2007/10/31 (Wed) 『人のセックスを笑うな』を読んだ

少し前、朝のTVで
松山ケンイチさんと永作博美さんの新作映画の製作発表をみました。
松山ケンイチさんは、永作さんがすごく可愛くて、
本気で好きになりそうだった・・・的なことを話していました。
永作さんって、いくつになっても童顔で可愛いですよね。

で、その映画の原作が

『人のセックスを笑うな』山崎ナオコーラ
です。すごい題名でしょ

図書館では、山田詠美さんの本の一段上の棚にいつもおいてある本で、
最初にみたときも、「すごい題名だ・・・」とびっくりしたので覚えていました。
で、借りようかな・・って思ったら貸し出し中
やっぱり映画化されるってことで、借りる人がいるのね。
でもって、思わず貸し出し予約とってしまった。

図書館電話かかってきてカウンターで本を借りるとき・・・かなり恥ずかしかった
カウンターの人がオジサンで、ここんとこよく行くから顔見知りになってしまった人（あとで聞くと父の知り合い）なんだもん。

で、こんな思いで読んだこの本、内容がどうだったかというと・・・

全然、Hな本じゃありませんっ！！
（と、図書館のオジサンに強く言いたい）

１９歳のオレは通う美術専門学校の講師の、ユリ３９歳と恋に落ちる。
ユリにはすでに夫婦というより、仲間・・という感じだけど、
相性がいいから離婚はしない、猪熊さんという、ちょっと変わった夫もいる。

ユリの絵のモデルになったり、Hしたり・・という平穏な日々をすごしていますが、ある日なんだかユリの様子がおかしい・・・

って話。かなり短いお話です。
オレも、ユリも、猪熊さんもキャラクター的に結構いいし、
脇役の友人たちもいい感じなので、もっと長編にしてほしかったです。
そしたらもっとせつなかったり、ほんわかだったり、味わえたのになぁ～～～。