2007/08/22 (Wed) 『山崎 BREaTH 保存版』

先日苦戦した、山崎まさよしさんの『BREaTH保存版』を読み終わりました



山崎まさよしさんの『BREaTH保存版』は
１９９５年から２０００年にかけて、
『Gb』と『BREaTh』という雑誌に載った山崎まさよしさんの記事を集めて
１冊にした保存版の本です。

なので、かなり膨大な記事となってます。
文字がめちゃくちゃ小さいので、ルーペが付録としてついているくらいです。

最初・・・1995年頃は結構、気を使ったしゃべり方なのに対し、２０００年ごろになると、もう気心のしれた友達のようなインタビューになっているのが面白いです。
インタビュアーの森田さん（女性なので、ちょっと妬く）は
「そんなツッコミいれるの？！」くらい、キツイコトを言ってるのに、
山崎まさよしさんは、笑いで返したり、つまらないギャグで返したり、時々、照れ隠しの変な言葉で返したり・・・。

たとえば、「あじさい」という曲に対して、
インタビュアーが「熱帯魚を買って交代でエサをやろう・・って歌詞があるけど、熱帯魚に交代でエサをやるより、一緒にいたいって、女の子は思う」的なことを言うの。
「雑種の犬を飼って散歩にでかけよう・・とか、熱帯魚とか、生き物で女の子の一緒にいたいのにいられない・・っていう気持ちをごまかしている！」的な・・・。

そ、そんなツッコミ・・・いいのか？

と、読んでいる私は思ったけど、
山崎まさよしさんは
「違う！何がなくても微笑みに変わればいい・・・って言ってるから、
別に熱帯魚や犬がいなくても、微笑んでいてくれたらいいねん！」的反論をして・・・。
でも、「できんもんは、できん！」と、逆切れ（？）したり・・・

そういう部分が本音っぽくて、面白かったです。

彼のヒトトナリがよく分る本でした。

でも・・・２０００年なんですよね、最新で。

現在（２００７年）に近いものって出てないですよね～～～。
先日「音楽と人」は読んだけど、ひたすら、「パンを焼いている」と「カレーをつくっている」話だったような・・・。
１０月３１日のカバーアルバム発売前後に、また雑誌に掲載されたりするのかなぁ？？？