしかして、原作???って思うくらい。
(こちらの本は2003年発売です。こっちのほうが古いよね?)
怖い怖い担任がでてきて、5年1組の子供達はその先生の圧力に苦しむのですが、
「冬眠する」と言ってた少年がある一言で・・・・・
それから、小学校を卒業するときの寂しさと中学にあがるワクワク感の卒業旅行・・のつもりの、日帰りデパート旅。
そして嵐のような中学時代、
バイトと恋にのめりこむ高校時代
最後に本当の意味での卒業・・・・
普通・・・っちゃあ、普通??
でも平凡に生きてきた私には、波乱万丈な学生時代の紀子がちょっと羨ましいかも。
彼女は普通ではないこともするけど、
でもやっぱり普通の女の子なんだなぁ・・・って思いました。
え~っと・・・土曜日だったかな?
スタレビのコンサートの帰りの電車内で読み終わりました
『プラナリア』山本文緒です。
これはmixiのハッピークローバーさんのオススメ本です。
これは5編の短編からなる本で、「プラナリア」は一番最初のお話です。
25歳の女性が乳がんになり、手術して、とりあえず成功。
あとは時々注射などの治療をするのみ・・・なんですが、
それからは何をやってもかったるい日々。
乳がんを理由に仕事も辞めてしまった。
彼氏にも「乳がんって言うな。もう治っただろう!」と言われ、正直ちょっとうとまれているっぽい
でも誰も辛さをわかってくれないじゃん。
治療のあとのだるさなんて、分らないじゃん・・・みたいなお話ですね。
ちなみに「プラナリア」は、生物の名前。切断されるとそのままそれが固体として細胞分裂し、増えていく・・・という生き物。
「生まれ変わるとしたら、プラナリアになりたい。なくなったおっぱいが再生するから」というところから来ています。
が、正直彼女はおっぱいがなくなったことに、そう執着している様子もなく、
ただ、ただ、かったるいだけ・・・・って感じかな。
このお話のほか4編もなんとなく、かったるい女性がでてきます。
「ここではないとこ」は、大学生息子、高校生の娘に口うるさく言うため、二人から疎まれている母親の話。
すごくがんばっているのかもしれないけど、報われないっていう、すごい閉塞感のあるお話でした。
「囚われ人のジレンマ」は、大学院を卒業しても研究室にいる彼氏に求婚されている、キャリアな女性の話。
収入のない彼と結婚したら、いつか彼は自尊心をきづつけられて、去って行くのではないか・・・。
「あいあるあした」は、めずらしく男性主人公。
彼が経営する居酒屋には、ゲイのバイトや、手相をみては飲み代を出してもらう彼女、そして常連さんが毎夜あつまる。
手相見の彼女は、どこでどうして生きてきたのか、いつもは何をしているのか・・・(寝泊りは主人公の家でしています)
なんとなく、飄々としています。
どのお話も自分ではどうにもならない、変な行き止まりにたどりついて、
戻れない、進めない・・・・っていう閉塞感を抱えた人々のお話です
ちょっと息がつまりそう・・・。
でも、山本文緒さんのお話ってこういうのが多いですよね。
それから、これは今日読み終わった本ですが、
『永遠の出口』森絵都
です。
これは主人公、紀子が小学4年生ごろから、高校を卒業するまでのお話。
エピローグはその後が描かれています。
小学年4生頃の紀子は、「永遠に○○出来ない」という言葉に弱かった。
姉が「あ~ぁ、紀ちゃんはもう永遠に○○をみれないんだ」なんて言うと焦ってしまう。
私も今でも「永遠に○○できない」ってことに弱いです。
家を建て替えるときにも、つぶすのが悲しくて「永遠にあの家には入れないんだ」と思うと泣けてきちゃったし、
車を買い替えるときには、いつも家から出て行く元愛車を涙で見送ってしまいます
でも紀子はそんな気持ちからもちゃんと卒業できます。
それから彼女が五年生になったときの話がすごく面白いです。
一言で言うと、ドラマ「女王の教室」のようはお話。
もしかして、原作???って思うくらい。
(こちらの本は2003年発売です。こっちのほうが古いよね?)
怖い怖い担任がでてきて、5年1組の子供達はその先生の圧力に苦しむのですが、
「冬眠する」と言ってた少年がある一言で・・・・・
それから、小学校を卒業するときの寂しさと中学にあがるワクワク感の卒業旅行・・のつもりの、日帰りデパート旅。
そして嵐のような中学時代、
バイトと恋にのめりこむ高校時代
最後に本当の意味での卒業・・・・
普通・・・っちゃあ、普通??
でも平凡に生きてきた私には、波乱万丈な学生時代の紀子がちょっと羨ましいかも。
彼女は普通ではないこともするけど、
でもやっぱり普通の女の子なんだなぁ・・・って思いました。
PR
カレンダー
01 | 2025/02 | 03 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
プロフィール
HN:
まあ
性別:
女性
自己紹介:
平成10年9月と平成15年8月生まれの姉妹をもつ母です。
手芸とパソコンとこの頃はゲームもハマってます。
山崎まさよしさんが大好き
大道芸人のぞみクンも大好き
mixiやってます。
アメブロもこっそりやってます・・・。
手芸とパソコンとこの頃はゲームもハマってます。
山崎まさよしさんが大好き
大道芸人のぞみクンも大好き
mixiやってます。
アメブロもこっそりやってます・・・。
最新記事
(12/31)
(12/28)
(12/27)
(12/27)
(12/26)
カテゴリー
最新コメント
(06/29)
(06/27)
(06/26)
(06/25)
(06/25)
(06/25)
(06/25)
(06/25)
(06/24)
(06/24)