2007/07/14 (Sat) 『東京タワー』を読み、山崎まさよしに浸る

結局、旦那が帰ってこなかったので、
遅くまで読書タイムとなったため、

『東京タワー』を読破できました
あ、江国香織さんのほうだよ。リリーフランキーのではなく

これ・・・よかったです。かなり、よかった。

映画の『東京タワー』をみていたので、
登場人物は、岡田准一・黒木瞳・松本潤・寺島しのぶ・平山あや・加藤ローサ・・・・で頭の中ちゃんとうごいていました。
そのおかげか、どのシーンもすごく素敵なの～
やっぱ、江国香織さんは話の進め方とか、内容とかよりも、
そのシーンの美しさ・・・が魅力だと思いました

で、やっぱり喜美子（寺島しのぶ）と耕二（松潤）のカップルがよかったわ
めっちゃ激しいんだもん～～～

透と詩史のカップルは情緒的で、絵画的な感じ。静なのよね。

ラストは映画とぜんぜん違います。
ある意味、ハッピーエンドだと思う。
・・・つうか、二人は『一緒に生活しないで一緒に生きる方法』を見つけたの。
それって・・・・ある意味、結婚やら同棲やらよりも、
一番のハッピーエンドだと思います。


全体的に、原作を映画は凝縮しているんだけど、
でも、いい感じに凝縮しているし、原作は原作ですごく素敵だし・・・。

どっちをとってもいい感じだと思いますよ～～～。


また、『せつなさ』にどっぷりと浸ってしまいました。

でね、たまたまなんですが、
先日山崎まさよしさんの曲ばかりあつめたCDをつくったのね。
でも試し聞きしてなかったから、聞いてみたら・・・

この『やるせないせつなさ』にすごくぴったり当てはまって、心地いいの～～～
『月とキャベツ』やら『８月のクリスマス』やらを見たので、
まだ「山崎まさよし＝せつない」という図式が頭にあるからだと思うけど・・・

でも、声が・・・胸にしみるわぁ～～～～

『僕はここにいる』と

『８月のクリスマス』が一番オススメかな。
すごく癒されます。眠れそう～～～。
不眠症にとても効くかもね！