まあの日記
興味のあることをつれづれなるままに・・・・。
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以前読んだ
『スイッチ』さとうさくら著・・が獲った
第一回日本ラブストーリー大賞審査員絶賛賞のときの
大賞をとったのが、今日読み終わった
『カフーを待ちわびて』原田マハ
でした。
沖縄の孤島ですむ友寄明青(ともよせあきお)は、ラブラドールのカフーと一緒に住んでいる。
裏に住む神人(かみんちゅ)で巫女のおばあが夕食を作ってくれ、
日中は親から譲られた雑貨屋でほそぼそとすごしている。
(ちなみに、おばあとは血縁関係じゃない)
明青がいいとしをして独り者な訳のひとつに、彼の右手の障害がある。指が全部くっついて、握りこぶしの状態で固まってしまっているのだ。
そんな明生のすむ孤島に、にわかにリゾート開発の話が持ち上がってきた。
リゾート開発に成功した、本土の北のほうにある孤島に視察に行ったときに立ち寄った神社で、冗談半分で
『嫁に来ないか。』と絵馬に書く。
そして数日後、家に幸という女性から手紙がくる。
『私をあなたのお嫁さんにしてくれませんか』
数週間たってやってきた彼女はいったい、どういう素性の女性なのか?
どうしてやってきたのか?
こう書くと、ミステリーっぽくも見えますが、ミステリーではなく
ほんわか~としたラブストーリーです。
舞台が沖縄で、裏のおばあの言葉なんて、外国語のような感じ。
明生もほとんど島から出ない生活をすごしていたので、
ところどころ沖縄方言がでてきます。
それから、沖縄も風習もいろいろでてくるのがすごく興味深いです~。
それらがいい感じにこの舞台の空気をつくっているような気がします。
ラブラドールのカフーと、明生の散歩風景、ガジュマルの木、枝を投げる海、それを拾いに行くカフー・・・・
それらすべて、沖縄の太陽の下だからこそ、生き生きとしています。
それに、その生き生きした空の下にいる、明青のちょっと心の中にある暗い部分。
普通ならもっと鬱屈しているようですが、この舞台だからこそ、少し乾いて感じられます。
まぁ、裏のおばあの存在が大きいでしょうけど。
沖縄には行った事がありません。
でも、以前からすご~~~く行きたい場所なんです。
同じ日本なのに、文化が全然違うし、言葉だって違う場所。
もしかしたら住みたいと思うかも・・ってくらい。
なので、旅行ではなくてホームステイして、
おばあみたいな人に、文化とか言葉とか習いたいなぁ・・・。
ラブストーリーな部分ももちろん面白くて、
最後はせつなくて・・・・
で、さらに沖縄への羨望がさらに強くなる一冊でした。
『スイッチ』さとうさくら著・・が獲った
第一回日本ラブストーリー大賞審査員絶賛賞のときの
大賞をとったのが、今日読み終わった
『カフーを待ちわびて』原田マハ
でした。
沖縄の孤島ですむ友寄明青(ともよせあきお)は、ラブラドールのカフーと一緒に住んでいる。
裏に住む神人(かみんちゅ)で巫女のおばあが夕食を作ってくれ、
日中は親から譲られた雑貨屋でほそぼそとすごしている。
(ちなみに、おばあとは血縁関係じゃない)
明青がいいとしをして独り者な訳のひとつに、彼の右手の障害がある。指が全部くっついて、握りこぶしの状態で固まってしまっているのだ。
そんな明生のすむ孤島に、にわかにリゾート開発の話が持ち上がってきた。
リゾート開発に成功した、本土の北のほうにある孤島に視察に行ったときに立ち寄った神社で、冗談半分で
『嫁に来ないか。』と絵馬に書く。
そして数日後、家に幸という女性から手紙がくる。
『私をあなたのお嫁さんにしてくれませんか』
数週間たってやってきた彼女はいったい、どういう素性の女性なのか?
どうしてやってきたのか?
こう書くと、ミステリーっぽくも見えますが、ミステリーではなく
ほんわか~としたラブストーリーです。
舞台が沖縄で、裏のおばあの言葉なんて、外国語のような感じ。
明生もほとんど島から出ない生活をすごしていたので、
ところどころ沖縄方言がでてきます。
それから、沖縄も風習もいろいろでてくるのがすごく興味深いです~。
それらがいい感じにこの舞台の空気をつくっているような気がします。
ラブラドールのカフーと、明生の散歩風景、ガジュマルの木、枝を投げる海、それを拾いに行くカフー・・・・
それらすべて、沖縄の太陽の下だからこそ、生き生きとしています。
それに、その生き生きした空の下にいる、明青のちょっと心の中にある暗い部分。
普通ならもっと鬱屈しているようですが、この舞台だからこそ、少し乾いて感じられます。
まぁ、裏のおばあの存在が大きいでしょうけど。
沖縄には行った事がありません。
でも、以前からすご~~~く行きたい場所なんです。
同じ日本なのに、文化が全然違うし、言葉だって違う場所。
もしかしたら住みたいと思うかも・・ってくらい。
なので、旅行ではなくてホームステイして、
おばあみたいな人に、文化とか言葉とか習いたいなぁ・・・。
ラブストーリーな部分ももちろん面白くて、
最後はせつなくて・・・・
で、さらに沖縄への羨望がさらに強くなる一冊でした。
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プロフィール
HN:
まあ
性別:
女性
自己紹介:
平成10年9月と平成15年8月生まれの姉妹をもつ母です。
手芸とパソコンとこの頃はゲームもハマってます。
山崎まさよしさんが大好き
大道芸人のぞみクンも大好き
mixiやってます。
アメブロもこっそりやってます・・・。
手芸とパソコンとこの頃はゲームもハマってます。
山崎まさよしさんが大好き
大道芸人のぞみクンも大好き
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無題
まあちゃんのレビューはわかりやすい!
感謝☆
今すぐ読みたくなりました(^^)ニコ
こんにちは!
沖縄、私も行ったことがないんです。
行ったことのある人に聞くと、
みんな、
すごく良かったって言います。
私も、行ってみたいな。
言葉って、
かなり違うんですよね?
嬉しいです
それを一応読み返すんですが
(このとき、誤字脱字を見つけるが・・・たいていほおっておく)
「下手なレビューだなぁ・・・」ってちょっと凹みます。
それを「わかりやすい」って言ってくれてありがとう!!
すごくうれしいです。
この本は今流行の『携帯小説』にあるような
激しい恋の駆け引き・・っていうか、そういうものはなく、
さらに、山田詠美さんや角田光代さんのような
恋したらどうしても進んでしまう道・・みたいなものも一切なく・・・
ほんとうに、ほんわか、ほのぼの・・・でも、切ない・・・お話です。
沖縄、ほんとうに行きたくなりますよ!!
ちょくちょく出てくる沖縄言葉には、
ちゃんとルビがふってあって、ちゃんと意味がわかるようになっています。
本当は、沖縄に1ヶ月でも2ヶ月でも住んで
沖縄言葉も覚えたいなぁ~