まあの日記
興味のあることをつれづれなるままに・・・・。
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昨日から読んでいた、
『星々の舟』を読破しました。
これは短編のような、長編小説です。
村上由佳さん著書なのですが、それにしては重い内容でした。
読み応えがありました。
うんとね・・・とある家族一人ひとりの恋愛(?)が集まっているって感じかな。
考えたら家族は個人の集合体。
それぞれ恋をして結婚して・・・・と、恋愛を経験していくわけだから、
ひとつの家族の中に短編小説の集合体があるのって、当たり前なんだわ~って、思いました。
でも、この家族・・・かなり変わっているかも
まず家族構成が、複雑なの。
父・母(後妻)・長男・次男・長女・次女なんですが、
まず最初の話が、次男が第一人称。この次男、訳あって、大学2年の時に家を飛び出してから、
まったく家に寄り付いていません。現在離婚しかけていますが、結婚し、子供もいます。
で、継母の急死で実家に帰ってきて・・・・愛しい人と再会してしまいます。
その愛しい人は・・・・この家の長女。そう、兄妹で激しい恋をしていたんです。
ただし、この長女は後妻がつれてきた連れ子。血のつながりはない・・・と二人とも思っていたのですが、
残念ながら、父の浮気で当時愛人だった後妻との間にできた子だったので、異母兄妹だったんです。
それで次男は家出してしまったんです。
二人は再会するものの、内側の激しい気持ちを見つからないように、
なんでもないフリをして、なんでもなく分かれていきます。
その後、この長女が一人称の編もあり、長女目線でのこの恋愛の行く末を見ていきますが・・・でも、やっぱり、叶わぬ恋なんですよね。(当たり前ですが)
あと、長男・・・ていうか、長男のところの娘目線の話もあります。
こちらは高校生。すごく純な恋と、夢を追うお話です。
これもなんとなく好きだな。
次女は昔から、人のモノな男の人しか好きになれない・・という恋愛癖をもっています。
当然、そこ先に別れがあることを覚悟していないといけません
やっぱり、疲れるんですよね、そういう恋愛は・・・・。
最後に父の恋愛があるのですが・・・これがまた、一番激しいのです。
こういう話をこういう小説のネタにしていいのか・・?!って思ったけど、
父は戦争中に韓国の従軍慰安婦に恋をしていました。
死と隣り合わせの極限状態の中、やさしく包んでくれたその慰安婦に、本当に癒されていたようですが、
彼女は所詮、慰安婦で・・・・って話。
これはある意味、激しい恋だなぁ・・・って思いました。
この家族の想いは、正直どれも昇華されたものがありません。
尻切れトンボ・・といえは、そうかもしれません。
でも、それが当たり前なんですよね。
人間は死ぬまで昨日の想いを引きずってすこしずつ変わっていくんだから。
でも、次男と長女の恋は・・・なんとかしてあげてほしいな・・・って思いましたけどね。
『星々の舟』を読破しました。
これは短編のような、長編小説です。
村上由佳さん著書なのですが、それにしては重い内容でした。
読み応えがありました。
うんとね・・・とある家族一人ひとりの恋愛(?)が集まっているって感じかな。
考えたら家族は個人の集合体。
それぞれ恋をして結婚して・・・・と、恋愛を経験していくわけだから、
ひとつの家族の中に短編小説の集合体があるのって、当たり前なんだわ~って、思いました。
でも、この家族・・・かなり変わっているかも
まず家族構成が、複雑なの。
父・母(後妻)・長男・次男・長女・次女なんですが、
まず最初の話が、次男が第一人称。この次男、訳あって、大学2年の時に家を飛び出してから、
まったく家に寄り付いていません。現在離婚しかけていますが、結婚し、子供もいます。
で、継母の急死で実家に帰ってきて・・・・愛しい人と再会してしまいます。
その愛しい人は・・・・この家の長女。そう、兄妹で激しい恋をしていたんです。
ただし、この長女は後妻がつれてきた連れ子。血のつながりはない・・・と二人とも思っていたのですが、
残念ながら、父の浮気で当時愛人だった後妻との間にできた子だったので、異母兄妹だったんです。
それで次男は家出してしまったんです。
二人は再会するものの、内側の激しい気持ちを見つからないように、
なんでもないフリをして、なんでもなく分かれていきます。
その後、この長女が一人称の編もあり、長女目線でのこの恋愛の行く末を見ていきますが・・・でも、やっぱり、叶わぬ恋なんですよね。(当たり前ですが)
あと、長男・・・ていうか、長男のところの娘目線の話もあります。
こちらは高校生。すごく純な恋と、夢を追うお話です。
これもなんとなく好きだな。
次女は昔から、人のモノな男の人しか好きになれない・・という恋愛癖をもっています。
当然、そこ先に別れがあることを覚悟していないといけません
やっぱり、疲れるんですよね、そういう恋愛は・・・・。
最後に父の恋愛があるのですが・・・これがまた、一番激しいのです。
こういう話をこういう小説のネタにしていいのか・・?!って思ったけど、
父は戦争中に韓国の従軍慰安婦に恋をしていました。
死と隣り合わせの極限状態の中、やさしく包んでくれたその慰安婦に、本当に癒されていたようですが、
彼女は所詮、慰安婦で・・・・って話。
これはある意味、激しい恋だなぁ・・・って思いました。
この家族の想いは、正直どれも昇華されたものがありません。
尻切れトンボ・・といえは、そうかもしれません。
でも、それが当たり前なんですよね。
人間は死ぬまで昨日の想いを引きずってすこしずつ変わっていくんだから。
でも、次男と長女の恋は・・・なんとかしてあげてほしいな・・・って思いましたけどね。
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プロフィール
HN:
まあ
性別:
女性
自己紹介:
平成10年9月と平成15年8月生まれの姉妹をもつ母です。
手芸とパソコンとこの頃はゲームもハマってます。
山崎まさよしさんが大好き
大道芸人のぞみクンも大好き
mixiやってます。
アメブロもこっそりやってます・・・。
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