まあの日記
興味のあることをつれづれなるままに・・・・。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
先日、職場の友人に
「これ、旦那が買ってだけど、読まない?」
って渡された
『絶歌』元少年A
正直、気になっていた本だった。
でも、これ、1600円。
その1600円の一部が彼の元に行く、
もしくは
彼で儲けようとしている出版社等にいくと思うと、
なんだかな~って思ったのね。
そして
〇〇万部売れた。
ってうちの1冊に加担したくない。
でも、
中身は知りたい。。。
『加担したくない』と、『中身を知りたい』
ってのを天秤にかけたら
『加担したくない』が重かったから、本屋でみかけても手に取らなかった。
でも、借りたら、印税も売り上げ冊数にも入らないもんね
そういう考えは、ずるいのかもしれないけど
1997年のあの猟奇的な少年事件。
早朝に校門の壁の上に、子どもの生首が置いてあった。
数日前から行方不明になっていた小学生の男の子だった。
ほどなくして、被害者の友達の兄が捕まった。
それが
少年A。
女子小学生1人をハンマーで殴り、殺害。
1人をナイフで刺して重傷を負わせていた犯人でもあった。
まず、
1997年だったのか~!とびっくりした。
み☆が生まれる前だったのね
この事件の事は旦那ともいっぱい話して、いつも平行線で終わっていた。
旦那は加害者少年は有無を言わさず最高級の処罰をあたえるべし。
一筋の慈悲も必要ないし、彼がどうしてそういう事をしたのかを考える暇さえ、無駄。
だと言ってた。
「自分の子供が被害者だったら、どう思う?」
って。
確かに生まれたばかりのみ☆が将来、小学生でこれから未来がいっぱいのときに
そんな理不尽な被害者になったら、
「有無を言わさず、極刑にすべきだ!」と、叫ぶだろう。
でも、そうでない立場で考えたら
もしかしたら、この幼子が将来、加害者になるかもしれない、とも思った。
どうしたら、加害者にならないように育てられるだろう?
その時はそちら側の心配もいっぱいあった。
旦那は「俺らの子が、加害者になんかなるわけない」って言うけど、
きっとこの少年Aの両親もそう思っていただろうし・・・。
だから彼の心理的な事をかいてある本を読んだりした。
わが子が同じ轍を踏まないように育てるために。
んで、
これを読んで・・・
まずは「これって、本人が書いてるの?」って疑問。
なんとなく、誰かがインタビューで聞いたことに、
あれこれ肉付けして一冊に仕立ててるんじゃないの??って。
貸してくれた友人の旦那様(友人は読んでないらしいい)も
私と同じ疑問をもったらしい。
なんとなく、文章に違和感が・・・
それから
その事件を起こして、少年院に入るまでが一部なんだけど、
その一部の・・・特に、事件をおこしてから捕まるまでの
色んな物の描写が・・・キモチワルイ・・・。
あまりにもきれいに書きすぎてて、形容詞?飾り言葉?
なんっていうのかな・・
見ている景色がキラキラしていたり、
おどろおどろしていたり、
その描写がすごすぎて、なんだか、・・・う~ん。
最初に猫を殺害するときのシーンは読めなかった。
気持ち悪すぎる。
文章だけで夜、眠れなくなりそうだ。
綺麗に描写したり、おどろおどろしく表現することで
その当時の脳内を表現しているのか・・と、あとで思ったけど、
それは自分のしてしまったことを
正当化しているだけなのか?
それとも
少年時代の心のおどろおどろしいものがそこにあるから
見るものすべてが、
必要以上にキラキラどろどろしているのか?
2部は少年院を出てから今までの事。
あ?あれ?少年院の話はないのか?
そこを知りたかった。
彼が「更生した」と大人たちが認めた過程、
彼がモンスターのような状態から、どうやって「社会に適合するであろう」人になったのか?
そこ、すっとばす?!
