まあの日記
興味のあることをつれづれなるままに・・・・。
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久しぶりに、重松清さんの作品を読みました。
『卒業』です。
ずいぶん読みはじめてから思い出したのですが、
この『卒業』って、重松清さんの本の中でも、
かなり号泣度の高い作品だったんだっけ!!!
最近出た『カシオペアの丘』の上下卷と、『流星ワゴン』と『その日の前に』とこの『卒業』。
正直、『流星ワゴン』もじ~~んでしたが、
『カシオペア~』が号泣すぎて、すぐに読んだら、泣きはしなかったなぁ。
『その日の前に』は数年前に読んで、たしか、泣いたと思う。号泣はしなかったような・・・
しかししかし!!!
『卒業』は号泣しました。
かなり・・・泣けました
4つの短編(中篇かな?)からなりますが、
どのお話も、泣けます。
1.まゆみのマーチは、
余命いくばくもない母を見舞う、兄と妹の思い出話から始まります。
昔、妹のまゆみは、いつも歌っている子でした。
それこそ、何をしているときも。授業中でも、歌ってはいけない場所でさえ。
それを制止されたことにより、妹は変調をきたしますが、そのとき、母はおこらず、たしなめず、ただ、「まゆみのマーチ」を歌います。
その「まゆみのマーチ」は母と妹の秘密の歌なんです。
主人公は、部屋から出られなくなった過去の妹と、受験勉強で燃え尽きて部屋から出られなくなった息子が重なっていきます。
今、息子には何が必要なんだろう・・・
その答えは、最後に見つかります。
それが「まゆみのマーチ」の秘密なんです。
これを読んで私が娘たちに対して足りないもの・・・も分ったように思います。
シンプルで、簡単だけど、難しいこと。
・・これを書くと、ネタバレになるので、内緒にしておきますね。
2.あおげば尊し
これ・・・一番泣きました。
昨夜の夜中に読んだんですが、もう、布団に顔をうずめて、
わんわん泣きました。
こちらは余命いくばくもない父親を在宅介護している、男性が主人公。
父は厳しく、冷たい、厳格な教師でした。
あまりにも厳格な教師だったため、生徒たちが見舞いにくることもないし、
今までに同窓会や結婚式の招待状をもらったこともありません。
主人公の男性は、小学校の教員です。(お父さんは中学?高校?の先生)
クラスに転入してきたある男児が、死体に興味がありたしなめると「なぜ死体に興味があったらいけないのか?」と逆に問われます。
そこで、父に了解を得て、彼はもう死期の近い父に男児を会わせます。
父が死期の近い自分の姿を見せることを了解した気持ち、
死期が近いおじいさんをみる、男児の気持ち・・・
そして、主人公が、生徒に全く慕われなかった父に対する気持ち。
そういうのが切なくて・・・・。
すごくすごく、泣けました。
あと、3.卒業と、4.追伸も、いいのですが・・・・全部書いていると長くなっちゃうからはしょります
あ、でも追伸は・・・最初の母心と、最後の母息子心にやられました
ぜひぜひ、みなさんにも呼んで欲しいと思います~~
『卒業』です。
ずいぶん読みはじめてから思い出したのですが、
この『卒業』って、重松清さんの本の中でも、
かなり号泣度の高い作品だったんだっけ!!!
最近出た『カシオペアの丘』の上下卷と、『流星ワゴン』と『その日の前に』とこの『卒業』。
正直、『流星ワゴン』もじ~~んでしたが、
『カシオペア~』が号泣すぎて、すぐに読んだら、泣きはしなかったなぁ。
『その日の前に』は数年前に読んで、たしか、泣いたと思う。号泣はしなかったような・・・
しかししかし!!!
『卒業』は号泣しました。
かなり・・・泣けました
4つの短編(中篇かな?)からなりますが、
どのお話も、泣けます。
1.まゆみのマーチは、
余命いくばくもない母を見舞う、兄と妹の思い出話から始まります。
昔、妹のまゆみは、いつも歌っている子でした。
それこそ、何をしているときも。授業中でも、歌ってはいけない場所でさえ。
それを制止されたことにより、妹は変調をきたしますが、そのとき、母はおこらず、たしなめず、ただ、「まゆみのマーチ」を歌います。
その「まゆみのマーチ」は母と妹の秘密の歌なんです。
主人公は、部屋から出られなくなった過去の妹と、受験勉強で燃え尽きて部屋から出られなくなった息子が重なっていきます。
今、息子には何が必要なんだろう・・・
その答えは、最後に見つかります。
それが「まゆみのマーチ」の秘密なんです。
これを読んで私が娘たちに対して足りないもの・・・も分ったように思います。
シンプルで、簡単だけど、難しいこと。
・・これを書くと、ネタバレになるので、内緒にしておきますね。
2.あおげば尊し
これ・・・一番泣きました。
昨夜の夜中に読んだんですが、もう、布団に顔をうずめて、
わんわん泣きました。
こちらは余命いくばくもない父親を在宅介護している、男性が主人公。
父は厳しく、冷たい、厳格な教師でした。
あまりにも厳格な教師だったため、生徒たちが見舞いにくることもないし、
今までに同窓会や結婚式の招待状をもらったこともありません。
主人公の男性は、小学校の教員です。(お父さんは中学?高校?の先生)
クラスに転入してきたある男児が、死体に興味がありたしなめると「なぜ死体に興味があったらいけないのか?」と逆に問われます。
そこで、父に了解を得て、彼はもう死期の近い父に男児を会わせます。
父が死期の近い自分の姿を見せることを了解した気持ち、
死期が近いおじいさんをみる、男児の気持ち・・・
そして、主人公が、生徒に全く慕われなかった父に対する気持ち。
そういうのが切なくて・・・・。
すごくすごく、泣けました。
あと、3.卒業と、4.追伸も、いいのですが・・・・全部書いていると長くなっちゃうからはしょります
あ、でも追伸は・・・最初の母心と、最後の母息子心にやられました
ぜひぜひ、みなさんにも呼んで欲しいと思います~~
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プロフィール
HN:
まあ
性別:
女性
自己紹介:
平成10年9月と平成15年8月生まれの姉妹をもつ母です。
手芸とパソコンとこの頃はゲームもハマってます。
山崎まさよしさんが大好き
大道芸人のぞみクンも大好き
mixiやってます。
アメブロもこっそりやってます・・・。
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号泣してみようかな
いろんな方の作品を読まれるんですね。
たまに、号泣すると、心に何か変化があるような気がします。
たま~に泣けるDVDを借りてきて、夜中に一人で見てみたり。。。。
「卒業」見つけたら、読んでみます~。
好きなんです~
重松清さんにはまっていたし、
去年の夏は山田悠さんだったし、
そのまえは、貴志裕介さんだったし・・・。
男性作家のほうが多かったんですよ。
重松清さんの小説はどれも泣けます。
ぜひ、「卒業」と「カシオペアの丘」を読んでみて下さい!