まあの日記
興味のあることをつれづれなるままに・・・・。
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前にも書いたけど、
中学の頃に一度従姉妹に借りて吉本ばななさんの小説を読みました。
その時には「あんまり面白くない」って思ってました。
一緒に借りた本は、星新一さんのSFや、赤川二郎さんの気持ちいい推理小説だったり、
自分で絶対に買ったのは、新井素子さんの小説。
特に、新井素子さんの
「星へ行く船シリーズ」にかなりハマっており、
登場人物の太一郎さんを本気で好きだった・・・という頃で・・・
はっきり言ったら、お子ちゃまだったのよね!
だからたぶん、
吉本ばななさんのこの
『キッチン』を読んでも
「なんだか物事がすっと進まなくて・・・つまんない」と思ったんだよね。
今は全然受ける印象がちがう!!
なんともいえない、空気を読めるようになったんだろう・・・と、
ちょっと大人になった自分を実感します。
この1冊に
「キッチン」
「満月 キッチン2」
「ムーンライトシャドウ」
という3篇が入ってます。
「キッチン」と「満月 キッチン2」は一つの話です。
桜井みかげは両親を早くに亡くし、唯一の肉親の祖母亡くしてし、天涯孤独おまけに、住んでる家も出なくてはいけなくなってしまった。
そこに、祖母が常連だった花屋の青年が来て、「よかったら家にきて」と言う。
その青年に惹かれた(恋愛感情ではなく、なんとなく)みかげは、約束どおり青年のマンションを訪ねる。
マンションには青年のほかに、青年の母が住んでいた。
母親は派手ですごく綺麗な水商売の女性・・・に、見える男性。つまり、父親だった。
そして奇妙な居候生活は、みかげの大好きなキッチンに隣接する部屋の寝心地のいいソファーで始まる・・・。
「キッチン」ではみかげがこの心地よい空間にいつづける事が、はたしてイイコトなのか・・・悩むのですが、
次の「満月 キッチン2」ではすでに引越していて、大学を辞め、料理研究家のアシスタントを始めてます。
青年・・・雄一は、大学に通っているんですが、
ある日、雄一からみかげに電話がはいります。
「えり子さんが死んだ」
(えり子さんは、雄一の女装した父親の源氏名)
ストーカーに付け狙われて、お店で刺されて死んでしまったらしい。
そして雄一も天涯孤独の身となってしまい、みかげにSOSを求めた。
みかげも久しぶりに、心地よいキッチンのあるマンションにもどってくる。
私はどっちかっていうと、「満月 キッチン2」が好きだなぁ~~。
みかげと雄一は恋愛関係ではないけれど、
その一歩手前・・ってのが、微妙な関係でいいなぁ~~
あと、えり子さんが男から女になった理由が
死んだ奥さん以外、これから誰かを好きになることはないから、
小さい子を育てていくには、女として生きて水商売をするのがいいだろう・・・ってこと。
なんか、潔くていいな。この理由。
これだけの理由で、いっきに私もえり子さんが好きになってしまった
「ムーンライトシャドウ」は
恋人が事故で死んでしまって、まだその悲しみから抜け出せない、でもがんばって抜け出そうともがいている・・・ってお話。
恋人は弟の彼女を駅まで送っていく途中で事故死したので、
恋人の弟も、彼女と兄を亡くしてしまっている。
二人とも、なんとかその悲しみを絶えて、前に進む準備をしている・・
こちらもなんか、いいお話でした
コレを機に、昔読んで「意外とつまんなかった」と思った話を読み返してみようかな
中学の頃に一度従姉妹に借りて吉本ばななさんの小説を読みました。
その時には「あんまり面白くない」って思ってました。
一緒に借りた本は、星新一さんのSFや、赤川二郎さんの気持ちいい推理小説だったり、
自分で絶対に買ったのは、新井素子さんの小説。
特に、新井素子さんの
「星へ行く船シリーズ」にかなりハマっており、
登場人物の太一郎さんを本気で好きだった・・・という頃で・・・
はっきり言ったら、お子ちゃまだったのよね!
だからたぶん、
吉本ばななさんのこの
『キッチン』を読んでも
「なんだか物事がすっと進まなくて・・・つまんない」と思ったんだよね。
今は全然受ける印象がちがう!!
なんともいえない、空気を読めるようになったんだろう・・・と、
ちょっと大人になった自分を実感します。
この1冊に
「キッチン」
「満月 キッチン2」
「ムーンライトシャドウ」
という3篇が入ってます。
「キッチン」と「満月 キッチン2」は一つの話です。
桜井みかげは両親を早くに亡くし、唯一の肉親の祖母亡くしてし、天涯孤独おまけに、住んでる家も出なくてはいけなくなってしまった。
そこに、祖母が常連だった花屋の青年が来て、「よかったら家にきて」と言う。
その青年に惹かれた(恋愛感情ではなく、なんとなく)みかげは、約束どおり青年のマンションを訪ねる。
マンションには青年のほかに、青年の母が住んでいた。
母親は派手ですごく綺麗な水商売の女性・・・に、見える男性。つまり、父親だった。
そして奇妙な居候生活は、みかげの大好きなキッチンに隣接する部屋の寝心地のいいソファーで始まる・・・。
「キッチン」ではみかげがこの心地よい空間にいつづける事が、はたしてイイコトなのか・・・悩むのですが、
次の「満月 キッチン2」ではすでに引越していて、大学を辞め、料理研究家のアシスタントを始めてます。
青年・・・雄一は、大学に通っているんですが、
ある日、雄一からみかげに電話がはいります。
「えり子さんが死んだ」
(えり子さんは、雄一の女装した父親の源氏名)
ストーカーに付け狙われて、お店で刺されて死んでしまったらしい。
そして雄一も天涯孤独の身となってしまい、みかげにSOSを求めた。
みかげも久しぶりに、心地よいキッチンのあるマンションにもどってくる。
私はどっちかっていうと、「満月 キッチン2」が好きだなぁ~~。
みかげと雄一は恋愛関係ではないけれど、
その一歩手前・・ってのが、微妙な関係でいいなぁ~~
あと、えり子さんが男から女になった理由が
死んだ奥さん以外、これから誰かを好きになることはないから、
小さい子を育てていくには、女として生きて水商売をするのがいいだろう・・・ってこと。
なんか、潔くていいな。この理由。
これだけの理由で、いっきに私もえり子さんが好きになってしまった
「ムーンライトシャドウ」は
恋人が事故で死んでしまって、まだその悲しみから抜け出せない、でもがんばって抜け出そうともがいている・・・ってお話。
恋人は弟の彼女を駅まで送っていく途中で事故死したので、
恋人の弟も、彼女と兄を亡くしてしまっている。
二人とも、なんとかその悲しみを絶えて、前に進む準備をしている・・
こちらもなんか、いいお話でした
コレを機に、昔読んで「意外とつまんなかった」と思った話を読み返してみようかな
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プロフィール
HN:
まあ
性別:
女性
自己紹介:
平成10年9月と平成15年8月生まれの姉妹をもつ母です。
手芸とパソコンとこの頃はゲームもハマってます。
山崎まさよしさんが大好き
大道芸人のぞみクンも大好き
mixiやってます。
アメブロもこっそりやってます・・・。
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