2010/06/24 (Thu) 『真昼なのに昏い部屋』を読んだ

これ、昨日かくの忘れてた。

図書館に返却しようとおもったけど、
かいてからにします～。

図書館までめっちゃ遠回りして歩いて行こうとも思ったけど、
暑そうで・・・断念しかけてます。

日焼けしたらまた目のアレルギーがでるかなぁ？



『真昼なのに昏い部屋』江国香織

会社社長の旦那さんをもつ、美弥子さんは、高い塀を張り巡らせたお家に住んでいる。
家事をきっちりこなすことが、好きで、
毎日あっちこっちを磨いている。

たまにお客さんがきて、おしゃべりするけど
その時間さえ惜しみ、刺繍をしながら相槌をうつ。


たまにくるお客さんのなかに、近所に住む外国人のジョーンズさんがいて、
ジョーンズさんは美弥子さんを「フィールドワークに行きましょう」と誘った。
それは町内をあっちこっち散歩するだけのことだったけど、
ジョーンズさんと歩くと、見慣れたものたちが、全然違って見えてくる。

そして
家事をしていても、ひろちゃん（旦那）といても、
ジョーンズさんの事をかんがえているようになり・・・・


ってお話です。

お話は「不倫」なんだけど、
文章がずっと絵本口調で、めっちゃ柔らかい。
ほわほわしています。

大人の絵本（絵はないけど）ですね。


江国さんのこの文体・・・・・好きだなぁ～～～



最初の十数ページを読んですぐ、
「私、この本が好きになる！」って予感がしました。
文庫本がでたら・・・
さらに古本になったら・・・買おうかな～（えらく先の話だ）