ってがっかり・・・。
少年院を仮出所して、本出所して、
色んな人のお世話になり、
1人立ちすることを決めて、
職をてんてんとして・・・・。
彼の過去の過ちを知って、親切にしてくれる人も
知らずに親切にしてくれる人もいて、
彼の家族たちへの気持ちもあって
(↑これが一番、悲しかった)
2部の方が読みやすいと感じました。
ただ全体的に
「俺がわるいねん」って言えばいうほど
「俺が悪いと思ってるんやから、もういいやろ!」
と開き直っているような気になるのは
私のゆがんだ考え方かなぁ?
あと、
なんとなく・・・「何か言いたかったこと」
があるわけではないのだな・・と思った。
被害者の方々に「本を出さないでほしい」とずっとずっと言われていて
無断でだしてまで、何か言いたいことがあったのか?
と思ったんだけど、
これは・・・まぁ、言っちゃえば
「元少年Aの日記」的なモノ?
記録といえば、分かりやすいかもしれない。
もしかして、もっともっと先に、
もっともっと彼が十字架を背負ったまま生きて、
人生の終盤に「そうやって生きてきて感じた大きなモノ」を出版するなら
まだ価値があったかもしれないし
内容もかわったかもしれないな・・・・と、思った。
やっぱり、
出すべきではない本だったのかもしれない
まぁ、
いつもそうだけど
これは私の私的な感想であって
ほかの人が読んだらまた全然違う感想や評価があるのかもしれない。
この事件は有名すぎて、
一概にいろんなことを語れないのも実情。
結構、イッキに読み終わって
もやもやもや~としたものが残りました。
同じ友人に
聖☆おにいさん8~10
を借りたから、つぎはそれ読もう~
「これ、旦那が買ってだけど、読まない?」
って渡された
『絶歌』元少年A
正直、気になっていた本だった。
でも、これ、1600円。
その1600円の一部が彼の元に行く、
もしくは
彼で儲けようとしている出版社等にいくと思うと、
なんだかな~って思ったのね。
そして
〇〇万部売れた。
ってうちの1冊に加担したくない。
でも、
中身は知りたい。。。
『加担したくない』と、『中身を知りたい』
ってのを天秤にかけたら
『加担したくない』が重かったから、本屋でみかけても手に取らなかった。
でも、借りたら、印税も売り上げ冊数にも入らないもんね
そういう考えは、ずるいのかもしれないけど
1997年のあの猟奇的な少年事件。
早朝に校門の壁の上に、子どもの生首が置いてあった。
数日前から行方不明になっていた小学生の男の子だった。
ほどなくして、被害者の友達の兄が捕まった。
それが
少年A。
女子小学生1人をハンマーで殴り、殺害。
1人をナイフで刺して重傷を負わせていた犯人でもあった。
まず、
1997年だったのか~!とびっくりした。
み☆が生まれる前だったのね
この事件の事は旦那ともいっぱい話して、いつも平行線で終わっていた。
旦那は加害者少年は有無を言わさず最高級の処罰をあたえるべし。
一筋の慈悲も必要ないし、彼がどうしてそういう事をしたのかを考える暇さえ、無駄。
だと言ってた。
「自分の子供が被害者だったら、どう思う?」
って。
確かに生まれたばかりのみ☆が将来、小学生でこれから未来がいっぱいのときに
そんな理不尽な被害者になったら、
「有無を言わさず、極刑にすべきだ!」と、叫ぶだろう。
でも、そうでない立場で考えたら
もしかしたら、この幼子が将来、加害者になるかもしれない、とも思った。
どうしたら、加害者にならないように育てられるだろう?
