2007/10/11 (Thu) 『こうばしい日々』を読んだ

なぜかこのごろ、図書館休館日前夜あたりに、
手持ちの本を読み終わってしまうんですよね。
図書館休館日は2日連続。おかげで、2日間は家にある本を読んだり、
他の事をして、活字中毒症状を抑えなくてはいけません。
たいてい、漫画を大人買い（ただし、中古）しちゃうので、
今回はその欲求をぐっとがまん・・・・
家にある本を読んでいました。
おかげで、昨夜はひさしぶりに

『山崎まさよし』を必死で読んでしまっていて、
めずらしく旦那が「何、必死に読んでるん？」と聞いてきいてたくらいです
もしかして、眼、血走ってた？！

でも、この本は活字が少なくて、
写真が多いので、必死に見ていたのは、まさやんの顔・・だったと思いますが・・・（よけいに血走ってたりして）

で、今日は意気揚々と図書館へ行って来ました！！

実はいつも、家で借りたい本リストをメモって行きますが、
前に、ちゃとしたメモ帳を持っている人を見かけたの。
紙のきれっぱしにいくつもリスト書いて、結局5冊しか借りないため、
次に図書館に行くときに、また新しくリスト書いて・・・・ってしていたけど、
ちゃんとしたメモ帳にすれば、あとは書き足して行くだけでいいし、
借りたものはチェックすると、重複がなくていいよね

で、今日もきっちり5冊借りましたが、
その中で

『こうばしい日々』江国香織
を読み終わってしまいました。

私が手にしたのは、この表紙ではなく『あかね書房』のものなので、
児童書の分類に入るものです。
文字が大きく、漢字には読み仮名がついています。
見てみると、小学中・上級向けと書いてあります。

なので、すぐに読み終えました
しかし、読み終えて考えましたが、この本を小学中学年が読んで面白いんだろうか？？
うちのみおは中学年である、3年生です。
しかし、この本は読めないだろうなぁ・・・。
なんせ、このごろ漫画か『怪傑ゾロリ』ばっかだからなぁ・・・。ナサケナイ・・・
前に読んだ『つめたいよるに』のほうがファンタジーでまだよかったかもね。

このお話は、2歳のときに渡米した日本人の男の子が、小学五年生になった何気ない日々のお話。
クラスメイトに内緒でつきあっている、ガールフレンドや、
アメリカンナイズされることを拒む大学生の姉と、アメリカ人の彼氏。
姉と同じ大学に通う、ダイ（主人公）の友達。
登場人物の誰もが、日本人のわれわれにとって新鮮で
想像される景色はすごくワクワクさせるものがあります。
江国香織さんの物語らしく、そうびっくりするようなビックハプニングがあったりするわけではないので、
子供は退屈しちゃうんじゃないのかなぁ？
物語の景色を味わうにはとてもいいお話なんですけどね～。