2007/11/02 (Fri) 『夜の公園』を読んだ

いつになったら、図書館に行けるんだ・・・・・
ここ数日、「図書館へ行かなくちゃ」が私の中の合言葉になっている。
日曜日に「予約本が帰ってきたので取りに来てください」と連絡を受けて、
月曜日は義母がいて、火曜日は休館日。
水曜日も行ったけど休館日。
昨日は買い物。
今日こそ・・・とおもったら、朝からアッシー頼まれた
こういうことって、あるんだよねぇ・・・。

でもって、アッシーから帰って１時間時間があったので、
図書館へ行こうか・・・とおもったけど、
もうちょっとで読み終わるので、読みきってしまった。


『夜の公園』川上弘美


作者はたぶん、もっと｢夜の公園」って場面を
キーワードにしたかったのかもしれないけど、
結果的に「なんで題名にしたんだろう？」くらいのキーワードでした（笑
それとも、そこから何か読み取らなくちゃいけなかったのかなぁ？

お話は、リリと、幸夫、暁、春名、悟・・・の４人の恋愛話。
あ・・・遠藤くんって人もでますが、ちょっとだけなので、主にこれだけね。

リリは夫である幸夫の事をあまり好きではない。
それは夫婦の倦怠期なのか、それとも生活をしていく上で現れた本性なのか本文にはかかれていないけど、なんとなく、後者のような気がします（これは私の感想ね）
そして、昔からの友達である春名は幸夫を一目見たときから好きになったであろうことも、知っている。
いっそ、奪ってくれたら・・・・
そう思って、それが責任逃れであることに苦笑したりもする。
そんなとき、夜公園を散歩するときによく出会うマウンテンバイクの青年とスーパーで再会する。
それが暁。
そのまま二人は恋人になってしまう。

一方、リリの読みは、半分あたり、半分はずれていた。
春名はすでに幸夫と関係をもっていた。
春名には他に悟と遠藤という恋人がいるけど、どうしても幸夫に執着をもってしまう。
悟は「不倫なんてやめて、オレのところにこい」というが・・・。

・・・・ってな話。
どろどろのサンカクカンケイ・・・に見えますが、
そうでもないです。
なんか、どれもさら・・っとした感情です。
全員がいい大人だからでしょうか？

あ・・一人だけ、さら・・ってしてない大人がいましたね
いや・・二人かな。

この本は最初の数ページでかなり引き込まれました。
ここんとこ、立て続けに本をよんでいるせいか、
読み始めはなかなか入り込めないことが多いんです。
前の本をひきづっているからかなぁ・・？
でも、これはすぐに引き込まれていっきに読めましたよ

さて・・・・
実はこんなことをしている場合ではないっ！！
そろそろみおの授業参観に行かなくては・・・・。
そのあと、今日は絶対に図書館にいくぞ！！！