まあの日記
興味のあることをつれづれなるままに・・・・。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ここんとこ、読んだ本がいっぱいあって、
ブログに書ききれてないからいっきに書いちゃいます。
まずは9月17日読了の
ニキの屈辱 山崎ナオコーラ
写真家のニキにアシスタントをすることになった加賀美。
ニキは女性だが、「女流写真家」などと、「女」を主張されると吐くほどに嫌がる。
加賀美には冷たくあしらうが、
ほかの人にはちゃんと社会人らしくもふるまう。
加賀美はそんなニキが気持ちよく仕事できるように、ひたすら尽くす。
ニキが何を必要としているのか、どう動けば自分は邪魔にならないのか・・・
いつもいつもニキを見て、ニキのために動いたり、気配を消したりする。
やがて二人は、写真家とアシスタントの関係から変わっていく
それは幸せの絶好調をもたらすものであり、
不幸せに向かう入口であるものだったり・・・・
強気のニキが、どんな女の子よりもか弱い女の子になってしまうのがめっちゃ可愛い
ワガママで、理不尽でも、なんでもいい。
加賀美にとっては、ニキがやるといったことをやるのだ。
それが正しいとか正しくないとか関係ない。
だって恋ってそんなものでしょ?
でもさ~~~結末がね~~。う~。
まぁ、現実ってそんなもんなのかねぇ???
んで9月26日読了が
「あと少し、もう少し」瀬戸まい子
市野中学陸上部は例年県大会出場をはたしてきた。
それは顧問の満田先生の指導がよかったからもある。
が、満田先生は異動になり、
代わりにつぶれた美術部の顧問だった、上原先生が陸上部の顧問となる。
上原先生は陸上のことを全くしらないので、指導してもらうことはできない。
そして、陸上部では駅伝が走れるのは、桝井・設楽・2年の俊介だけ。
今年も県大会に出場するには、陸上部以外からメンバーをあつめなくてはいけない。
そこで、桝井は、授業をさぼりがちな金髪の太田・ムードメーカーで頼んだら断らないジロー・吹奏楽部で変わり者の渡辺をスカウトすることにした。
駅伝をとおしてのそれぞれの成長や気持ちなどを描いていて
いわゆるスポ根でなく、さわやな~なお話でした。
「駅伝って何が面白いの」って思ってる私でも最後は「駅伝っておもしろいのかも?」なんて思っちゃいました。
9月27日読了したのが
「ちょうちんそで」江國香織
やっぱなんといっても、江國ワールドでしょ
架空の妹の飴子と住んでいる、雛子。
雛子を気にかけている隣人の丹野夫婦(とりわけ夫の龍次がご執心)
丹野夫婦と愛犬仲間の岸田夫婦。
美しく気の利く奥さんが自慢の正直。
正直の弟とその彼女
それぞれの人生と記憶と向かう道が
ふわふわと描かれていて、
でも、前に向いて、交差して・・・・というお話。
読了後も、ふわふわ~~~とした感覚になりました。
雛子が「架空の妹」と住んでいることは、
最初サミシイ女性なのかと思ったけど
だんだん読み進めているうちに、幸せなのはこの人なのかもしれないと思った。
つらいこともいっぱい乗り越えて、
心を許せる「架空」の人物と生きていく・・・
決して健全な生活ではないのかもしれないけど、
でも、彼女の余生を考えるとそれで十分。
少ない私物と心を許せる存在。
そんなシンプルな生活は一種、憧れかもしれない。
が、
「ちょうちんそで」というタイトルの意味は読了後も不明でした
同じく9月27日読了
(決して1日で2冊読んだのではなく、どっちも中途半端に残ってたの)
ファミリーツリー 小川糸
長野の穂高で、ひいおばあちゃんが切り盛りしている「恋路旅館」に住んでいる、リュウと姉の蔦子。
そして夏休みになるとやってくるリリー(親戚の子)。
3人は穂高の自然の中で夏休みを満喫する。
そのうち、3人は成長し、それぞれの道を歩くのだが・・・・。
穂高の自然は素敵だし、
幼い3人の夏休みはノスタルジックだし、
成長してくさまは青春のキラキラだし、
恋愛もあるし、
進路もあるし、
中にでてくる犬の海との話は、私には泣きポイント(今は犬の話は確実に泣く!)だし!!
・・・・・だが。
なんだか、途中で退屈したの。なんだかな~
映画にしたらまぁまぁ、いい感じに仕上がるだろうけど、
ヒットもしないだろう~。プチヒットぐらいするかな?
な、感じ(^^;
総じて、「まあまあ」デシタ・・・・
10月1日読了
マスカレードホテル 東野圭吾
久しぶりに東野圭吾さん読んだ!!おもしろかった~~!