その時はそちら側の心配もいっぱいあった。
旦那は「俺らの子が、加害者になんかなるわけない」って言うけど、
きっとこの少年Aの両親もそう思っていただろうし・・・。
だから彼の心理的な事をかいてある本を読んだりした。
わが子が同じ轍を踏まないように育てるために。
んで、
これを読んで・・・
まずは「これって、本人が書いてるの?」って疑問。
なんとなく、誰かがインタビューで聞いたことに、
あれこれ肉付けして一冊に仕立ててるんじゃないの??って。
貸してくれた友人の旦那様(友人は読んでないらしいい)も
私と同じ疑問をもったらしい。
なんとなく、文章に違和感が・・・
それから
その事件を起こして、少年院に入るまでが一部なんだけど、
その一部の・・・特に、事件をおこしてから捕まるまでの
色んな物の描写が・・・キモチワルイ・・・。
あまりにもきれいに書きすぎてて、形容詞?飾り言葉?
なんっていうのかな・・
見ている景色がキラキラしていたり、
おどろおどろしていたり、
その描写がすごすぎて、なんだか、・・・う~ん。
最初に猫を殺害するときのシーンは読めなかった。
気持ち悪すぎる。
文章だけで夜、眠れなくなりそうだ。
綺麗に描写したり、おどろおどろしく表現することで
その当時の脳内を表現しているのか・・と、あとで思ったけど、
それは自分のしてしまったことを
正当化しているだけなのか?
それとも
少年時代の心のおどろおどろしいものがそこにあるから
見るものすべてが、
必要以上にキラキラどろどろしているのか?
2部は少年院を出てから今までの事。
あ?あれ?少年院の話はないのか?
そこを知りたかった。
彼が「更生した」と大人たちが認めた過程、
彼がモンスターのような状態から、どうやって「社会に適合するであろう」人になったのか?
そこ、すっとばす?!
ってがっかり・・・。
少年院を仮出所して、本出所して、
色んな人のお世話になり、
1人立ちすることを決めて、
職をてんてんとして・・・・。
彼の過去の過ちを知って、親切にしてくれる人も
知らずに親切にしてくれる人もいて、
彼の家族たちへの気持ちもあって
(↑これが一番、悲しかった)
2部の方が読みやすいと感じました。
ただ全体的に
「俺がわるいねん」って言えばいうほど
「俺が悪いと思ってるんやから、もういいやろ!」
と開き直っているような気になるのは
私のゆがんだ考え方かなぁ?
あと、
なんとなく・・・「何か言いたかったこと」
があるわけではないのだな・・と思った。
被害者の方々に「本を出さないでほしい」とずっとずっと言われていて
無断でだしてまで、何か言いたいことがあったのか?
と思ったんだけど、
これは・・・まぁ、言っちゃえば
「元少年Aの日記」的なモノ?
記録といえば、分かりやすいかもしれない。
もしかして、もっともっと先に、
もっともっと彼が十字架を背負ったまま生きて、
人生の終盤に「そうやって生きてきて感じた大きなモノ」を出版するなら
まだ価値があったかもしれないし
内容もかわったかもしれないな・・・・と、思った。
やっぱり、
出すべきではない本だったのかもしれない
まぁ、
いつもそうだけど
これは私の私的な感想であって
ほかの人が読んだらまた全然違う感想や評価があるのかもしれない。
この事件は有名すぎて、
一概にいろんなことを語れないのも実情。
結構、イッキに読み終わって
もやもやもや~としたものが残りました。
同じ友人に
聖☆おにいさん8~10
を借りたから、つぎはそれ読もう~
PR
カレンダー
12 | 2025/01 | 02 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
プロフィール
HN:
まあ
性別:
女性
自己紹介:
平成10年9月と平成15年8月生まれの姉妹をもつ母です。
手芸とパソコンとこの頃はゲームもハマってます。
山崎まさよしさんが大好き
大道芸人のぞみクンも大好き
mixiやってます。
アメブロもこっそりやってます・・・。
手芸とパソコンとこの頃はゲームもハマってます。
山崎まさよしさんが大好き
大道芸人のぞみクンも大好き
mixiやってます。
アメブロもこっそりやってます・・・。
最新記事
(12/31)
(12/28)
(12/27)
(12/27)
(12/26)
カテゴリー
最新コメント
(06/29)
(06/27)
(06/26)
(06/25)
(06/25)
(06/25)
(06/25)
(06/25)
(06/24)
(06/24)