2010/08/06 (Fri) 「長い終わりがはじまる」「Little DJ」

少し前にも何冊か本を読み終わってるんですが、
なんとなく、ここにUPしそびれています。

UPしそびれたけど、面白かったのが

「私の家では何も起こらない」恩田陸

ある古い屋敷の物語で、
その家は最初の持ち主から、いわるゆ、「いわくつき」の物件となっていきます。
類は友を呼ぶのか、持ち主が変わっても
そこでは惨劇が・・・。


ホラー苦手だけど、これは面白かったですよ！



で、


本日の本題のまずひとつ

「長い終わりが始まる」山崎ナオコーラ

大学４年の小笠原は授業や就職活動に身がはいらず、マンドリンサークルにだけ力をいれている。
でも、４年になったのに、協調性がないからと役職につけず、ちょっと意固地になって、よけいに浮いた存在になってきている。

小笠原はおなじ４年で指揮者をしている田中が好きだけど、
田中には本命の彼女がいる。

マンドリンをずっと弾いていたい。
田中と一緒にいたい。
でも

そんなわけにはいかない。

そして、大学時代は終わっていく・・・・



「長い終わり」っていうのは、ある曲が、おわりはじめたなぁ・・・ってところから、完全におわってしまうまでに長い・・・って二人の会話からきていますが、

この小説、最初から「終わり」っぽい感じがします。
そして完全に終わるまで、大きな起承転結もありません。

ずっと「結」なままです。
おわっても「あれ？次のページはないの？」って思ったぐらいにフェードアウトです。

ゆるゆる～っとした感じ。

でも、主人公はなかなか友達になれないタイプだなぁ・・。
なんかね・・。うん。



それから、ま☆が水練学校に行ってから


「Little DJ 小さな恋の物語 」
を見ました。

主人公は神木龍之介君。
彼が主演ってことで、前に原作を読んで、すごく面白かったので、
映画もずっと見たかったの。

原作読んで随分経つので、いい具合に忘れてて、よかった


高垣太郎くんは１３歳で、白血病と診断される。
病名は知らされないまま、入院することになった。

太郎は野球と野球中継のモノマネが得意で、深夜ラジオの大ファン。
ある日その特技をしった、院長先生が彼におひるの院内放送のＤＪをするように勧める。
ＤＪをするようになって、声をかけられるようになったり、自らの数値も正常に近づいてきた。

彼の放送は、院内の人々にいい影響をあたえていく。

太郎が入院した日、包帯でぐるぐる巻きで入院してきたあるこどもが
実は女の子で、太郎のひとつ上の、明るく可愛い子だった。
彼女は太郎の隣のベットにうつってきて、二人は急速になかよくなり、
太郎は彼女に、恋をする・・・・



もうね、
せつなくて、せつなくて・・・。


「好きだ」の一言がいえないの。
でも、今、言わないとずっと後悔したままになる・・・・。


言わなきゃ、言わなきゃ・・・
でも、言えない・・・



うわぁぁぁぁぁ


初恋って、せつないね・・・。





みなさんは告白したこと、あります？

たまたま昨日、ＦＭ802でも
「好きな人に告白したいのですが、どこで、なんといえばいいですか？」って王道な質問があり、
ＤＪヒロトさんは「そんなもん、体育館裏にきまってる！」っておっしゃってましたが。


「み☆はどこで告ったん？」って聞いたら
「さぁ・・忘れた」と、そっけない答え。
いいじゃん、教えてくれてもさ～～～。


私はうちの門のところで告りましたね。
中学の時、
「まあさんの好きな人って、だれ？」
　　（小６から「まあ」です）
って聞かれたので、
「・・・・あんた」
ってこたえました


その後、何年も・・・
・・・・信じてもらえませんでしたけどね。