超一流ホテルに第四の殺人事件が起こる・・・という。
いつ、犯人は誰かは全くわからない。
そこで刑事たちがホテルマンになりすまして潜入することになった。
フロントクラークに潜入することになった新田は、
教育係でもある山岸尚美についてホテルマンとしてホテルで起こる様々な出来事に遭遇する。
そのなかで、
犯人は誰?どこに?いつその日がくる?!
っていうお話。
ミステリーでもあるけど、
ホテルで起こる様々なトラブルを解決していく物語でもあり、
それらがすごく面白かった。
同時に2つの物語を読んでいるようでした。
こんな豪華なホテルに泊まることはまぁないだろうけど
ホテルに泊まることがあったときは、従業員さんたちにもっと感謝の気持ちを持とう~
ってすごく思いました。
あと番外編として・・
9月27日に、ブックオフで立ち読みした
「ヘルタースケルター」 岡崎京子
エリカ様の
映画版を前にみていたんだけど、結構同じだった。
まぁ、多少ちがうけどね。
変な話、漫画も映画も「すげ~」って思ったわ。
何が「すげ~」なのか・・・自分でもよくわかんないけど。
まず、通常のモラルとかそういうもん、とっぱらって、読むべし。
だって、
めちゃくちゃ高い極みを目指していくのは、それはすごいこと。
そこにたどり着くには
自分を消していかなくてはいけないなら、もちろんそうする。
でも、自分・・・はどこまでなんだろ?
たしかに、人間、皮一枚下はみんな肉塊。
その表面を全部とっぱらってしまったら、心は自分?
でもその心もどんどん蝕まれていったら???
すごく悲しくてすごく強い女たちの物語だなぁ・・・って思いました。
「ヘルタースケルター」以外の、小説は
お仕事の休憩で読んでいます。
昨日、今日はルナの介護で、休憩時間に家に帰ったりしてたので
あまり読めなかったけど、
母が帰ってきたので、また明日から読書TIME増えると思います。
木陰の公園のベンチで本を読むのもなかなかいいもんですよ。
ただし、
周りの人はジロジロみていくけどね
ブログに書ききれてないからいっきに書いちゃいます。
まずは9月17日読了の
ニキの屈辱 山崎ナオコーラ
写真家のニキにアシスタントをすることになった加賀美。
ニキは女性だが、「女流写真家」などと、「女」を主張されると吐くほどに嫌がる。
加賀美には冷たくあしらうが、
ほかの人にはちゃんと社会人らしくもふるまう。
加賀美はそんなニキが気持ちよく仕事できるように、ひたすら尽くす。
ニキが何を必要としているのか、どう動けば自分は邪魔にならないのか・・・
いつもいつもニキを見て、ニキのために動いたり、気配を消したりする。
やがて二人は、写真家とアシスタントの関係から変わっていく
それは幸せの絶好調をもたらすものであり、
不幸せに向かう入口であるものだったり・・・・
強気のニキが、どんな女の子よりもか弱い女の子になってしまうのがめっちゃ可愛い
ワガママで、理不尽でも、なんでもいい。
加賀美にとっては、ニキがやるといったことをやるのだ。
それが正しいとか正しくないとか関係ない。
だって恋ってそんなものでしょ?
でもさ~~~結末がね~~。う~。
まぁ、現実ってそんなもんなのかねぇ???
んで9月26日読了が
「あと少し、もう少し」瀬戸まい子
市野中学陸上部は例年県大会出場をはたしてきた。
それは顧問の満田先生の指導がよかったからもある。
が、満田先生は異動になり、
代わりにつぶれた美術部の顧問だった、上原先生が陸上部の顧問となる。
上原先生は陸上のことを全くしらないので、指導してもらうことはできない。
そして、陸上部では駅伝が走れるのは、桝井・設楽・2年の俊介だけ。
今年も県大会に出場するには、陸上部以外からメンバーをあつめなくてはいけない。
そこで、桝井は、授業をさぼりがちな金髪の太田・ムードメーカーで頼んだら断らないジロー・吹奏楽部で変わり者の渡辺をスカウトすることにした。
駅伝をとおしてのそれぞれの成長や気持ちなどを描いていて
いわゆるスポ根でなく、さわやな~なお話でした。
「駅伝って何が面白いの」って思ってる私でも最後は「駅伝っておもしろいのかも?」なんて思っちゃいました。
9月27日読了したのが
「ちょうちんそで」江國香織
やっぱなんといっても、江國ワールドでしょ
架空の妹の飴子と住んでいる、雛子。
雛子を気にかけている隣人の丹野夫婦(とりわけ夫の龍次がご執心)
丹野夫婦と愛犬仲間の岸田夫婦。
美しく気の利く奥さんが自慢の正直。
正直の弟とその彼女
それぞれの人生と記憶と向かう道が
ふわふわと描かれていて、
でも、前に向いて、交差して・・・・というお話。
読了後も、ふわふわ~~~とした感覚になりました。
雛子が「架空の妹」と住んでいることは、
最初サミシイ女性なのかと思ったけど
だんだん読み進めているうちに、幸せなのはこの人なのかもしれないと思った。
つらいこともいっぱい乗り越えて、
心を許せる「架空」の人物と生きていく・・・
決して健全な生活ではないのかもしれないけど、
でも、彼女の余生を考えるとそれで十分。
少ない私物と心を許せる存在。
そんなシンプルな生活は一種、憧れかもしれない。
が、
「ちょうちんそで」というタイトルの意味は読了後も不明でした
同じく9月27日読了
(決して1日で2冊読んだのではなく、どっちも中途半端に残ってたの)
ファミリーツリー 小川糸
長野の穂高で、ひいおばあちゃんが切り盛りしている「恋路旅館」に住んでいる、リュウと姉の蔦子。
そして夏休みになるとやってくるリリー(親戚の子)。
3人は穂高の自然の中で夏休みを満喫する。
そのうち、3人は成長し、それぞれの道を歩くのだが・・・・。
穂高の自然は素敵だし、
幼い3人の夏休みはノスタルジックだし、
成長してくさまは青春のキラキラだし、
恋愛もあるし、
進路もあるし、
中にでてくる犬の海との話は、私には泣きポイント(今は犬の話は確実に泣く!)だし!!
