2007/07/04 (Wed) 『恋愛中毒』『彼～first love』『下弦の月』を読みました

今日はようやく、

『恋愛中毒』を読み終えました。
山本文緒さんの小説は始めてよみました。
これ・・・苦戦しました
だって、登場人物のだれにも共感できないんだもんっ！
題名をみると、ちょっとロマンチックだったり、ラブラブだったり・・・って思いそうですが
ま～ったく違います（いや、ある意味、ラブラブかなぁ？）
なぜか最初の章だけ、主人公が違う（男）なんですが、あとは女の人。
その人が、有名作家（兼タレント？）に愛人兼運転手として雇われます。
で、この作家の個人事務所には、事務員の女、タレントの女がいて、さらに、スナック（クラブ？）にも愛人。そして後妻。全員手をつけています。
それらの人たちはみんなそういうコトそ承知で
「この男だけに依存したらぼろぼろになる」と分かってて、
ほかに男をつくったり、仕事をしたり・・・

う～～～ん・・・分からない。
分からなくはないけど、共感できない。

でね、主人公は途中、『まともな人』に見えてくるんですが、
最後のほうはそうでなくて・・・・やっぱ、ひいちゃいました

それから、夕方、
chamiちゃんに借りたマンガを読みました。


『彼～first love』です。
これ、おもしろかったよ～～～
全１０巻なんですが、いっきに読んじゃいました

男の子が苦手な眼鏡の地味な女の子、花梨と、
実は金持ちだけど、兄の事故死が自分のせい・・と思って、
一人暮らしし、バイトにあけくれている桐矢のラブストーリーです。
桐矢は兄に教えてもらったカメラをきわめたいとがんばっているけど、
大会社の父親は、死んだ長男に代わってあとを継がせたいとおもっていたり、
花梨ちゃんちは厳しくて、勉強ばかりさせようとする母親がいたりして、
なかなか順調にはいきません。
でも・・・基本的に二人はラブラブなんだよね～～～
お互いに、お互いをおもいやって、逆に不安にさせたり、やきもきしたり、誤解したりはあるんだけど、
でも心の中では、ほんと～に好き同士なの。
いいなぁ～～～～

それから

『下弦の月』も読みました。
こちらは『NANA』と同じ、矢沢あいさんの作品です。
だからか、音楽がちょこっとでてくるのは共通かな。
でも内容は重いです。恋愛の要素とミステリーの要素が半分半分って感じ。
小学５年生の男の子・女の子たち計４人が主人公です。
「おばけやしき」といわれる屋敷に、４人のうち一人の女の子にしかみえない女性が現れます。
その女の子は、事故にあって意識不明のときにみた夢にその女性がでてきたというんです。
で、この女性は・・・誰？
それから、女性が会いたがる「アダム」って、どこにいるの？！
・・・・っていうお話です。
映画化されたようですが、映画したら面白いと思いますよ。
みてみようなかな～～～