2007/10/18 (Thu) 『すきまのおともだち』を読んだ

今日は朝から図書館に行って、また５冊借りてきました。
午前中に最後の『ラビット病』を読んじゃったんだもん

５冊借りたのですが、
読みたい本が貸し出し中だったので、予約すると、予約も制限ギリギリになってしまいました
（貸し出しも予約も５冊までです）

そしたら図書館のおじさんに
「予約の本はいったら、どれか返してもらわなあかんで」と言われた。
しってるもんっ！！！
何年この街にすんで、何年図書館を利用しているとおもってるんだっ！
おっちゃんも、私が常連だって知ってるダロ～
「大丈夫ですっ！」と、宣言して帰ってきたので
早速早く読み終えそうなものから読んでみました。

すると、夕方ちょっとの時間で読み終わってしまった。

『すきまのおともだち』江国香織
です。

これは『MOE』という雑誌に連載されていたものを加筆した本らしいです。

なので、こみねゆらさんという方の挿絵もふわふわして可愛いです

お話はファンタジーです。
児童書の「こうばしい日々」や「つめたい夜に」よりも、これが一番好きだな。

新聞記者で恋人もいて、毎日はつらつと生活していた私は、
ある日、恋人にハガキを出すため、郵便局を目指して街を歩いていると、
不思議な街にまよいこんでしまうところから始まります。
そこで「女の子」にであいます。
それに、運転する「古いお皿」とも。
その不思議な世界の郵便局にハガキを投函して、しばらくこの世界で過ごすうちに、
落ち着いて、まるで自分のホームグラウンドのような気がしてきます。
はたして、彼女はもとの世界に戻れるのでしょうか？？？

っていうお話です。
あ、決して「戻るためにはどうすればいい？」なんて模索する話ではありません。
もっとゆったり、のんびり・・・としたお話。
まさに江国ワールドですね。
今読んでももちろんいいお話でしたが、
中学ぐらいでこれを読んだら、かなりハマったようなきがするなぁ～。
アノ頃の私はこういうお話が特別に好きだったような・・・


さて、もう１冊くらい片付けておかないと、
予約の本とりにいけないかな～～～。
でも、今日は２冊も読んでしまったんで、また明日にします。