・・・・・だが。
なんだか、途中で退屈したの。なんだかな~
映画にしたらまぁまぁ、いい感じに仕上がるだろうけど、
ヒットもしないだろう~。プチヒットぐらいするかな?
な、感じ(^^;
総じて、「まあまあ」デシタ・・・・
10月1日読了
マスカレードホテル 東野圭吾
久しぶりに東野圭吾さん読んだ!!おもしろかった~~!
超一流ホテルに第四の殺人事件が起こる・・・という。
いつ、犯人は誰かは全くわからない。
そこで刑事たちがホテルマンになりすまして潜入することになった。
フロントクラークに潜入することになった新田は、
教育係でもある山岸尚美についてホテルマンとしてホテルで起こる様々な出来事に遭遇する。
そのなかで、
犯人は誰?どこに?いつその日がくる?!
っていうお話。
ミステリーでもあるけど、
ホテルで起こる様々なトラブルを解決していく物語でもあり、
それらがすごく面白かった。
同時に2つの物語を読んでいるようでした。
こんな豪華なホテルに泊まることはまぁないだろうけど
ホテルに泊まることがあったときは、従業員さんたちにもっと感謝の気持ちを持とう~
ってすごく思いました。
あと番外編として・・
9月27日に、ブックオフで立ち読みした
「ヘルタースケルター」 岡崎京子
エリカ様の
映画版を前にみていたんだけど、結構同じだった。
まぁ、多少ちがうけどね。
変な話、漫画も映画も「すげ~」って思ったわ。
何が「すげ~」なのか・・・自分でもよくわかんないけど。
まず、通常のモラルとかそういうもん、とっぱらって、読むべし。
だって、
めちゃくちゃ高い極みを目指していくのは、それはすごいこと。
そこにたどり着くには
自分を消していかなくてはいけないなら、もちろんそうする。
でも、自分・・・はどこまでなんだろ?
たしかに、人間、皮一枚下はみんな肉塊。
その表面を全部とっぱらってしまったら、心は自分?
でもその心もどんどん蝕まれていったら???
すごく悲しくてすごく強い女たちの物語だなぁ・・・って思いました。
「ヘルタースケルター」以外の、小説は
お仕事の休憩で読んでいます。
昨日、今日はルナの介護で、休憩時間に家に帰ったりしてたので
あまり読めなかったけど、
母が帰ってきたので、また明日から読書TIME増えると思います。
木陰の公園のベンチで本を読むのもなかなかいいもんですよ。
ただし、
周りの人はジロジロみていくけどね
PR
カレンダー
01 | 2025/02 | 03 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
プロフィール
HN:
まあ
性別:
女性
自己紹介:
平成10年9月と平成15年8月生まれの姉妹をもつ母です。
手芸とパソコンとこの頃はゲームもハマってます。
山崎まさよしさんが大好き
大道芸人のぞみクンも大好き
mixiやってます。
アメブロもこっそりやってます・・・。
手芸とパソコンとこの頃はゲームもハマってます。
山崎まさよしさんが大好き
大道芸人のぞみクンも大好き
mixiやってます。
アメブロもこっそりやってます・・・。
最新記事
(12/31)
(12/28)
(12/27)
(12/27)
(12/26)
カテゴリー
最新コメント
(06/29)
(06/27)
(06/26)
(06/25)
(06/25)
(06/25)
(06/25)
(06/25)
(06/24)
(06/24)