2007/08/09 (Thu) 『BAD KIDS ～海を抱く～』を読んだ

昨夜は本と「ホタルノヒカリ」に夢中で
気がついたらパソコンを旦那にとられいました
ま、こんな日があっても、いいよね。

で、旦那がパソコンを立ち上げると
流す曲が「ベニーＫ」とか「マキシマムザホルモン」とか
激しくてにぎやかな曲なので・・・ちょっと、憂鬱

こういう曲がうるさい・・と思うのは、
私が年をとったせいなのか・・・・
ただ単に、趣味のせいなのか・・・

まぁ、旦那と趣味が合わないのは今に始まったことではないから
いいけどさ。

でもって、ちょっと邪魔されつつ

『ＢＡＤ　ＫＩＤＳ～海を抱く～』村山由佳
を読み終わりました。

この本の前に、

『ＢＡＤ　ＫＩＤＳ』を読んでいたんですが、
こちらの続編かな？それとも同じ高校の違う話かな？？
・・・って思っていたら、
リンクする部分があり、平行して進むお話でした。

『ＢＡＤ　ＫＩＤＳ』のほうに出てきた、都（すごく年上のカメラマンに恋をしている。自身もカメラマン志望。学校では先生に疎まれている）と、隆之（ラグビーのエース。同じクラブの男の子に恋をしている）のお話だったんですが、
『海を抱く』では、都の親友とも言える、恵理と、プロサーファーを目指す光秀のお話です。

実は恵理は生徒会の副会長をする「いい子」ながら、内面では人より異常な位の激しい性衝動を持っていて、それに自己嫌悪をもっていたりします。それから、同性で親友の都に恋をしていることに気がついてしまいます。
でも、それを都に知られると嫌われる・・と恐怖感も持っています。
でもって、イロイロあって（あまり詳しくは書かないけど）同じ学校のちょっと軽いらしい、光秀に弱みを握られた・・・ということにして、誘う（？）と・・・。
これまた、相性がよかったのか、なんだったか・・・
とりあえず二人とも、ソウイウコトに溺れていってしまいます。

でも、好きなのは都なんですよね。
その都は前作の
『ＢＡＤ　ＫＩＤＳ』であるように、いろいろとあって、
ハタからみると、隆之とつきあっているようなくらい、仲良しです。
すると恵理としては、自分の位置を隆之にとられたような気になってきて・・・・

あと、光秀のほうも、なんだかわかんないうちに家にきた恵理とソウイウコトになって、これまた相性がよくて、溺れていって・・・でも、どうやら二人に恋愛感情や情けは無用・・っていう雰囲気で・・・
それに、父親は末期がんで余命いくばくもなくて、
別れた母親はつい父親にバラしちゃうし・・・

もしかしたら一番かわいそうなのは、一番訳の分らない光秀かもしれないですね～。

すごく、面白かったですよ。
青春！！って感じもしたし。
前作が面白かったから、違う側面も見れたって感じかな

次はおなじ村山由佳さんの

『青のフェルマータ』を読み始めています。
まだあんまり読んでないけど、また海がでてきます。

海、すきなのかなぁ？