2007/07/01 (Sun) 『ジョゼと虎と魚たち』をみました。

旦那がまたまた遅くなるらしいので、
お昼にはウォーキングもいけなかったし、
夕食作ってから、レンタルショップまで歩いていってきました。

で、前からどうしようかなぁ～～って思っていた

『ジョゼと虎と魚たち』を借りました。

結構、ほかの作品で出演者の経歴（？）にこの作品があがっていることがあって、
でも、この作品自体、そう有名にもならなかったような・・・。
よくよく手にとってみたら、妻夫木くんと、池脇千鶴ちゃんなんだね。
なんか不思議な取り合わせだわ。

見てみたら・・・すごい～って思った。
池脇千鶴ちゃんってこんなだっけ？！
確かに、大阪弁は当たり前なんだけど（大阪出身だし、朝ドラでも大阪弁だったし）、イメージの違う声のトーン。
ゆっくり・・でも、ドスの効いた、オバチャンみたいな声。
でもって、上野樹里ちゃんも出てるの。
これがまた、妻夫木くんと、濃厚なキスシーンなんかあって、「わお！」って思った。
だって～～～私の中ではいまだに、『上野樹里ちゃん＝のだめ』なんだもん。
でもって、そのうちに、
妻夫木くんと、池脇千鶴ちゃんのＨなシーンもあったりして・・またまたびっくり！
それに、池脇千鶴ちゃんなんて上半身裸っ！
びっくりしすぎです。
うちの旦那、池脇千鶴ちゃん好きなんだよね。見たら、びっくりするかも

物語は
大学４年の恒夫は町で噂になっている、乳母車を押す老婆とそれに乗っているくみことで会う。くみこは足が悪く散歩と称して老婆に乳母車をおしてもらっているらしい。しかし、老婆はくみこを「壊れ物」と言い、近所に見られるのを忌み嫌い、日の高いうちは家に閉じ込めてほかの人と接触しないようにしている。
くみこは、サガンの小説が好きで、自らも「ジョゼ」と名乗っている。恒夫はほかに付き合っている（？）ような女がいるんだけど、おいしいご飯の食べられるジョゼの家に時々通うようになり・・・。
・・・ってな話。

終わり方がイマイチ納得できないんだけど
でも、最後のほうに言う、
ジョゼ（池脇千鶴ちゃん）の言う
「ウチは暗い海の底から、お前（妻夫木くん）とものすごいエッチをするためにここまで泳いできたんや」
ってな感じの事を言うんです。
それが・・・なんか・・・それまでの物語を一言で表しているような・・・ジョゼの気持ちがこもっているような・・・。

泣き所・・ってのはないし、しずか～に、淡々と話が進んでいくのですが、
それがなんとももの悲しくて、でも幸せなときは、幸せな気分になって・・。
しみじみ～～～とした作品でした。

これは、何回か見てもいい映画だと思いますよ。